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『幼き貴女』

作者:零那
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『想』



旅立ってく想い
僕らの想い
いずれは消える

冷たくなってく
色褪せてく
無かったことに
なってくかな

汚れた分だけ
輝けるとか
言ってたのは
誰だっけ

遠くから君の声
聞こえた気がした
今すれ違った
其の人に君の魂
入ってたかな
って考えてしまう

泣いても意味は無い
鳥にもなれない
翼は生えない
現実も解ってきた
本当はずっと
現実を知ってる

見て見ぬ振りして
蓋をして少し
甘えてたかった

今貴女に出逢えて
憎しみ抜いた
こんな運命でも
生きてて良かった
そう心から想う


 
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