ヘタリア学園
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第六千六百十九話 カルタゴ海軍強し
第六千六百十九話 カルタゴ海軍強し
ローマはシチリア島を巡ってカルタゴとの戦いに入りました、ですが島の周りは海でしかもカルタゴは海の都市です。
ですから海軍はとても強くて、です。
「強いなあいつ等」
「はい、操船技術が凄いです」
「我々よりも遥かに上です」
「それでラムで体当たりをしてきて」
「どうにもなりませんね」
「これじゃあ船を出してもな」
そうしてもだったのです。
「海でやられっぱなしだからな」
「どうにもなりませんね」
「折角島に拠点を置いたのですが」
「海上封鎖されています」
「船を向けてもどんどん沈められています」
「陸なら勝てるんだけれどな」
ローマは心から思いました。
「陸ならレギオンがあるしな」
「重装歩兵を出せますが」
ローマの誇る彼等をです、そう思っているのですがそれがどうにも手も足も出ない状況だったのです。
第六千六百十九話 完
2017・10・20
ページ上へ戻る