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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:南條 綾
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7部 中学生編
2章 ディベート大会
  談笑

 あれなんでこうなってるの
翠屋に来てセシエラ女王にここを紹介したはずなのに?

「なんであんた達がここにいるの?」

「アリサの事が好きだから」

 綾嘘くさいわよ、絶対に何か掴んでいたのね

「アリサちゃん邪魔だったかな」

 なのは邪魔ではないのだけどね

「こんなべっぴんさんひとりじめは良くないわ~」

 はやてそう言うのなら変わってほしいぐらいよ

「私はアリサちゃんが困っているって聞いたから」

「アリサさんの友人ですか?」

「「「「「はい」」」」」」

 時は数分前に逆戻る

「やっぱり桃子のシューは世界一よね」

「セシエラ女王もそう思いですか?」

「今まで色々なお菓子をいただいたことはあるけれど、シューでは世界一だと思ってます。お菓子でもトップクラスですよ」

「やっぱりそうですよね~」

 二人とも幸せそうな会話をしていたら

「やっぱりここだったでしょ」

「さすが綾ちゃん」

「なんでわかったの?」

「なのはに質問」

「にゃ」

「私たちの女の子がちょっと時間を潰して行きそうな場所は」

「喫茶店かゲームセンター、雑貨屋」

「だよね」

「すずかに質問」

「アリサのエスコートしている人は一般人?」

「多分違うと思うけれど・・・」

「はやてに質問」

「なんや」

「アリサは緊張していると思う、してないと思う」

「そりゃしてるに違いないやろ」

「最後にフェイトに質問」

「美味しいお茶とお菓子が食べれてなにがあっても安心できる場所は、そして私たちもリラックスできる場所ってどこ」

「あ、翠屋」

「正解、そこにアリサご一行さまがいます」

 冒頭に戻る

「アリサが今日学校の用事で一日いないって聞いたから、
思い出しただけ、昨日からエルシード王女様が海鳴に来てる。
今回のディペード大会のゲストはセシエラってくれば推測は簡単でしょ」

「「「「「セシエラ女王様海鳴へようこそ」」」」」

 セシエラはその言葉を聞きみんなの方に笑顔を返してくれた。
いっしゅん綾の方に軽い会釈が来たが綾自身それを気づかぬ振りで起こした。

「私たちもご一緒しても良いかな」

「ぜひ」
 
 はやての問いに笑顔で返してくれた。

「アリサいいかな」

「座ればいいじゃないの、王女様のお許しもあるんだし。
本当はなんだったのよ?」

「もちろんこの間のお返し、あれで納得はしたけれど、やり返さないとは言ってないでしょ」

「アリサこの人に何かしたの?」

「ひどいんですよ、この人達みんな私をはめて出店の客寄せパンダと劇の主役にするためにはめた悪友ですから、王女も気を付けた方がいいですよ」

「いつも隠れてするのは綾の方じゃない」

「それはそれこれはこれだよ」

「なによそれ」

「もぅ綾ちゃんもアリサちゃんも王女様の前ではしたないよ」

「良いの、そうこの雰囲気を私は見たかったの。私の名前はセシエラ・シーン皆さんの名前を聞いてもいいかしら」

「「「「「はい」」」」」

「高町なのはです」

「月村すずかです」

「八神はやてです」

「フェイト・テスタロッサ・ハラオウンです」

「綾 南條綾」

「そう、 みなさんよろしくね、私の事もセシエラって呼んで、公式の時は不味いけれど」

「「「「「は~い」」」」」

 クリームソーダを飲んだことがないっていっていたので頼んだらすごく喜んだり、お互いの普段のお話をしていた時に、
スーツを着た男性が2人入ってきた。
綾自身入り口が一番見える場所にいたので

「多分王女の国の人が来た」

 アリサとセシエラが二人して忘れていたって顔をしていた。
一応お忍びでここまで来たことすっかり忘れていたみたいだった。

『大使館から来ました。護衛の者です』

『場所もわかったからいいでしょ』

『いえ国王から直にご命令がありすぐに連れ戻すよう言われていますので』

『あと30分ぐらいいいでしょ?』

『いえいけません。すぐに戻ります』

 綾はみんなに

「セシエラ、戻らないといけないんだって」

「仕方ないよね」

「楽しかった」

「私もみんなとこのように話せて楽しかった。また大会でね」

 護衛に促されて店を出た。
アリサもその後をついていくと、車の前で

『おまえはくるな』と言い返した。

『この方はわたしの連れです。手荒な真似はしないように』

 アリサを突き飛ばして、セシエラを力付くで車にのせて発信した。

「助けて」

その一部始終を見ていた綾達はソファから立ち上がった。

「桃子さん、士郎さん、厄介事が起きたみたいですのでいってきますね」

「頼めるか」

「綾ちゃんお願い」

「帰ってきたらシューとコーヒーください」

「わかった」

「気をつけて」

 綾がそんなことをしている最中
アリサは護衛の車を走って追いかけて
みんなも追いかけ出した。
俺も外に出て指示を出した。

「フェイトは屋根上からランニングで追いかけて、なのはとはやてはすずかとアリサと一緒に向かって」

俺は不可視の(ウイザードアイ)を飛ばし追跡していった。
タクシーを止めそのタクシーにアリサ、すずか、なのははやてをのせ目的地に向かっててもらった。
俺は透明(インビジブル)の呪文を使い、超高速飛行呪文を使い追いかけてった。
団欒からいきなり王女様追跡になった。

 会釈をしてきたということは俺の知っているせシエラか
なら心配するだけ無駄なような気がするのだが…
事情は話せないから、仕方ない助けますか 
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