魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
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8部 StrikerS
7章 それぞれの明日へ・・・
デート
本当は局員やめて欲しい気持ちはある
なのはの人生を俺が決めるわけにはいかない。
本当なら局員になって支える方法もあるんだけど、
ガチガチに決められたルールで行きたくない。
一生懸命働いている人を馬鹿にはしたくない
自分を特別な人間だとは思ってない
一番立派ですごいのは、普通に働いて生きている人が一番立派だと今なら言える。
そうただ単に勇気がないだけなのかもしれない。
だから今日自分の持てる勇気を込めてなのはに話そう。
俺は首都クラナガンの広場にある噴水で、なのはを待っていた。
俺は平だし、なのはは、隊長だから終わる時間もなのはの方が長い
こんな時タバコがあれば良いんだけど、転生してから一回も手にしてなかったっけ?
どうだろう
お酒はアシュリアーナで結構飲んだなぁ
エレさんには負けるけれど・・・
そんなことを物思いにふけっていたら、入り口から栗色のサイドポニーの女性がこちらに向かって来てくれている。
「なのは」
「待った?」
「こういう待つのも出都のだいご味だと思ってるよ」
「お待たせ」
「相変わらずきれいだよね」
「ありがとう、でもこれ以上は何もないよ」
「おなかは?」
「実は」
「予約とってあるんだ!」
俺はなのはをエスコートしてあるホテルの場所に行く
「あ・綾ちゃん・・・」
「ん、どうしたの?」
「此処って」
「良いから」
レストランの入り口に付いたときにボーイさんに呼び止められた。
本来此処ドレスコードが必要なお店なんだけど、俺はあるカードを一枚見せたら別口から案内された。
案内された場所は、個室の夜景の綺麗な部屋だった。
「綾・・・ちゃん」
「前さ、ここ来たいって言ってたよね」
「うん。でも個室があるのは知らなかったし、本来此処ってドレスコード必要だよね」
「表の方から行く場合はね。なのは有名人だし、プライベートが邪魔されたらいやじゃない」
「そうだけど」
「そう言う人の為にこういう部屋があるの。先ほどスタッフの人に見せたカードが会員証だよ」
「すごいね」
「それにさ、畏まった感じで食事をするのあまり好きじゃないでしょ」
「う、うん」
「個室ならテーブルマナー関係ないから気楽にね。それに私もあまりテーブルマナー好きじゃないし」
「もぅ」
食事を食べながら今までの事とかこれからの事を沢山話した。
デザートも食べ、少しゆっくりしてから俺は今日の本題に入ろうと思った。
「もしかしたら、なのはの負担になるのかもしれないけれど、聴いてもらっても良いかな」
俺は不安を抱えながらなのはにそう聞いてみた。
「なに、綾ちゃん改まって?」
「私と・・・もし嫌じゃなければ、一緒に暮らしませんか?」
「え?」
「もちろん、ヴィヴィオも一緒に・・・」
少しの沈黙恋人らしい事してないのにいきなり一緒に暮らさないっていうから・・・順番飛び越えてるからどうしたんだろ・・・
やっぱり一緒は嫌なんだ
「ご・ごめん急に・・・嫌だったよね」
くす
「もぅ、綾ちゃん本当に私の事となると怖気すぎだよ
私としては、うん。嬉しいよ
いうか、やっと言ってくれたよねって言いたいけれど、
やっぱり、私の方からじゃなくて綾ちゃんの方から言ってほしかったから
・・・」
「うん、そして正式に私の生涯のパートナーになって欲しい」
「うん。いつ頃かな、綾ちゃんが当たり前のようにいるようになって、
私でよければ
あ、でも・・・」
「もちろんヴィヴィオも一緒に」
「ううん。それはさっき聞いたよ
もちろんヴィヴィオにも聴いてからでいいかな
じゃなくて・・・」
「どうしたの?」
「六課解散してからフェイトちゃんにもそう言われていて・・・」
「良いよフェイトとも話すから」
「うん」
「受け入れてくれてありがとう」
「ううん、クロノ君とエイミィさんの結婚式の時に言ったのになぁ」
「?」
「一緒にウエディングドレスを着ようねって」
「マジですか・・・、言ったよね」
「やっぱり式ぐらいしないとお父さんとか許さないと思うんだよね」
「あはは・・・」
そう言えば自分が切る事すっかり忘れてたよ
自分はタキシードって言うの?
男が着るやつはそっちにしようと思ってたし
「ドレスは同じところで良いかな」
「同じ」
「エイミィさんのドレスと同じところ」
「うん」
俺の次のステージがこの日きっと決まったと思う
その日帰ってからヴィヴィオに聞いたら許可を得られた。
うん嬉しい事だ
後日
隊舎の談話室での会話
「ねえ、フェイトどういう事?」
「なにが?」
「なんでなのはと暮らすことになってるの?」
「ほら、私となのはって同じ部屋で一年暮らしてたからその流れで・・・っそれに綾は関係ないでしょ」
「俺となのはって付き合ってるって知ってる?」
「まだ付き合ってたんだよね」
「一緒に暮らそうって言ったらおまけがついてくるって言うから」
「ヴィヴィオの事そう思ってたの?」
「んなわきゃ無いでしょうが、フェイトあんただよ」
「まだなのはと一緒に暮らすのは早いと思うけど・・・」
「あのさ、弟子なら師匠の背中を押すってことしないの?」
「普段弟子って思ってないのにこういうときだけ使うのよくないと思うけど?」
「フェイトは、六課が終わってから・・・」
「私は執務官として海とかになっちゃうかな?」
「はぁ~」
「何ため息つきて」
「ここでごねて喧嘩したら、なのはに「なのはとヴィヴィオだけで暮らします」って言われそう」
まえ晶さんとレンさんの喧嘩とか止めてたらしいし、
「フェイトもよければ一緒に暮らさない?」
「なに、浮気?」
「そうじゃなくてヴィヴィオも、もう一人のままと居たいと思って」
「うん、なのはの言った通りだよ」
「え?」
「絶対に綾ちゃんは一緒に暮らすっていう風に話すと思うよって言ってた。
私も綾となのはの邪魔はしないよ。」
「話はそれだけだから」
「うん、わかったよ」
「そういえば、綾に言うの忘れてた?」
「なに?」
「綾一人だと、正規のルートだと部屋とか借りれないからね」
「なぜ?」
「だって綾14歳のままだから」
「そうでした。」
地球では19歳なんだけど、ミッドでは医学などが発達しているせいか
コールドスリープみたいな技術もあるらしい
もしそれで100年たってたら100何歳なんて言ったらおかしくなるので、当時の年齢で計算されるらしい
おれはと言えば、14歳で消えていたから、14歳と言うことになり、保護責任者はなのはと言うことに・・・
「えっと、それだと・・・」
「うん、ヴィヴィオと姉妹で私となのはの被保護者って所が今の綾の社会の状態だよ。
綾には自分の苗字を決める権利もあるから、高町にするのか、ハラオウンにするのか、それとも南條にするのか
でも被保護者ってだけで養子とかは違うから安心して」
「はぁ~マジですか?」
4月から新婚みたいにできるかなっと思ったけれど無理みたいだ
フェイトも恋人を作ればいいのに、なのは以外で・・・
この状況を幼馴染達には伝えたら、はやてとアリサには大笑いされた。
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