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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:南條 綾
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7部 中学生編
1章 修学旅行
  サウスタウン7.5 なのはsaid

 日が変わってもが綾ちゃんは帰ってこない。
ビリーさんはあの時あっただけでどんな人かはわからないけれど
怖い人って言うのはわかる。
綾ちゃんが参加した KOFでの戦いは全部見たんだけど、ビリーさんの戦いは見れなかった。
あれは戦いじゃなくただの暴力だったから。
そんな人と綾ちゃんは一人で行ってしまった。
いつも綾ちゃんは私に心配ばかりかけてって気づいてないよね。
みんなは心配だけど、綾だから大丈夫と言ってくれた
私はゼロさんとの死闘の時の綾ちゃんを知っているから・・・

 そんな事を考えていたら、部屋の扉が開いた感じがした。
気づいて扉の方を見たら

「きゃっ」

 あれっ綾ちゃんが悲鳴ちょっと珍しいかも

「あ、綾ちゃんお帰り」

「た・・・ただいま・・・なのは」

「綾ちゃん今なんで悲鳴あげたの?」

「なのは、美少女が真っ暗闇の部屋で顔だけ照らされていたら怖いって、それも下からだよ」

美少女って私は普通だと思うのに美少女は綾ちゃんの方だと思うんですけど

「でもでも、悲鳴あげられるとショックがあるよ」

「それはごめんね、どうしたのなのはこんな時間まで」

「心配だったから」

「ん、ありがとう」

「本当に大丈夫だったの」

「会うまでは大変だったけど、場所まで ついたならスムーズだったよ」

「で・でも」

「ビリーってね基本年場もいかない女子供にむやみに手を出さないから大丈夫だって」

「歩く凶器だとか聞いたよ」

 でも怖い人って言うのは本当だと思う。
確かにあのとき年場いかないって言っていたような気がする。

「まぁ非道って言うのは間違いないけれど、敵対意識や、ギースの命令の時ぐらいだって、信じて」

「うん」

「なのは、心配してくれてありがとう」

「友達だもん」

 無事に帰って来てくれて良かった。
私がほっとした瞬間に綾ちゃんが言ってきたので私はビックリしちゃった。

「なのは好きだよ」

 いつもの風ではなくなんだか熱っぽくてすごく情熱的な感じの台詞だった気がする。
私の鼓動が一瞬ビックってなったのを気付いた。

「うん、私も綾ちゃんのこと好きだよ」

 これだけ言うのが精一杯だったけれど、
綾ちゃんが真っ正面からコンナコト言うなんてちょっと恥ずかしい
フェイトちゃんやありさちゃん、すずかちゃんにも言われたことはあるけれど
こんなに熱っぽく言われたのははじめてかも
数分、もしくは一瞬の沈黙だったのかも
お互い気まずくなったから黙っているのかなと思ったんだけど、
なんか綾ちゃん一人の世界に行ったみたいにピクリとも動かないので
私は綾ちゃんの両ほほを手のひらで挟んだ。

「な・なのは」

「綾ちゃん、また変なこと考えていたでしょ」

「そ・そんなことない」

そうじゃなかったら私が綾ちゃんをはたけるはずがないでしょ
きっといってくれないと思う
これは確信。
綾ちゃん基本自分の事心の底に沈めるから
だから不意に何かの拍子で涙が出るのはそんなところなのかもって思っている
そして綾ちゃんはこんな時は必ずくだらない事を考えていると思う
本当に自分の事となると後ろ向きなんだから・・・

「悩みごとがあるのなら、言ってほしいな」

 言うだけで心が軽くなれると思っているから、っていっても言ってくれないんだろうなぁ

「う・うんありがと」

 うん学園内で綾ちゃんが人気があるのわかった気がする。
中学校から女子中だからか、たびたび噂は聞いた記憶はあったんだよ
身長約180
運動神経抜群
頭脳面積
外国人の血が混ざっているのかもと思うぐらいの美形で
目は青色で銀髪の人
まるで二次元から出てきたんじゃないかと思うぐらいの美形な人だよね
にゃはは女の子同士だし今日の私は少しへンなのかもしれないなぁ
明日も早いから私も寝よっと 
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