魔法少女リリカル☆イリヤ
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
行き違う気持ち
前書き
気軽に感想やコメントしていただいてかまいませんよ~
俺は朝早めに登校する、もちろん美々達とは別登校だ。理由はイリヤと顔を会わせ辛いというだけ
「ぅオーッスイリヤ!本日はご機嫌ハウアーユー」
「おはようタツコ、雲が綺麗ね」
(オーウソーバット?)
「なんだよ元気ねーなぁ!朝からそんなんじゃ放課後までもたねーぞ!なあ美遊?」
「うるさい、少し静かにして」
あいつら、今のあの二人に話しかけるのはよくない。俺でさえ話辛いんだ。
「ソウはなんか二人事わからないか?」
「知らん、イリヤの全部を知ってると思ってるのか?」
「思ってる」
またこいつは!
「喧嘩じゃないのは確かだ。それ以上は話せん」
「ふーん、なら昨日イリヤの裸見たのを男子達にばらし」
「わーわー、頼むからそっとしといてやってくれよ!」
「チッ、まぁしゃーないか」
イリヤは、多分始めて感じた死に恐怖してるんだ。昨日感じた事、それだけじゃない俺達を傷つけた事もだ
sideイリヤ
私は適当にみんなに返事をする。
ミユともだけどソウにも話しかけ辛い
むしろ何を話せばいいのかわからない
いつもなら「仕方ない」って言って聞いてくれるのに
「喧嘩でもしたのかな?」
喧嘩かぁ、ただの喧嘩なら笑い話で終わらせられるからいいんだけど、それにソウとは喧嘩をしたことがない。いつも私についてきてくれるから。でも今は違う、私は見放した...だからもうついてきてくれないと思う
「ねぇルビー、私がカード集めを止めるって言ったらどうする?」
[いいんじゃないんですかー?もともとやる必要なんてなかったんですから]
その理由はルビーが作った気がする...
でも私が恐いのは死ぬのもだけど、それ以上にそれ以上に!
とある公園
「昨夜は急に逃げ出したかと思えばそれは何?」
「辞表です...」
「ま、こうなるとは思ってたけど。...
ひとつだけ確認したい事があるんだけど
昨夜のアレは自分の意志で起こしたの?」
「ち、違うよ!あれは!あんなの私にできるわけない!。ソウみたいに元々力があるわけでもないのに!きっとルビーが」
[私単体には攻撃機能なんてありませんよ。マスターが振るわない限り魔力砲の一発も撃てません。昨日の爆発は間違いなくイリヤさんの力によるものです]
「そんなはず...!だ、だって私は普通の人間だもん...あんな」
あんなの私じゃない!
「(本当の理由はそれか)わかったわ。辞表を受理する」
「いいの?」
「協力を強要してたのはこっちだしね。小学生に戦いの代理をしてもらう事自体無理があったのよね、やっぱ。もう十分でしょルビー?お遊びはおしまい。マスター登録を元に戻しなさい」
[やなこってす!私のマスターは私が決めます]
ルビーがのばされたり地面に叩きつけられたりしてる
「まぁいいわどうせカードは残り一枚、思わぬ展開もあったけど次で終わりよ。...正式な契約なんてしてないけど一応言っておくわ」
それは
「イリヤスフィール。貴女との奴隷契約-サーヴァントけいやく-を解除する」
それは契約の絆くさりを解く言葉
「お疲れ様、もうあなたは戦わなくていいし私の命令も聞かなくていいわ」
これでもう他人同士だと凛さんは言う
「今日までの出来事は忘れて生きなさい。一般人が魔術の世界に首を突っ込んでもいいことなんてない」
自分で望んだことなのにどうしてだろう
「....全部夢だと思って忘れてくれていい」
胸が...痛い
「貴女は貴女の日常に戻りなさい、ま
そういうワケなんだけど貴女はそれでいい?美遊」
「えっ」
「はい、問題ありません。最後のカードは私と総刃で回収します。貴女はもう戦わなくていい。あとは全部私達で終わらせるから」
sideout
[お前の言った通りになったな]
「イリヤの行動くらい簡単に読めるさ」
[幼馴染みだから...か?]
「まぁな。...さて今日で終わりだ。あとはジュエルシードだが美遊が手伝ってくれるかわかんない今俺一人で手伝うしかないな」
[ジュエルシードはある意味クラスカードより厄介だぞ。]
「...あぁ、わかってるさ。欲望を暴走させるロストロギア...管理局からすればクラスカードもロストロギアかな?」
馬鹿な事を考えながら飛んで帰る
後書き
30分おきに投稿してます
ページ上へ戻る