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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:南條 綾
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7部 中学生編
6章 消滅
   海鳴の長い一日2 パーティー

 久しぶりの親孝行だと思って受けたんだけど、断ればよかった。
俺自身はてっきりアリサかすずかの家に行くものだと思っていたんだけれど、ホテルに行ったのでびっくり。
小学校の時に協力した2社がまた新たなプロジェクトと有
今回は大きなパーティーのようだ。
お母さんの代理だけど薄い緑のドレスを渡された。
少しは羽織るものとして黒のボレロが今日の衣装だ。

 身長があるし髪が銀髪とあって結構目立つのだが、嬉しかったのが自分の父親が色々な人があいさつに来る点
結構会社でも必要な人物なんだなぁと誇りに感じてしまう。
俺と言えばあまりこういう畏まったパーティーは初めてでもある為
いつもより静かにしていたのだが、堂々としているのか、それともやはり慣れてるのかわからないけれど、アリサとすずかはしっかりしていた。

「あれ、綾珍しいじゃない?」

「あぁアリサ・・・」


「流石のあんたもこういうのは苦手?」

「ん~西洋風のは経験ないから苦手かも、お父さんが注目されるのは嬉しいんだけどね、私を見てくる目がムカつく」

「まぁ年ごろの娘さんだと思っている人もいるから、何かと縁を持ちたいと思っているのかも」

「ゾッとする」

「お母さんは?」

「少し体調が優れないらしくてね」

「そぉ、お大事にって言っておいて」

「うん」

 俺はすぐそばにいるお父さんの裾を引いた。

「どうした?」

 耳を近づけてきたから

「必要なのはわかるけどね、何このどろどろとした感じ?」

「まぁ色々みんな考えてるからね。こういうのは嫌いかい?」

「品定めされてるみたいでね」

「それはまだ経験が少ないからだよ。これも知れば結構いいもんだよ」

「そぉ」

「友人知人、縁者等が現れるかもしれないしね」

「ふ~ん」

 なるほど、お母さんのあれは仮病ね。
どおりで顔色悪い感じがした。
俺を外の世界を見せたいって所となのはの関係を考えて欲しいから外の刺激を与えてって所か?
お母さんは俺がこういうの嫌いだから心苦しかったので顔色等悪かったのを俺は体長がかなり悪いと判断したんだなぁ
俺の周囲でお父さんやデビットさん等はあまり良くは思ってないことは知っている。
今日のこのパーティー以前から決まってたのを隠して俺を連れてきたんだね。
普通の女の子ならきらびやかな世界。美味しい食事に談笑
どれもキラキラで良く見えるんでしょうよ。
私は社交場の人間じゃないんだよねぇ
まぁ今日はお父さんの顔を立ててしっかりとした娘を演じますか?
そう考えていたのだが、どうやらアクシデントの女神は許してくれないらしい


 
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