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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:南條 綾
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4部 闇の書事件
2章 新たなる力
  魔法使いVS黒き咆哮

 俺はいつも通りの服装になり
ついでに大人モード
そして炎の刀 神刀夕姫を着用
対するガウ・バンはいつもの黒のシャツにパンツにブレスとプレートを着用
して対峙した。


 俺は速攻で夕姫を振りかざしたら、踏み込んできて腕の付け根の所で足受けをされた。

「確か影技の基本の受け打我(ダガー)だったっけ」

「本当に詳しいですね」

 今日の俺は一味雰囲気が違うそれは、腹部に刺青のような模様を書いている。
非行に走ったわけでも本当に入れ墨をしたわけではなく、秘密兵器の一つをガードされている瞬間に発動
腹部からエネルギーが散弾してガウに向かっていった。
当然だがかわせるものではなく全弾命中した。
スピード自慢は動きを止めてから攻撃するのが一番

「名前を教えてあげるよ八極拡散砲(ラーッド)っていうんだ」

 これはルーン魔術といって、呪文の詠唱ではなく、描いた図形によって発動する魔術。
この呪文は、下腹部のチャクラから術者の生体エネルギーを増幅・無数の散弾と化して放つ
ガウは吹っ飛んだが致命傷ではなかった。
確かに必殺の一撃ではないとしてもダメージ受けてなさすぎでしょうが、なるほどね

「ふ~ん回避できないとわかって、急所を守りつつ後ろに跳んだんだぁ流石黒き咆哮(ブラックハウリング)

 ガウは回し蹴りをしてきたので俺も一歩踏み込む
ガードしながらだけども結構おもい

爪刀(ソード)敗れたり」

「くっ」

 ガウの今の技は回し蹴りの遠心力を使って真空波を出し攻撃する技
威力は強いが発生するまでのタイムラグがある
俺はガウの脚を持ち、持っていた剣を異次元にしまって
拳に雷の力を載せての攻撃

牙狼獄雷破(がろうごくらいは)

 俺はガウの顔にめがけて攻撃したが、俺の拳を蹴り飛ばし、俺が崩したところに蹴りを打ち込んできやがった。

「クルダ流交殺法影技舞麗(ブレード)

向こうに飛んだのでガウは距離をとって体制を直したいはずだとおもい
追撃しようとしたらその瞬間変形旋風脚が飛んできた
確か舞乱(ブーメラン)ていう技だ
俺はそれを寸での所で回避をしていたら、ガウが落下の瞬間に頭から落ちてくる姿勢のまま渾身のストレート
滅刺(メイス)だったけ
まさかの空中5段攻撃かよ
それをガードして俺は後ろに下がった。
ガウは、頭から落ちる瞬間
手を使い反転して両足をそろえてのキック
そのすばやい動きから
真空波が生まれ俺に向かってきた

刀砲(トマホーク)

切り替えしが早い
結局6段攻撃かよ

「ぐっ」
 
 俺はそれをくらいながら、、向こうが着地をする瞬間に俺は口を開き炎を出した。
火竜砲(サヴァタージ)
それをレジスト(抵抗)しやがった

「どんだけ頑丈なんだよ」

「立って闘えるクルダの傭兵に負けはありません」

「へぇ~無敵のクルダの傭兵伝説ね
たしかクルダの傭兵は一騎当千だったか」

「仲間のために闘うとき、我等は盾となりすべての敵を防ぐものとならん。
そして敵対するものにはすべてを滅ぼす剣となる」

 そんなこんなでマジバトルをしている最中
クロノ達はチェックメイト迄来ていた。
緑の服を着ていて闇の書を持っている女性を見つけたクロノは背中側に周り

「捜索指定のロストロギアの所持、
使用の疑いであなたを逮捕します。
抵抗しなければ弁護の機会があなたにはある。
同意するならば、武装を解除してくれるか?」

「・・・」

 確実に皆の足を引っ張ってしまうと、女性は悔しげに唇を噛んだ。

(この状況じゃ、私がどう動いてもどうしようもない。……どうすれば……)

 そう女性が思っていると、魔力を感じた。
女性はてっきり綾が来て万事休すだと感じてしまったが
女性は覚悟を決めた瞬間
クロノは吹き飛ばされてしまった。

「なっ……ぐっ!?」

 急に現れた人物に流石のクロノも対応に遅れ、
攻撃を受けてしまった。その攻撃は鋭いミドルキック。
魔力で強化した唸るような蹴りが、クロノの腹部へと直撃したのだ。

「が、はっ……」

 隣のビルまで吹き飛ばされ、金網にぶつかったところで勢いが止まった。
そして、クロノは痛む腹を押さえながら、自身に蹴りを入れた人物を睨みつける。

「仮面の男!」

 そこには、クロノが言うとおり、仮面を付けた長身痩躯の男が佇んでいた。
以前、なのはがヴィータに襲われたとき、それに助けに入ろうとした綾の邪魔をしたのがこの仮面の男であった。
あの綾と戦い、リタイアしたものだと思っていたのだが目の前のことに注意が行き過ぎて
周囲を注意していなかったクロノのミスであった。
女性は仮面の男と距離を取りながら、様子を見ていた。

「闇の書の魔力を使って、結界を破壊しろ」

「でもページが減るわ」

「今はそんなことを気にしている場合ではないだろう? 
仲間が心配ではないのか?」

 仮面の男の言葉に、女性は悔しげな表情を浮かべた。
女性はキッと仮面の男を睨みつけながら、口を開いた。
女性は仮面の男を警戒しながら、
その場を離れ、結界内にいるシグナム、ヴィータ、ザフィーラ、ガウへと結界を破壊するということを伝えた。

「ちぃっ!」

 クロノは女性が何をしようとしているかを察し、
近づこうとするが、仮面の男がそれを邪魔するように間に割って入る。

「きさま何者だっ! なぜ邪魔をするっ!」

「……お前に話すことなどない!」

「なら、無理にでも聞き出してやるっ!」

クロノと仮面の男が戦闘を始める中、
女性が闇の書を起動し、詠唱の準備へと入った。

「闇の書よ、守護者シャマルが命じます。眼前の敵を撃ち砕く力を、今、ここに」

 シャマルが告げると、闇の書から強烈な魔力が吹き荒れ始め、
結界の上空に膨大な魔力が集まっていく。

「撃って、破壊の雷をっ!」

 上空に集まっていた魔力が雷となり、結界を破壊するために撃ち落とされた。

「綾さんでしたよね。どうやらこの戦闘はお預けのようですどうか逃げてください。
あれはどう考えてもやばそうですから、それでは・・・」

 そう言ってガウは明後日の方向に去っていった

「逃がすか・・・」

 俺も追いかけようとしたのだが流石に影技使い早すぎ
そして俺も異常事態に気づき天を見る
ミシミシという音とともに、結界に少しづつヒビが入っていく。
それを結界内にいるなのはとフェイトは呆然と眺めていた。

「すまん、テスタロッサ。この勝負、一時預ける」

「っ!? シグナムッ!」

 シグナムはフェイトにそう告げると撤退を始め、

「おいっ! あんたの名は?」

「なのは、高町なのは……」

「高町にゃ、なyにょ、えい高町なんとかっ! 今回の勝負はお預けだっ! 
もし、次に会うことが会ったら、ぶっ飛ばすかんなっ!」

「なんとかって、ヴィータちゃんっ!」


 ヴィータは叫ぶように告げるとシグナムと同じように撤退を始め、
なのはは自分の名前をまともに呼んでもらえなかったため、追おうとした。
だが、結界の破損が酷くなり、そして、
結界を破って撃ち落された破壊の雷の光が、周囲を飲み込んでいった。
ユーノの方に魔力を感じることから俺はユーノに

「私に結界は必要ないから、なのは達にしてあげてといった。」

これぐらいの破壊エネルギーなら大丈夫

「そうだよねティア」

「もちろんです」

 俺は地面に座りヒーリングをかけていた。
最後の刀砲(トマホーク)によりアバラをやられていたからだ
お迎えが来るまで休憩をしていた。
やはりクルダの傭兵は強いな
特に(あざな)を持っているのはヤバイ
俺もやつのステージで戦わなければ余裕なんだけどなぁ
 
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