Re:童話姫たちの殺し合いゲーム
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
お菓子の国の物語-終-
「できた~できたの~♪」
『お早いお目覚めでラプンツェル様』
プレートアーマー発見なの♪
「これアゲルの♪」
『この……正方形で手のひらサイズの箱は…?』
「アナタにプレゼンとなの。
森でひなたぼっこでもしながら楽しむといいの」
『ッ!! ありがたき幸せ!』
シアワセ… そうなの シアワセなの
ミンナ みんな シアワセなの
『森の…ここらへんでいいか。さぁラプンツェル様はナニを…
カチ カチ カチ
言っているこれは…デジタル時計…?』
ドカアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!
「キャハハハハハッ 大っセイコウなの♪ キャハハハハハッ♪」
[プレートアーマーが持たされた
"爆弾”
に連鎖し森に隠された爆弾が次々と起動し大爆発。
森は一変にして炎の海と化した。
『アツイ! 熱い!!』
『シヌ! 死んでしまう!!』
『ダレカ! 誰か助けてくれ!!』
『お願いだ! ダレカァァァァァァアアアアアア!!!』
ゴウゴウと音を立て黒煙の柱を作り上げ炎は勢いよく燃え上がる。
「キャハハ♪ 材料がないなんてウソなの♪
材料ならココにい~~~~っぱいあるの」
ラプンツェルは燃え盛る炎 を見ながら 無邪気/狂気 に笑う。
「森にあるものぜ~~ん使って作るの! アタチの国を!
アタチのためだけの国! お菓子の国
"ホールケーキアイランド”を――」
お菓子の国を作るには材料がない
今あるものが邪魔
なら全てを無に帰し 再利用 リサイクルしましょう
世界に優しく エコロジーは大切
燃え盛る炎
森の住人達の断末魔
「キャハ♪ キャハハ♪ キャハハハハハハハハハハハハハハハハハ
ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ♪」
狂ったラプンツェルの無邪気な笑い声
これは <暴食>に囚われ狂ってしまった ラプンツェルのお話]
<暴食END>
ページ上へ戻る