ハイスクールD×D~黒衣の神皇帝~ 再編集版
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教員研修のヴァルキリー
神々の粛清×織斑家当主帰還
「今度はどこへ向かいますの?零社長」
「北欧の次はギリシア神話のゼウスな、北欧はいつも贔屓にしてもらってるんで感謝の挨拶とロスヴァイセの婚約許可が目的。ここから先だとほぼ粛清となるし、戦乙女と連携態勢してくれるオーディンとは大違いだと報告でな。オーディンとは違いギリシアの戦士達と連携ストップさせていて、更には神々の領域すら通行止め喰らってるそうだ」
「なるほど。これから行くのはギリシアの神々と須弥山に居る帝釈天またはインドラらを粛清されるのですね。北欧では若返りと不老不死と言うプレゼントでしたが、ギリシアと須弥山は粛清ムードにて他外史に居る神々を呼んで容姿と思考全て変更する気満々かと」
「と言う事は零社長の雷が落ちますわね」
「朱璃、雷だけではなく雷光や洪水も起きそうだよ。創造神の怒りを買った神話は二つだけだと願いたい」
「お父様の言う通りになりますわ。零社長を怒らせないと言う暗黙のルールが冥界と駒王学園にありますから」
その暗黙のルールを作ったのは、主に俺のハリセンに畏怖している者達。駒王学園では散々叩かれてるエロ二人組のお陰であり、冥界は主に現四大魔王とグリゴリ総督ぐらいか。
伝説としてだと二天龍を叩き殴った後、気絶から回復したのは一日外泊してからである。二天龍にとって大恥な事でありながらも、これについては真実なのか偽りかネタなのか賛否されてるが真実だと知ってるのは現赤龍帝と現白龍皇と五大龍王のみ。
『相棒、今俺らの事を考えなかったか?』
『流石聡いな、二天龍の恥と伝説話を思い出しただけだ』
『あれについて当時赤龍帝や白龍皇だった者からも聞かれたが、現赤龍帝が相棒なのでバレてしまった。お陰様で双方の思念体達に大笑いの的だ、現世には伝わってほしくないもんよ』
そう考えながらスペースブリッジで、ギリシア神話のゼウスのクソオヤジが居るとこまでの直行便で行こうとしたがやはりダメのようだ。行く方法を潰された治安維持部隊は、俺らが来るまで待機して人間界と神々の領域で合流を果たす。で、神々の領域に向けて結界破壊をして不法侵入と言う形になった。一瞬ギリシアの戦士達は何事だ!と思いきや、俺が来た事により大喜びしてたな。
「これはこれは零社長!いきなり結界破壊されたので何事かと思いましたが、我らの願いを叶いに来たのですね!」
「そのつもりだ。何ならお前らも来る?俺らと一緒に抗議なら怖くないだろう」
「全ギリシアの戦士を代表して感謝申し上げます!我々は人間界の治安維持部隊と共に守ってきたこの世界をリゼヴィムから守る為、今まで連携して来たのですが突如連携停止となってしまいまして」
「そう言うと思ったぜ。ギリシアの戦士達を前にし、我らを本部として抗議=デモ隊はゼウス達オリュンポス十二神が居るとこまで案内せよ。デモ大隊、前進するのみだ!」
『はっ!』
ギリシアの戦士達と一緒にゼウスのクソオヤジが居る場所まで案内してもらう。で、何事かと他の神々らが来た時にデモ大隊が行進してる中心部に俺を見るや、そのままデモ大隊と合流しそのまま進む事に。
各神話には主神が居るけど、その前に原初神ってのが居てゼウスを創ったのが一緒に居るカオス。ガイアは地母神として神々が生まれる以前、宇宙には何もない混沌が広がっていた。そこにガイアが生まれたとされる。
ガイアは自らの力だけで、天の神ウーラノス・海の神ポントス・暗黒の神エレボス・愛の神エロースを産む母となる。エロースの働きでウーラノスと親子婚し夫となり、神々の王となったウーラノスとの間にクロノスを始めとする男女六柱ずつの子供を生んだ。これが巨神で日本だとタイタンと表記されてる。
また一つ目巨人や百本手持つ巨人・巨人はギガンテスと呼ばれる事が多いが、牝蛇暴風台風神などの魔神・怪物を産んだ。ウーラノスがクロノスに去勢後、ポントスを夫にしたと何処かの百科事典にそう書いてあったからガイアとは凄い神なのだと。
「軽く百科事典見たけど改めて凄い神々が一緒になって行くとは」
「ギリシアの戦士達と同意見でして、治安維持部隊と連携しなければこの世界が滅ぶ事ぐらい分かっておりました。大地が今どんな状況かは想定内でしたが、今代の創造神が居る事までは知りません。原初神でもこの世界を創った前代創造神鋼様とはお会いしませんでしたが」
「ガイアやカオスまでもがそう思ってるなら後程若返りをさせるとしよう。その姿は前代の好みだし俺の好みではない、ずっと抗議やストライキ起こしても無意味らしいからな」
「今までですとそうなりますが、創造神様が来てくれたのなら百人力でございます。そろそろオリュンポス十二神がいる神殿に到着されます」
とここで聞いた事のある声が聞こえた、ゼウスにヘーラーであり抗議すんなら解散して鍛錬しとけの一点張り。最終通告として俺ら中心部が前進し、ゼウスの前まで出てもまだ気付いていない様子。
「お前か、このデモ隊を束ねているという人間は!」
「なぜ貴女まで一緒に居るんですか、ガイアにカオス!それとここに堕天使までもが居るとは」
「お前では話にならん!さっさと神殿に突入だ!」
「人間の分際で生意気な、絶対に神殿内に入らせるな!」
神剣を抜刀したゼウスに斬りかかるが、俺のエクスカリバーで受け止めてゼウスと吊るんでる側近達を朱乃とロスヴァイセとバラキエルが攻撃開始。しばらくすると神殿内での籠城戦になりそうだが、逃げ込んだ神々はオリュンポス十二神に命令を下す。カオスやガイアと言った神々が防御してる間、俺が最終通告として終わらせる事に。
「おやおや、どうやら本気でお前らを粛清しなければいけないようだなぁ。我が名は創造神黒鐡!貴様らは我を怒らせた報いを果たせてもらう、まずは別外史に存在するオリュンポス十二神を呼んでっと。そんでお前らを乗っ取る、行け!別外史の神々よ」
「な!まさかあの御方だったのか!?と言う事は俺達の神格と思考全て無くされてしま・・・・」
全て消滅させられた事により、途中までは聞こえていたが別外史に居るゼウス達との総入れ替えをした。で、先程まで居たゼウス達は魂の状態となり、そのまま闇から生まれたドラゴンヘッドに喰われる運命。
ガイア達は別外史のゼウス達の記憶弄って新たなオリュンポス十二神だと認識完了。改めて俺らの治安維持部隊と連携すると盟約結んだんだが、別外史に居る神々の元は前々代の創造神が創られたようでその直後に前代創造神にて乗っ取られたんだと。
「やっとクソオヤジらを粛清出来たぜ。ここに居ないハーデスは冥府に居るが、そのままにして記憶だけ弄っとくか」
「創造神黒鐡様、ありがとうございます。この姿になれたのは貴方様のお陰でございます」
「何かゼウスが青年になったのか、あの時とは全然違う姿だよなー」
「私らの姿は創造神鋼様によって封印されたのですから仕方がない事です。それにガイア様もこの姿の事はご存じでしたから」
「ま、それが俺らの仕事だと思えばいい事さ。これからは新たなオリュンポス十二神により、元通りになったんだから。この後は須弥山だから」
ここには用済みなのでこの場を治安維持部隊に任せて、俺達はそのまま須弥山に殴り込みを開始。が、須弥山の神仏や精霊達に邪魔された所か逆に案内された。何でも性格や話し方が代わっても須弥山では散々俺の悪口を嘆いてて、何時かここに訪れるだろう俺らを頂上に居る帝釈天に粛清をしてくれるよう祈りを捧げてたらしいな。
ドアを蹴り飛ばした音で何事だ!と起きた帝釈天、俺を見るなり急に百八十度代わったとしても既に遅い。剣を抜いた事で斬り殺してから、元々居た帝釈天にバトンタッチさせてそのまま四天王も率いた。前のような事を起きないよう言い聞かせるはずが、既に俺らと連携もさせると誓約書にサイン。
「さて帝釈天に四天王よ、俺達はそろそろ帰らせてもらう。駒王町にだが何かあれば連絡してくれ、主にテロ対策についてだが」
「はっ!ここでは可笑しな指揮系統だったみたいなので、お帰りになられた後は早速修練させるつもりです」
そんでスペースブリッジにより日本の駒王町へ帰還、日付を確認すると今週金曜日の夜となっていた。人間界本家に到着後、朱璃達の仕事も終わり朱乃とロスヴァイセも学生兼悪魔と。今頃初代達と修練でもしてるんだろうと思い、テロ対策チーム『D×D』に報告しようと地下へ行くが居なかった。夕食後の風呂だと聞かされてリビングへ行くと、男性陣が風呂の時間まで待機してた。
「意外に早かったな一真」
「ただいまだ皆。詳細は省くが、粛清はギリシアと須弥山だけだがな。代理当主お疲れさん、ここからは現当主である俺になる」
「一真が居ない間は問題なかったし、現当主の座を返すよ一真」
俺らは一度自室へ戻り、当主をヴァーリから俺へ戻した事によりアラーム音が鳴り響く。風呂に入ってたリアス達は何の音だろう?と思ったら、監視役のルシファー達が答えてた。
「このアラームは何。警報かしら?」
「違うわ、これは一真が帰ってきたから当主をヴァーリから一真に戻るという事よ。きっとこれが鳴り響いた後、ここに来るわよ」
「来るって誰がですか?」
「アーシアさん決まってるじゃない、一真君がお風呂場にやって来るって事だよー」
「何を言っているんだ?この家のルールにそんな事書いてなかったぞ?」
「当たり前よゼノヴィア。当主代行のヴァーリ達だったらそんな事しないけど、一真君が帰ってきたなら次元の狭間本家と同じルールに戻るのよ。本家当主のルールは入浴時、側室か泊まっている女性が居ても当主のみ許されてると」
俺は自室に戻った後、ルールを元に戻した事で風呂もいつも通り入れる。スーツ姿から普段着に着替えた後、ノック音がしたので返事すると朱璃と朱乃にロスヴァイセが待っていた。元通りにしても知っている三人なので、別に緊張などしてなかったんで俺らは風呂場へ向かう。脱衣所のカゴはほぼ埋まってたが、俺専用のは誰も使ってないから使う事にした。
「何時も思いますが、普段着から裸になるの早くありませんの?」
「それはだな、この量子変換機があれば一瞬にして着替えたり裸になれるんでね」
「他の男性陣よりも早着替え出来ますが、一真さんのは一瞬ですので」
他の三人も普段着から裸になり、タオルを巻いてあるから心配はない。先頭は俺となり風呂場の扉を開けたが、容姿は先程と同じなので何も問題ない。ちなみに俺は知っていてもルシファー達は知らない部屋や機能があり、俺の指紋やらIDカードと暗証番号が無い限り入れない部屋とかな。
「うぃーす!諸君、風呂は気持ちいいか?」
「あら一真、お帰り、早かったじゃない。ところで一真達が出かけた後、お風呂のデザインが変わったのよね」
「それは後で話すよ。それより朱璃と朱乃とロスヴァイセと一緒に入りに来た、朱璃達も自由に入っていてくれ」
「はいそのつもりですわ」
掛け湯をして頭と体を洗い落とし、風呂に入って久々に気持ちいいのか声が出た。隣に居たのはルシファー達で、人間界本家と次元の狭間本家を行き来してる。
「ところで風呂が変わった事についてなのだが、ある時期になると今まで使ってた風呂をリフォームしてしまうのさ。このシステムは人間界本家しか無いシステムであり、隠し要素満載で俺しか知らない部屋もある」
「隠し要素満載何てちょっとシャレてるね一真君。私の情報網にも無いし、次元の狭間本家だと事前通告があるから知ってたけど」
「風呂全体を新品にして、天井・壁・器具を古くなった物を交換したりな。人間界本家でも次元の狭間本家でも古い物を新しい物に変更する時もあるし、夏と冬になると季節限定のが出てくる」
「そう言えばこのお湯も夏と違うわね。それより随分と早かったようだけど」
俺の隣に来たリアスであるが、俺の隣に朱乃とロスヴァイセがガードしてるような感じ。リアスは側室ではないし、ソーナ達も視線を俺に向けてるが風呂ぐらいリラックス出来ないだろ?と念話したので朱乃からリアスとなった。
「まあな。今週休んだのだから今日帰る予定だったし、風呂以外にも季節家電や使ってる機器も最新機種が出ると廃棄して新品交換するようにしてる。無論安全に使用させ
るようにはしてる」
風呂全体を見回したが、リアス達グレモリー眷属以外にも女性が入ってるが今更恥ずかしがってないので。織斑家現当主だけのルールは、風呂の場合は例え女性が入っていても混浴となろうとも構わないと言う決め事だ。
それを知ってるCB側の人間はタオルで隠す必要がない、他の眷属女子は恥ずかしいと思って早めに出ようとしてる。俺の視線の先には、女子トーク展開中の教会トリオが背中を洗ってた。イリナはこちら側だが、ここに居る時は眷属だろうと関係無し。
「やはりアーシアの髪はキレイだな」
「私もゼノヴィアさんみたいにショートカットにしたいと思うのですよ」
「それは止めた方がいい、と言うより止めておいてほしいしアーシアは長い髪の方が似合ってるぞ」
「長い頃のゼノヴィアも似合ってたのにね」
アーシアの背中を洗いながら言うが照れながらアーシアがショートにしようとしてるらしいが、ゼノヴィアは否定しながら昔の事を語ってた。活動しやすいようショートにした理由は、イリナと任務中に髪を掴まれてしまい懲りて短くしたんだと。まあ確かにロングだと前線向きではないし、髪を掴まれて零距離からの攻撃は避けられない。
「一真君はロングだろうとショートだろうとどちらも好きだって言ってたけど」
「まあ人によるが。髪を長く出来る魔力とか無いからな、今のままの方が似合ってるよゼノヴィア」
「ところで海外出張の報告についてはどうなってますか?一真様」
「風呂後に俺の部屋へ来てくれると助かる。俺が居ない間に冷蔵庫チェックでもしようかな」
「一真様お手製の濃厚たまごプリンが無くなってしまいましたの」
「私は主にZ技に関してを」
レイヴェルは主に海外出張の報告書だが白音はZ技に関してだが、今は風呂にて疲れを取る為なので姉妹兄妹を持つ同士としては時々愚痴ってたが。ライザーは今頃何してるのやら、アイツと出会った頃よりも威厳消滅してしまった。メガZリングを使い仲間達を使ったZ技が放てるよう実験してるけど、威力については加減調整しないと国一つ無くなる程だ。
「いつも思ってましたが、ここは普通のお湯では無さそうですわね」
「当たり前よ、朱乃。ここは一真さんの家だから、それにお風呂のお湯はただのお湯じゃないと聞いているけどそれはホントなの?レヴィアタン」
「ホントだよー。ここにあるお風呂はね、一真君の力で温泉のお湯を特殊な方法で汲んでるんだよー」
「薬湯や日替わり温泉などあるが、女性達にとってはコラーゲン風呂が人気らしいな」
朱乃も既に側室の一人としてなのか、いくらグレモリー眷属『王』と『女王』だとしても何時もより余裕持ってた。胸に関して大きいのから小さいのまで居るが、俺は気にしない派なので余りチラチラ見ないようにしてる。風呂の中はタオル厳禁だから腰にあるタオルを頭に乗せて鼻歌混じり、ドライグとペルペルも自由に行き来しててソーナ達が洗っている光景を見てた。
「お、一真か」
「やあアグニ。奥にある風呂にでも浸かってたのか」
「と言うよりサウナに入ってたから気付かなかったがな。それよりオーフィスが風呂の中で潜水してるようだが」
「ホントだ。こらこらオーフィス、ここはプールじゃないから潜るな」
アグニに挨拶して潜水中のオーフィスを抱えて俺の膝に乗せる。羨ましいのか女子達が見てたけど、ここはオーフィスの特等席なのだと知っているCB側は日替わり制なので風呂に入る前にガチャをしてもらい今回の特等席を決めるようしてある。フェアじゃないし。
リゼヴィムと一緒に居るリリスの事を考えてたが、一体どこの外史なのかは現在調査中。もし戦っても勝つのはオーフィスだし、無限と有限だと無限に決まってる。
「それより一真、グレイフィアの事ありがとね」
「今更だが別に構わんよ。悪魔の上層部は皆俺の事を知っているメンツ達であり、ここには前四大魔王のルシファーと孫のヴァーリがいるんだ。それよりいつも通り連絡来るのだな?」
「ええ。お陰様で上役も一切疑っていないし、一度連絡したらグレイフィア本人から心配無しと聞いたから。ところであちらも赤龍帝だそうね」
「偽物とはいえ、一真さんには敵いませんわよリアス」
「その通りだ朱乃。それに偽物に本物が勝てる訳ないんだから、それより抱き着く場面が違ってないか朱乃」
「ちょっと朱乃!いくら一真が貴女の婚約者であっても、この場の空気ぐらい感じなさいよ!」
グレイフィアは弟のユーグリットの登場により、立場が苦しくなるとリアス達は予想してたが外れとなった。俺の証言により何時も通り仕事してるし、軟禁されてもいなければサーゼクスの公務やメイドもな。
現悪魔の政も今まで通りだし、現政府の上層部はグレイフィアを疑う事なく今後の対策を練るようにと。弟の生死について偽りではないと言う証拠もあるから。何時の間にか朱乃が抱き着いて胸を当ててたが、洗いっこが終わったアーシア達も風呂に入ってくる。
「うーん、こりゃ参ったね。ここにCB側が居ると私達では手が出せない」
「そうですねゼノヴィアさん。朱乃さんに白音ちゃんとロスヴァイセさんが婚約者ですし、私達は部員同士としか繋がりがありませんし」
「私もそう考えていたわ、でも必ず隙があるからそこを狙いましょ」
『ロスヴァイセ、何か動きがあったら教えてくれ。例え小さな事でもな』
『リアスさん達の動きですね。ここに居るのは一真さんの側室ばかりですし、仲間外れにしたくないのか何か策を打ってくるかと』
『その為に私達が居るのですから、それに話し合い中だとしても丸聞こえですもの。婚約者になる条件は奏様に許可が無いと無理ですから』
『まあ私達はいつも通りに生活してるといいと思うよー。それにアーシアさんとゼノヴィアの事は私が見てるからねー』
とまあ念話しながら今後起きるであろう出来事を軽く語ったが、リアス達三人以外は婚約者として側室の一人だから場違いって訳だ。本妻は奏なので増えたら必ず報告する手筈となり、親の連絡もするがほとんどの者は許可取っても奏の直感で分かるんだとよ。
風呂から出て男性陣の時間となり、俺は朱璃に今回の海外出張での報告を纏めたデータディスクを渡す。『D×D』のメンツらは風呂上りに俺からの報告会となる。
「北欧は大歓迎ムードだったんだが、ギリシアと須弥山に関しては中身を入れ替えた感じとなった」
「と言う事は容姿も違うって事なのかしら?」
「まあな。ちなみにオリュンポス十二神と須弥山に居る帝釈天と四天王の容姿は・・・・これだ、見た目分からんと思うが今後会う時まで覚えておけよ」
「これは驚きですな。まさか帝釈天だけではなく四天王までもが容姿と思考を入れ替えたとは」
報告を終えて容姿と思考を変更後の姿を見せた時のリアクションは、皆同じような感じで叫んでたけどね。
『容姿が若い!今までの姿と大違い!』
俺的にこう聞こえたが、修練の方はどうなってると初代に聞くと予定通り進んでると。やり方はアグニと同じだが、式神での相手や無駄な力を放出してるから仙術と妖術を使ってた。
報告会が終わり次第寝るよう伝えてから朱乃とロスヴァイセの二人は、俺の部屋で寝る事になってるしロスヴァイセの力に関しては既に調整済み。全属性のフルバーストが得意で、動きながら的を当てたりして防御に関しては無意識に出てるから問題無しと。
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