詩集｢Variationen｣

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EPILOGUE

君からのメールこなくなって
もう二ヵ月が過ぎてゆく
一人の淋しさに耐えられず
笑ってみたら涙が零れた

この自由青空に解き放って
あの鳥のように生きてみたい
漂う雲のように流されて
知らない場所へ行ってもいい?

君への心忘れられずに
ただ日々を模索してゆく
生きる気力なんてどうでもいい
過ぎ逝く瞬間(ﾄｷ)に君がいない…

冬の陽射しの冷やかな輝きが
僕の傲慢な心を映し出す
全てのものが歪むこの世界
まるでMAZE of SHADOW…

目に見えない大切なもの
手の届かない幻の箱庭

哀しさ愛しさ平等なもの?
僕の囁きを風が遮る
手を伸ばしても届かない
それはきっとPhantom
罅割れた想い出(ｱﾙﾊﾞﾑ)

別れを決めたepilogue
伝わることのない愛溢れてる
これはまるで最後の一葉

もう君に会えない…

ねぇ､笑ってる…?

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