詩集「Variationen」
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mind of desert
僕の言った言葉はパンドラの箱
その中に希望さえ残らなかった
真夏の夜の夢に凍った魂(ココロ)
誰かに溶かしてほしくて
想い隠して彷徨い歩く 街の中
一人じゃ何も出来ない不良品(ジャンク)
罅割れた時間に差し込む闇
いつから泣かなくなったんだろう?
辛い恋愛の度 壊れ逝く心に
何も感じない自分が淋しい…
晴れ渡る青空に想い出が透き通る
まるで世界はillusion
現実(リアル)なんて総合的な夢(イメージ)
半端な想いじゃ抜け出せないゼ?
この世界 mind of desert
渇き癒せないアスファルトの道
照りつける太陽に苦情のオン・パレード
見上げればどこまでも続く青空
Do you happiness?
逝く夏の黄昏は静かなパヴァーヌ
哀しみと激情のシンメトリー
どちらを向いても行き止まり
カードの塔(タワー)が静かに崩れ
僕の溜め息小さく消えた…夢の中…
祈るような想い一方通行
聞くヤツなんてどこにもいない
こんな毎日壊したいだろ?
嘘に塗れた言葉に貼り付く笑顔
いっそ蹴散らして踊りだせ!
この世界 mind of desert
歪んだ鏡に映した情景
砂漠を覆う陽炎は
vision of the labyrinth
迂闊に踏み込めば
the end!
この世界 mind of desert
ささやかな幸せでいいじゃない?
小さな祈りより行動で指し示せ!
君の未来は君だけのものだから
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