ヘタリア学園
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第六千六百三十四話 琉球は
第六千六百三十四話 琉球は
当時琉球といっても殆どの日本の人がピンときませんでした、それは来てみたまだ小さい日本兄妹も同じで。
琉球に来てです、二人でお話をしました。
「この島はですね」
「特にですね」
「私とは関係がないですね」
「その様ですね」
「少なくとも今はです」
どうにもというお顔で言った日本でした。
「ここまで進出することはないですし」
「まずは九州ですね」
「ようやく九州まで進出したのです」
そして治めはじめたばかりです。
「それではです」
「とてもですね」
「ここまで来ることは」
琉球までというのです。
「ないですね」
「当分の間は」
こうした島だと思うのでした、実際にこの諸島が日本領になったのはこの時からかなり先のことでした。
第六千六百三十四話 完
2017・10・26
ページ上へ戻る