魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
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7部 中学生編
3章 夏休み~ミッドチルダ
報告~高町家
俺はなのはが帰ってきた次の日のお昼ぐらいに高町家に到着した。
呼び鈴を押すこれだけの動作がなかなかできずにいた。
「もぅ綾ちゃん早く来てよ」
「あっなのは」
「お父さんがね10分以上家の前にいるから迎えにって」
そりゃ気づいているわな
俺がリビングルームに行くとそこではなく和室の方に通された。
そこにいたのは、士郎さん、桃子さん、恭也さん、美由希さんと全員勢ぞろい。
なのはは俺の後ろにいた。
「お邪魔します」
「よく来たね」
俺にはよく来れたねって聞こえてくるから不思議だ。
「今日は報告に来ました。」
「うん」
士郎さんの声は優しい口調だったがそれ以上のことを感じた。
隣には桃子さんがいてしっかりと聞く姿勢の用だ
「はい、私南條綾は高町なのはのことを愛しています。お付き合いの許可をいただきたく参上いたしました。」
俺は土下座をして報告をした。
多分数秒の沈黙だったと思うが俺にはすごく長い沈黙が支配されていたと思う。
お入れ自身以前の時も結婚なんてしなかったのでよくわからないけれど、報告に行くときはこんな感じなんだなぁ
生きた心地がしない
「なのははどうなんだ」
士郎さんがなのはに聞いた。
「うん、私も綾ちゃんのことが好き、目が離せないぐらい。でも私にはまだ愛するっていう気持ちが分かってないと思う。」
「うん、綾ちゃんはそんな状態のなのはでもいいのか」
「私個人の気持ちとしてはなのはに愛されるように努力はしますが、私自身はなのははかけがえのない人物です。」
「僕自身としてはなのはには普通の人生を歩んでほしいのだがね」
「はい」
「桃子はどう思う」
「ん~私としては賛成だけど、もし綾ちゃん私たちが反対って言ったらどうするつもりなの?」
「はい、何回でも通ってわかってもらうまで話すつもりです。」
「だが綾ちゃん君は女の子でなのはも女の子だろ」
「恭也さんそれもわかったうえでお話しています。世界には同性婚が認められて、今少しの県だけど日本にもパートナーシップ宣言制度があることは知っていますが、まだまだ白い目で見られるのもわかっています。
でも私はそれ以上になのはのことを愛して必要としています。」
「うん、今日改めて挨拶に来るって聞いてたからもしくはと思っていたんだがね。普通の親なら」
「きっと反対すると思いますよ。
どこの世界に大事な娘さんを白い目で見られれたり下手な苦労する可能性のある所に許可できるはずがないからです」
「そうだね。」
「ですが私はきっと初めて会った時からこの子に惹かれていたんだと思います」
「綾ちゃん」
「きっとなのはがいなければ私はもっと荒んでいたと思います。なのははいつも私の心を守ってくれる。
私はなのはの障害を払う剣でいたい。」
「綾ちゃんその言葉嬉しいよ。私もきっとほかの友達とは違う風で綾ちゃんのことが好き。でもこれが愛とかはまだわからないの」
「焦らなくても待ってるから大丈夫」
「うん」
「結論が出たが、私から一本取れたら許そうって言いたいところだが恭也頼むぞ」
「俺も綾ちゃんのことは認めているが君は危ない世界の人だ。これ以上の争い事をなのはにかかせたくない。君の信念を俺の剣で問わせてもらおう。」
「美由希さんは?」
「あ、私はうん良いんじゃないかな。たまたま好きになったのが女性だったんだから仕方ないよねお母さんは?」
「私は賛成かな。人を好きになるのなんて男か女か関係ないしね。
でも私も綾ちゃんの信念を知りたいから見させてもらうね」
「はい」
なのはは心配そうに俺の方を見つめていた。
「大丈夫。破壊魔法は使用しないから」
「そういう問題じゃないよ」
俺はなのはを抱きしめながら
「愛している。行ってきます」
「うん。いってらっしゃい」
恭也さんが庭の方に向かったので俺もそれについて行く。
「綾何を使用してもいい」
「超破壊魔法だけは使用しません。ですが本気の私をお見せいたします」
「うん」
「変身」
俺は一回転をして姿を変えた。
一回転をして
上半身は胸下までのシルクみたいな素材でできた
つくりでヘソ出しルック
下半身は赤色の超ショートスカートに黒のストッキング
そして魔法使いの定番マントをつけて降り立った
今までと違うのは腕に手甲を使用していた。
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