ヘタリア学園
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第六千六百十七話 目と鼻の先だったので
第六千六百十七話 目と鼻の先だったので
ローマの上司の人はローマに言いました。
「君が待ちに待っていた時が来たぞ」
「戦争だな」
「そうだ、我々はカルタゴと戦う」
シチリアに進出しているこの国のというのです。
「そしてだ」
「カルタゴの野郎ぶん殴ってだな」
「そのうえでシチリアを手に入れてだ」
そうしてというのです。
「我がイタリア半島を守るのだ」
「その為の戦争だな」
「やられる前にやれ、そしてだ」
さらにお話する上司の人でした。
「領土も広げて西地中海の制海権も手に入れる」
「目的多いな」
「それだけあの島が大事だということだ」
「それでカルタゴの野郎ぶん殴るんだな」
「敵は強い」
上司の人もこのことはわかっています、カルタゴはとにかく海軍が強かったのです。海で栄えている都市だけあり。
ですが戦いに入りました、ここからシチリアの動乱の歴史がはじまりました。
第六千六百十七話 完
2017・10・19
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