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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:南條 綾
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番外編 3 夜天クエスト結末
夜天クエスト
  圧倒的戦力

 なぜこんなことになったかよくわからないけれど、仕方ない
なのははきっと何かを伝えたいと思っているんだろうが、戦いにそんなものは不要
武器なんて凶器であり殺人術 どんな綺麗事やお題目を口にしてもそれが真実言うことを知らないんだろうな
まぁいいなのは達に血なまぐさい殺し合いは似合わないしね

≪ティアよろしく≫
≪本当は今の綾様には戦ってほしくないのですが≫
≪嫌ならいいよこのままでやるから≫
≪いいえ、ではやりますね≫
≪ありがと≫

 流石仕事が速い
ここら一帯を結界でしてくれた。

「変身」

 俺は一回点をして変身をした。
俺はいつもどおり白のへそだしタンクトップに
下は赤のショートスカートに黒のレギンス

「セットアップ」

なのはもセットアップが完成したようだ。

「いつ以来だっけ」

「綾ちゃんがアメリカに行く前日以来だよ。本気で分かってもらうんだから」

「なのは、遊びは抜きだ」

≪速攻で終わらせるよ≫

≪綾様の思うとおりに、全魔法に非殺傷設定完了はしていますから≫

≪ありがとう≫

『歪時空間相転位(ア・ルカーラ)』
 
 いつもの相転位移動呪文

「終わりだ」

 今日は遊びは無しだ。
いつもなら付き合うのだが、なのはの苦手なインファイトで終わらせる。
おれはなのはの前に現れてパンチの嵐を出した。

「おらおらおらおらおらおらおらおら・・・・・・・」

 なのはのガードが固くてガードブレイクはしなかったが最後のフィニッシュでこじ開けたみたいだ。
ムエタイチャンプジョー兄直伝のパンチ
右手でアッパーカットをして、レイジングハートをはじく
そこから左手で無防備ななのはのおなかあたりに手を添えて力ある言葉を発する。

爆裂(ダムド)

 大きな爆発が起こり、詠唱を唱えた。

「ワッ・クオー」

 力ある言葉を発する。

黒鳥嵐飛(レイヴン)

 高速飛翔呪文で距離を取る

「これで終わりだ」

 必殺の一撃で終わらせる

「ジ・エーフ・キース 神霊の血と盟約と祭壇を背に我精霊に命ず 雷よ  降れ」

轟雷(テスラ)

 雷撃系最上級呪文
魔導王D・Sの盟友の四天王であり
愛娘でもある雷帝 アーシェス・ネイの必殺呪文
初登場時はこの呪文未完成だったんだけど、こちらは完成版の轟雷(テスラ)


 なのはのいた場所に雷が落ちた。
当たる瞬間に目にもとまらぬ速さでなのはは助けられた
こんな芸当が出来るのはフェイトか・・・
流石雷光の乙女って所か
感心していた瞬間俺の斜め上方から怒鳴り声が聞こえた

「てめぇなのはになにしやがる~」

 その声に気づくとハンマーが降ってきたのでそれをかわす

「何ヴィータ?おれに喧嘩売るの?」

「なんでなのはと綾が戦ってるんだよ。それにダウンしている所でなんだよあの攻撃はまるでリンチじゃないか」

「なのはがセメントって言ったし」

「っていうか、てめぇなのはが心配じゃないのか?」

「なのはがこの世界に入ってきたからそれはなのはの意思でしょう」

「もうわかった、ちょっとてめぇの頭を冷やしてやる」

「ヴィータ出来ないことは言わないほうがいい」

「ぶっとべ~」

ヴィータがアイゼンを振り回してきたがそれを空中だけどしゃがんで交わして呪文で足場を作り
足場で踏ん張りを効かせて上昇アッパー

「銃弾 天駆(てんく)

 ヴィータがそれをまともにくらい体制を戻す前に俺は上昇の運動力を使い前転宙返りをしてヴィータに踵落としをくらわす

「刀身 斧重(ふがさね)

 そのまま食らい、ヴィータは地面に叩きつけられた。
俺はそのまま今いる場所から横に移動した

「次から次へ」

 俺が元いた場所には一刀両断をしていたシグナムがいた。

「今度はシグナムなの?」

「何を血迷っている」

「はぁ~もう面倒くさいから全員来なよ」

 ちらっと見るとユニゾンはやて、クロノにアルフにザフィーラ、ユーノね
フェイトもこちらに来やがった

 クロノ、はやて、ザフィーラ、フェイトと全く違う攻撃方法で俺を囲むか
その後ろでバックアップでアルフにユーノ
俺の四方をそれぞれ違った攻撃で囲み、同時に攻撃し、敵との間合いを詰めていく攻撃方法に似ているな
まるでクルダ流交殺法闘法術「(ケイジ)

「シャマルは?」

「みんなの治療だ」

「ふ~ん、取りあえず聞くけれど何の用?」

「綾、摸擬戦をするなとは言わないが、こんなリンチじみた用は許可できない」

クロノが諭すように言ってきたが俺は小声で

「はぁもういいよ。すべて俺が悪者なんだ。」

「どうしたの綾、なのはをあそこまでしていていつもの綾じゃないよ」

「もうフェイトもウザったいな」

 俺は少し殺気を出し力ある言葉を発する

獄炎爆烈弾(セバルチュラ)

 火球が全員に飛んで行った。
多勢に無勢だから俺も軍隊用の呪文を使わせてもらう。
クロノとアルフ、ユーノはかわそうとして追撃され直撃でK・Oされた。
この呪文直撃呪文なんだよね。
面倒な補助に特化したユーノと魔力はなのは達より低いけれど
やりづらいクロノがここで落ちたのは大きい。

 フェイトはスピードを生かしてかわしていたのだがかわし切れないことを知り真ソニックフォームになり加速度をアップしてからフォトンランサーで相殺
しやがった。
ザフィーらは防御をして耐えやがった。
流石盾の守護獣の名は伊達じゃない
シグナムは炎の剣騎士だけあり、耐性(レジスト)しやがった。
ユニゾンはやては本を開き防御呪文を展開したようだった

 俺はもう一人厄介な人間が来ることを警戒していた。

「そこか」

 探索完了俺は力ある言葉を発する。

『跳空転移(ディメンジョナル・リープ)』

 今いた場所に空間から手が伸びていたが間一髪でかわして、
俺はその手を伸ばした人の目の前まで行き手を伸ばした。

「手前は貫かれる痛さを感じやがれ」

『死黒天使(ダーク・エインジュアー)』

 異界から負のエネルギーを持つ「黒い雷撃」を召喚し、
相手に叩きつける呪文。本来なら内部爆発だが、非殺傷だからそこまではいかず
瀕死状態にした。

 俺は空にいる者どもを見て

「さ~て回復役が落ちた。それでも俺を否定するのならかかって来いよ」

 俺は手招きするように挑発をした。

「貴様は駄々っ子か~かけよ隼」

 シグナムのデバイスが剣から弓矢に変わった

『シュツルムファルケン』

「そんなもの」   

 俺はポケットから灰を飛ばし力ある言葉を発する

 『炎虎招来(ガーゾ・バンタン)』

 炎の弓矢を火の高位精霊獣・炎虎(アーゼル・タイガー)にぶつけた。
同時にフェイトのプラズマランサーがこちらに来た。

『空雷砲撃波(ヴェン・ジェン・ド)』

上空から

「刃もて、血に染めよ。穿て、」

はやての詠唱が聞こえた。
対して俺は

「ムー・サザード・バラン・サザード・クォール・エイド 我がうちなる神の導きにのみ我は従う大いなる波よすべてを飲みつくし怒涛となって逆巻け
け」

『ブラッディダガー』

『魔攻逆流攻(ヴァン・ヴィーナス)』

21発の鋼の探検を飛ばしてきたが、それを手の攻撃呪文の流れを逆流させ、はじき返した。

『跳空転移(ディメンジョナル・リープ)』
 
 唱える者どもを使用しておけばよかった。
俺はシグナムの懐に入り盗賊マスタースキル
シェイドクロスをぶちかました。
これは盗賊の脚力を使い必殺の一撃を与える技
いわゆるクリティカルヒットを与える技であるけれど
戦士技能と違って武器の性能で威力が変わるのが難点
大技の一瞬のスキをつけての一撃によりダウンしたシグナムを手を添えて
爆裂(ダムド)
吹き飛ばして『跳空転移(ディメンジョナル・リープ)』
俺は夕姫を亜空間からだしガラ様必殺の真魔人剣で意識を飛ばした。

「あと二人か」

「綾ちゃんどないしたんや」

「話聞く前に乱入してきたのはあなたたちでしょう。それでどないしたんやっておかしいでしょうが?まぁ終わらせないとね。」

「響け、終焉の笛」

 はやてのほうに魔力の渦が集まってきている。

『ラグナロク』

 エネルギーの渦が綾に向かっていったがどう考えったってアンスラより攻撃力が弱いはず。
俺は流れてくるエネルギーの塊を真剣白羽取りの要領で受け止める

「光線白刃取り」

そのままはやてに投げ返した。

「嘘やろ~」

手加減込みのラグナロクなら跳ね返せるでしょうが
それにより歩くロストロギアはやて脱落した。
最後はフェイトか

「まだやるのこの惨劇を見て」

「綾を止めないといけないような気がして」

 やっぱり俺は悪者なんだね

「確かに目に負えないほどの速さだけど大型武器がそれを殺している」

 2人とも地上に近い位置で飛んでいてフェイトの攻撃をかわしたすきに

「裂けよ大地 吐け爆炎 ダオール・ダオールオ 」

 少しだけめまいを感じたが力ある言葉を発する

地裂爆炎衝(マグナード)

 地の底からマグマを吹き出させる呪文でフェイトが移動した位置の下から飛び出てきた
それをフェイトが直線的にかわしたが、俺が大きく浴びせ蹴りな感じでフェイトを叩き落した
刀身斧重。

「くっ話を聞け~」

 寸での所で直撃をまぬがれたフェイトはサイズを振りかざしたが
斧重の影響からかいつものスピードの冴えがなかった。
俺はそれをかわした

「いらない子ならいらないと言えってば」

俺は言葉を返し
俺は、ローキック、ハイキック、一歩踏み込んでジャブをしてからみぞおちにボディアッパーをして一歩踏み込んでの
正拳中断突きの覇王拳
もろ食らったフェイトは落下して行ったけれど俺はそれを踵落としで叩き落した

 すべてが終わった瞬間に俺の眼前に桃色の破壊砲が飛んできた
俺は飛んできた方向を見るとなのはがふら付きながらも立ってこちらに歩いてきた。

「綾ちゃん・・・綾ちゃんのすべてを受け止めるよ」

「なのは気絶してたんじゃないの」

「う・・うん、でも第2ラウンドだよ」

「もう痛い思いしたくないでしょ」

「でもまだ綾ちゃんの本音を聞かせてもらってない」

「なのはのお友達みんな落としてもらったよ」

「私のお友達だけど綾ちゃんのお友達でもあるでしょ」

「そうなの?」

「ちがうの」

「そうだと思ってたけどね」

「きちんと分かり合おう」

「この力の差を見てもそう思うの?」

「関係ないよ、私は綾ちゃんに届けたいだけだから」

「私に?」

「届けるよ絶対に」

「やれるのならやってみれば」

 俺はなのはを見下すように地上に降りた。
 
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