勇者って...何?
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第5話 エルフって...何?
前書き
国によって定義の違うものってあるわけですし
世界が変わったら奴隷の意味も変わって良いんじゃないですかね?
俺は今竜車に乗っている
メイシスの北にいくためだ
別に馬車でも良かったのだが一度乗ってみたかった...
「シーナ、あとどれくらいでつくかな?」
「多分、あと少しですね」
「その間に、この国の妖怪について教えてくれないかな?」
「はい、妖怪には大きく分けて二種類います、1つは人ににているものもう1つはそれ以外です
人ににているものはエルフやドワーフが主な者ですねセーフィーにはエルフが多いらしいです」
「エルフねえ...(可愛いのかなぁ...グフ、グフフフフ)」
「あ、ケンジさんがイケナイ顔してる~」
「え、いやそんなことないよ、ハハッ」
「嘘だ~」
「えっと、ほら、もうついたよ」
「そうですね...ありがとうございました」
「さて、行きますか」
俺はシーナとの空気を少しずつ悪くしているようだ...
「ここか~、結構大きいんだなぁ」
「各地にあるセーフィーで一番大きいらしいですし」
「さて、冒険仲間と称して来てくれる人を探すか...」
「それなら、受付にいきましょう」
「ok」
「ここですね」
「すみません、奴隷?を買いたいんですが...」
「はい、魔属か妖怪どっちがいいですか?」
「えっと、エルフっていうのを見に来たんですが」
「エルフね、そこの人に聞けば行けるから」
「ありがとうございました」
「どうですか?終わりました?」
「うん、そこの人に聞けば良いって」
「では、いきましょうか」
「すみません」
「どうしました?」
「受付であなたに聞くといいって言われたので来ました」
「わかりました、こっちへ来てください」
「はい」
「エルフをどのような理由でお探しですか?」
「えっと、冒険の仲間にしたいなと、魔法が使えれば十分だと思います」
「予算はどのくらいでしょうか」
「ちょっと待っていてください
シーナ、予算とかってある?」
「予算は...あと金貨5枚ですよ」
「終わりました、予算は金貨5枚ですね」
「金貨5枚ですか...ギリギリですがこちらはどうでしょうか?金貨4枚と銀貨50枚です」
「えっと、どうしてそのエルフはここに?」
「...そのエルフは自分で自分を売っているエルフです、自分の村が何者かによって破壊されたそうなので
どうしようもなくここに来たそうです」
「エルフが出した条件は?」
「衣食住の安定だけです」
「エルフの使える魔法は?」
「回復魔法、複製魔法、攻撃魔法です」
「どうするシーナ?」
「良いんじゃないですか?」
「そうだね...では買わせていただきます」
「ありがとうございます」
今日俺はエルフを買った...
後書き
ニシカワ ケンジ
種族:人類、異世界人
MP:?
Lv:?
称号:勇者、変態
ギフト:「 」
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