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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:南條 綾
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4部 闇の書事件
2章 新たなる力
  帰り道で・・・帰り道はよく襲われるフラグかもしれないですね

 いやはや
情報には聞いていたがここまで体が軽くなるなんて思わなかった
スパロボに出てくるアポジモーターかバイオセンサーかってぐらい
体が軽くなるとは、ビックリだ
このように有頂天になっていたので
見覚えのある黒い服を着た少年を見逃してしまった。

[ティア、あれをどう見る]

[どうとは?]

[八神はやての状態]

[多分何も知らないと思います。
ただ体はかなり闇の書によって侵食しているでしょう。
もって今月、多分25日まで持つか持たないかぐらいだと思います]

[フランダースの犬を見てからか
なるべくクリスマスにそんな悲劇は起こしたくはないな]

[どうなさるつもりで]

[俺の呪文や能力で改変は?]

[闇の書の管理者制限があればできると思います]

[俺が魔力を送り込んでいたら]

[状況がいったんとまりますが、ながびらかせるだけだと思います。何をお考えで?]

[甘い考えかな?なのはやフェイトが守護騎士の事も心配している感じだからすべてがうまくいく方法をね]

[そこまですると綾様の心身の無理がたたると思いますが]

[それはどうでもいい
あの子たちのために何とかしたいんだ。もちろん俺の為にね]

[綾様の為になるのなら、出来るだけ協力します]

[ん、ありがと
でも実際には今は動けないみたいだなぁ
状況が動くのを待つしかないのか・・・]

 ティアと話している最中に空間が変わったのがわかった。

[綾様気をつけてください、封鎖結界です]

 そのようだね。
俺に喧嘩を売るやつが出るとは、まぁいい売られた喧嘩は買いましょ

「変身」

[綾様それどうにかならないのですか?]

[何で格好いいじゃん]

俺は一回転をした瞬間
いつもの服装
へそだしルックに
ショートスカート
レギンスにマントの姿で降臨

前方に仮面の男が一人立っている

「私に何か用?」

「これ以上介入するな!
お前のためでもある」

「私は自由であり名も知らない
仮面をかぶった変態さんの要望を聞く理由はないよ
どっかのえらい使い魔さん」

 俺は探りの為にそうはなった。
以前フェイトとグレアムの会談の時、そばにいた使い魔が先の仮面の男とパターンが似てるってティアから言われたからビンゴみたいだ。

「貴様は危険だ!」

仮面の男はフェイントをかけて右のストレートを打ってきた

「アンディに比べたら単純だな」

 俺はそれをかわして右のハイキック

「KOF上位入賞者をなめるな」

 もろにあたり仮面の男は距離を少し置いた

「来いよ、この世界の格闘技を教えてあげるよ」

「くっ」

 パンチキックの嵐を俺はそれらを回避して変形上段キック
ゲームならぶっ飛ばし攻撃になるやつだ
それをぎりぎりでガードをしてもう一度スピードを生かした攻撃をしてきた

「あぁそうだ、一騎打ちのときに無粋な真似をしてくれたやつだったな」

 仮面の男のローキックを軽くジャンプで交わし、肘うち、ローキック
一瞬しゃがんで飛び膝蹴り

「見よう見まねのタイガーキック」

 俺の体に気がまとい飛び膝蹴りがヒット
いつものより体が軽く威力も上がっている感じがした。
本家には段ちなのだがこれはまぁまぁかも
フィリス先生ナイス整体っと思っていた矢先
仮面の男は何かを捨て後ろに転がった。
やはり今日は調子に乗っているようだった。
着地した瞬間、その袋が大きく広がり食べられてしまった。
 
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