勇者って...何?

「今日は、我が娘、第2王女、ミント・リルカ・ゼンシスと
リアイアス王国、国王、ニシカワ　ケンジ様との婚約祝いパーティーへ入らしてくださり
ありがとうございます、我が娘が婚約をする事になった理由は言っていましたが
私の勘では...ケンジ様が国王で無くても、会っていれば結果的にこのような状態になっていたと思われます...
そろそろ、私の話しは終わりにしましょうか...
ご静聴ありがとうございました」
「ありがとうございました、続いて、リアイアス王国、国王陛下様、お願いします」
喋るのかよ......待って、こういうのに慣れてないんだって...待ってってばぁ
「え、あ...えっと...お初にお目にかかります、リアイアス王国、国王、西川　兼司です
正直言いますと、このようなパーティーもほとんど初めてです
今までは、モテるということが無かったわけですから...驚きなのですね...
この場で話すべき事が...分からないので、ご静聴ありがとうございました」
「ありがとうございました、では、引き続き、パーティーをお楽しみください」
はあ...やっぱ疲れるよ?ここにいるだけで...
「あ、エンディア王国、国王陛下」
「私も誘われてな」
「なぜか、落ち着くんですけど」
「まあ、名も知らぬ人と喋るよりかわな」
「お初にお目にかかります、エンディア王国、国王陛下、リアイアス王国、国王陛下
私は、ゼンシス教皇国、騎士団団長、ライム・フェルンと申します」
「私、疑問に思ってるんですけど...何で自分から話しに来るんですかね?」
「まあ、新興国の国王と面識を持っておきたいと言うのとやはり婚約理由とかを聞きたいって事だろうな...」
「そういう事ですか...」