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ヘタリア学園

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第六千六百九十八話  右の社会主義ですら

第六千六百九十八話  右の社会主義ですら
 日本は妹さんと一緒にゴーマニズムの人の最近の主張を読みつつ妹さんにあらためて言ったのでした。
「保守派の人とはとてもです」
「どんどん思えなくなってきてますよね」
「九州の方のお話もありますが」
 戦前の民族主義者のお話みたいです。
「もうかつての与党精神はないですね」
「完全に野党精神ですね」
「以前言うだけで何も意味はないと言われていた」
 この発言も確かにしていました。
「それになっていますね」
「そうですね、今や」
「野党の人完全支持ですし」
 この人達はリベラルと言っていますが漫画家さんは保守と言っています。
「与党精神は何処に行ったのか」
「忘れられたのでしょうか」
「二十年前のこの人とは違います」
 その頃の発言を見ると完全に別人です。
 一体何故ここまで変わったのか、日本は漫画を読みつつ思うのでした。そこは確かに変わる流れも描かれていましたが完全に感情のものでした。


第六千六百九十八話   完


                 2017・11・28 
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