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魔法少女リリカル☆イリヤ

作者:マッハ
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衛宮家

 
前書き
総刃が帰って来た日は5月23日です 

 
「さて、アリサの家への挨拶は済ませたし、すずかの家はすずかの顔を見たらいいって言ってくれたし最後に家に挨拶だな。イリヤ達集めて言うか」

「え?明日ママとお父さんに挨拶しに行くの?」

「いいんじゃない?いつかはしないといけない事だった訳だし。というかここの所休日貰って居なかったのってもしかしてナノハ達の家に行ってたから?」

頷く、今の俺に発言権はない...嫁の尻に敷かれるっていい父親なのか?

今この場には総刃、イリヤ、クロ、美遊がいる本来ならアリサにすずかがいるが今回は気を使い席をはずしている

「私は...ルヴィアさん?」

「いやそこは悩んだんだが一応報告程度に顔出しはしとくつもり...あ、どうせだし紫天一家も連れて帰るか。みんなも気になってるだろうし」

「そうだね、それじゃあ私から連絡しておくね。ルビー」

[はいはーい、しかしいつも出てるの総刃さんで構成されているのはその話に関わる人達だけで回りが空気になってますよ?]

「ルビー...何を言ってるの?」

[いえいえ、あ、どうせならゼロさん貸してくださいよ!]

よくわからないがイリヤにゼロを投げる

[...]

[いやー落ち着きますね。あ、家に連絡ですね。繋げます]

まぁいいや。今の内にディアーチェ達呼ぼう
シュテル達を呼んでディアーチェとユーリの部屋に。ブーと音がすると直ぐに出てくれた

「あ、総刃!」

「よ!ディアーチェは?」

「ディアーチェなら部隊長の所に報告書持っていきましたよ」

はやてはこんな時間に仕事持ってこられるのか

「シュテルにレヴィも...何かあったんですか?」

「あぁ、大事な話だしな」

「あ!あ!退いて下さいぃぃ!!」

「ん?うぉ!?っととうわっ!」

誰かが通った、というかぶつかってきた
俺は成すがままに倒れる

「痛てて...スバル...室内でというかこういう場所でローラーつけるな。俺じゃなかったらどうする」

「すみません!」

直ぐに退くスバルだがそこへ

「何をしておる貴様は」

「あ、ディアー...チェ...むらさふぐっ!?」

「それ以上言えば頭を潰すからな。それで何をしておった?」

「い、いや大切な話があって」

「シュテルやレヴィにもか。分かった」

「どうですかダーリン?ムラムラしますか?」

「...あの、シュテルさん退いて」

「どうですか?」

否が応にも見せつけて来るシュテル。自己主張激しすぎ、俺目を瞑ってるから見えてないけど

「では座ってはぅ!」

「止めぬか、まったく。どうしてこんな性格になったのやら。とりあえず入れ」

なんとか退かしてもらった。ディアーチェは何だかんだ言って助けてくれるからな。

みんなが入り其々自由な場所に座る、ディアーチェは腕を組ながら、シュテルは総刃に抱きついて。レヴィはユーリとなんかよくわからない遊びを。揃ったから本題に入る

「明日実家、アイリさん達の所に帰ろうと思うんだけど4人もどう?」

「ふむ、母君には世話になったからな。それにここ最近仕事ばかりでろくに挨拶ができていなかったからな。いい機会だ。行こう。お前達もそれでいいな?」

「ダーリンと結婚した事を報告しないといけませんし」

「帰るの賛成!」

「私もです。士郎さんやセラさんの料理が久しぶりに食べたいですし」

「あ、僕も僕も~!」

少し微笑んで分かった。明日の朝に行くから呼びに来ると言って部屋を出る、シュテルは終止ついてきてるが。それをディアーチェに止められる

【次の日】

「それじゃ今日はアイリさん達の所に行ってくるよ...ヴィヴィオはどうする?」

「パパのママとパパに会いたい!」

「ん、分かった。それじゃあヴィヴィオは連れていくな。六課の事はよろしく。まぁエンデがいる限り崩壊はないだろうけど」

「うん、任せて。でもスバル達も一人で相手するのは辛くなってきたかな」

あー...でも確かリミッターは外れてるんだよな?それだけアイツらが強くなったって事か
頼もしい限りだ。手を振りもう片方の手でヴィヴィオと手を繋ぎ部屋を出る。イリヤ達は頼み事がない限りは動かないからいいけどディアーチェ達は本来仕事がある。けど今日ははやてがストップをかけてくれている
はやてはいいやつだよな。いい友達もったな。うん

「行くぞー」

「はーい」

「うん」×3

「はい」×2

「...」

「カレーかな?」

「さぁ、それは分かりませんね」

遠足じゃないんだから...イージスでゲートを繋げてみんなで入る

「帰って来たぞー!」

「レヴィ、そんなやっとみたいな言い方しなくても」

そこでディアーチェがああ言わせておけと
臣下の事分かってるなぁ。いち早く玄関を容赦なく開けて入るレヴィ
...いいのかあれは?

「ただいま~」×3

「ただいま帰った」

「ただいま戻りました」

「...た、ただいま」

「ただいま!」

...あれ?誰も来ない?少なくともセラは来ると思ってたんだけど。居間に行くとリズがごろんとしながらこちらを見た

「おー、おかえり~、今私しかいないよ」

「そうなのか、セラはどこに?」

「さぁ、でもみんな帰ってくるからって準備してると思う」

「リズさんただいまです!」

「ユーリ、おかえり...総刃その子は?」

「娘だよ、ヴィヴィオ、挨拶を」

「高町ヴィヴィオ7才です!」

「リーゼリット...リズって呼んで」

アイリさんや切嗣さんはいると思ってたけどいないのか。

「ただいま~」

「ただいま」

あ、この声はアイリさんと切嗣さん

「あらお帰り、みんな。イリヤちゃんおっきくなった?」

「ママ、それ意地悪?」

どこ触って言ってるんですか...切嗣さんにお辞儀をしてヴィヴィオを前に

「高町ヴィヴィオ7才です!」

「ヴィヴィオちゃんか~、もう孫ができたと思うとなんだか複雑な気分になるよ」

苦笑いしかできない

「私達ももうおばあちゃんとおじいちゃんね。確かに嬉しいような悲しいような...ね?」

ね、と言われましても...

「高町って事はなのはちゃんとの子かい?」

「...はい...なんかすみません」

「いやいやいいよ。でもイリヤとは結婚しないのか」

「あ、お父さん、実は」

話した、俺の現状を...すると

「ハーレムか!いいじゃないか!」

「き・り・つ・ぐ?羨ましいなんて思ってないでしょうね?」

「い、いやぁそんな事はないよ。うん本当に。だからその針金を編むのを止めてくれないか?」

家のお母さんが一番恐かった。そりゃそうだよね。

「でもみんなと結婚...ねぇ」

「悪いとは思ってるんですが誰か一人選べる状況でもないので」

「優柔不断なやつよ」

「アイリスフィールさん。もう1つ大事な話が」

「何かしらシュテルちゃん?」

「私と総刃は結婚"しました"」

シュテルはなんで爆弾投下していくかなぁ
今の内に弁明しておかないと

「待ってください。シュテルに勝手に婚姻届け出されただけで俺了承してません」

「でもいいと思ってるのよね?」

「...はい」

逃げ道なんてなかった

「まぁいいわ。総刃君がちゃんとみんなを幸せにできるのならそれで」

「え?いいんですか?」

「当たり前よ。息子の結婚を祝わない親はいないわ」

確かに、桃子さんにプレシアさんを思い出す。デビッドさんも征二さんも飛鳥さんも。同じだった。みんな娘を頼むと...その気持ちは変わらないのだろう。...思わずヴィヴィオを抱き締めてしまう

「パパ?...泣いてるの?」

「...嬉しくて...な」

「フフ、切嗣に似たのかしら?」

「ただいまー、あ、みんな帰ってきてたのか」

「お兄ちゃん!」

「久しぶり、イリヤ、クロ、美遊ちゃん、ディアーチェちゃんにシュテルちゃんにレヴィちゃん、ユーリちゃんも」

「ちゃんをつけるでない!...ふん」

「その子がヴィヴィオちゃんだな?総刃」

ヴィヴィオを見ると聞いてくる士郎さん

「はい、ヴィヴィオ、3度目だけど挨拶」

「高町ヴィヴィオ7才です!」

「衛宮士郎だ。よろしく」

「士郎?なのはママのパパと同じ名前!」

「そうだな、ちょっと呼ぶのが難しいかな?」

「ただいま戻りました...おやイリヤさん。総刃さんにクロさん、美遊さんもそれにディアーチェさん達も」

「ただ「今日カレー?」...」

言わせろよ

「はい、人数が多くなるのでそのように、あ、総刃さんの娘さんですね?」

「はい、前に話していたヴィヴィオです」

「高町ヴィヴィオ!7才です!」

「はい、セラです」

「...」

?ヴィヴィオが何か考えてるな。失礼な事じゃないと思うんだが

「苗字は?」

「へ?...あぁそういえば」

「確かに...」

「いえその、これには深いわ「さぁ今までの事聞かせてもらうわよ!」奥様?」

「え、でも」

「聞かせてくれないの?」

触れるなと...それからはみんなの其々の仕事の事、ヴィヴィオの詳しい事情などの話した。夜はカレーでレヴィが喜んだ。ヴィヴィオに俺の部屋を見せると「何もない」と言われて少しショックだった...幸せな日常だな 
 

 
後書き
人数間違えてませんよね? 
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