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ヘタリア学園

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第六千六百九十六話  感情を止められない

第六千六百九十六話  感情を止められない
 日本は妹さんにゴーマニズムな漫画家さんのことをさらにお話しました。
「某旭日が社旗の新聞社はお嫌いでしたね」
「もう漫画で卑劣極まる餓鬼の様に描いておられましたね」
「実際あの新聞社の報道は問題があります」
 何しろ平気で嘘を書く新聞社と言われている位ですから。
「それで批判するのは当然ですが」
「それでもですね」
「はい、批判した相手のところで描きますか」
 徹底的に批判していたのにです。
「私の今の上司の人を批判するのに」
「節操はある人と思っていましたが」
「敵は徹底的に否定する人なので」
「本当は節操がなかったのでしょうか」
「若しくは今の敵を徹底的に憎む人なので」
 その憎しみは漫画にはっきりと出ます。
「かつての敵も今の敵の敵なら手を組む方でしょうか」
「何か悪い意味で感情の強い人ですね」
「はい、そうみたいですね」
「それが止まらない人ですか」
 何しろ実際にその新聞社にも描いたのですから、本当に悪鬼羅刹の如き邪悪な存在として批判していたのに。


第六千六百九十六話   完


                 2017・11・27 
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