魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
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2部 P・T事件
5章 宿命が閉じるとき
死闘
綾とフェイトとアルフはフェイトの誘導により時の庭園内部、大広間に来ていた。
そこには、身長180CMもあるぐらいの長身で立派な体躯そして顔にはフェイスガードをしている
黒衣の人物がたっていた
「ゼロ」
「来たかフェイト」
「うん、私の思いを伝えに」
「そうか、では行って来い」
フェイトは俺を見ていたが
「多分私は行かせてもらえそうにないから先行っていって後で追いかけるから、男の言い分を聞くのもいい女の条件よ、頑張っていうのも変だけど行ってらっしゃい」
「うん、気をつけて」
そういってフェイトを先に向かわせた。
「さてゼロ何を考えている?」
「何をって?」
「行動が怪しんだよ転生者」
俺は苛立ちを募らせ、思わず叫んでしまった。
「少しは落ち着けよ。
そういうお前も転生者なんだろ
そんな野蛮な言葉じゃその服装が泣くぞ」
「大きなお世話、お前が倒れる前にそれを聞いときたくて、しっくりこないから教えて欲しい」
「何故、か?
それだよ貴様達
転生者によって原作無視した行動により
むちゃくちゃになった世界は多数あり
貴様は違うかもしれないが・・・
イレギュラーも多少おきている
歴史を変えるな
エトランゼ(異邦者)」
「エトランゼね
まぁ歴史を変えるなってまだ確定してない歴史なんだぜ今のこの時間軸は」
「いいや、貴様達が何もしなければ原作どおりにすべてが事が進む
それがこの世界にとって一番いい結果なんだ
なぜそれがわからない」
「わかるわけないじゃん。これは2次元の世界じゃないし俺たち現実の世界の何だから
それに私はこのなのはの話を知らないしね」
「俺はお前をどうするか考えていた。
お前はこの世界のストーリー上になぞって生活をしていた
だから排除をしなかった」
「ふ~んそうなの。私は私のやりたいようにやっただけなのにね
それで何人排除したの?」
「10人以上だ・
それ以降は覚えてない」
「ふ~ん俺をどうするつもりだ!」
「お前がこれ以上介入しずに
平和な生活をすれば見逃すさ、友人ならいいがそれ以上の関係を望むな
まして同姓ならそれがいいだろう
だが介入、改ざんするつもりなら消す」
「巻き込まれたなら火の粉は消さないといけない
そして出来るのなら出来る力を使って助けてあげたい
これが俺の思いだし、なのはも言っていた
「困っている人がいて、その人を助ける力が自分にあるなら、迷わずにその力を使えって――」
確かにその通りだと思う。だから私はこれからもなのはの事を助けるつもりよ」
「貴様の力はこの世界では異常だ
その力は災いを持ってきて、パワーバランスが崩れる
その時なのはとフェイトが対応できるとは思えん
悪い芽は早めに消さないとな
だから再起不能にしてもらうぞ南條 綾」
「なら場所を変えよう。
お互いこの場所では狭すぎて、下手したら建物が崩壊の恐れも出てくる
それで良いか?」
「貴様の死に場所ぐらい選ばせてやるさ」
ゼロの誘導により俺たちは砂漠が広がっている場所に飛んできた。
「此処なら問題ないだろう。
綺麗なお前に赤の花を咲かしてやるぞ綾」
その瞬間に光線がこちらに飛んできた
「あまり言うとフラグっちゃうよ」
「ワッ・クオー 」
『黒鳥嵐飛(レイ・ヴン)』
俺は瞬時のことで毎度おなじみ高速飛翔呪文でビームライフルの光線を交わした。
轟音とともに、戦闘が開始された
やはりあの攻撃タイムラグが無い分厄介だな
向こうの装備は、
ビームライフル
バスターライフル
背中にXのオブジェがあるからきっとサテライトキャノン
ビームサーベルってところか
こちらは
神刀夕姫以上
フェイスガードの所からバルカンの球が出てきやがった
俺はそれを回避回したところにぶっとい光線が来た。
やつを見ると装備を持ち替えたのか
バスターライフルを持ってこちらに攻撃してきた。
ちぃ直撃コースヤバイ!
「あまりこの技やりたくなかったんだけど
はぁあああああああああああああ」
直撃する瞬間
真剣白刃取りの要領でバスターライフルの光線を受け取り
跳ね返した。
「光線白刃取りぃいいいいいいいいいいいい」
跳ね返った光線はゼロのほうに向かっていったが
それを簡単に回避していた。
俺は好機と思い攻撃に転ずる
「タイ・ト・ロー」
『アンセム』
絶対にはずさない魔法の矢をゼロに発射
その瞬間ゼロは回避しながら手足の袖から
小型のフィン型のファンエルを出してきた
マジックミサイルが当たる瞬間
そのフィンファンネルがピラミッド型にゼロを囲んで
バリアを張り
アンセム相殺
「げっフィンファンネルまで搭載してやがる」
「行けフィンファンネル」
こちらに飛んできた小型ビットのエネルギーをかわした瞬間
腹の辺りに衝撃が来た。
そうファンネルに気を取られすぎて奴に注意を払わなかった
瞬間ゼロのけりが俺にあたった。
「つっ女の子のおなかはけるなと教えてもらわなかったの?」
「ふん、貴様は女の皮をかぶった野郎だろうが」
「え~い
生物的には女性だから手加減しやがれ
このえせMS」
「落ちろ蚊トンボ」
フィンファンネルからビームが飛んできたので
『アンセム・ドウ(鋼雷殲破弾)』
9本のマジックミサイルがフィンファンネルに向かい
ビームとファンネルに当たりすべてが相殺されてしまった。
「厄介だな」
こちらが近づこうとした瞬間
後ろに飛びダミーを流してきた。
ゼロの腕の形が変わりガトリングガンのような形になっていた。
「やばい」
俺は急旋回をしてやつから距離ははずした。
その瞬間ゼロの後ろのXの形が変わりエネルギー供給していた。
「まさか、サテライトか、くっ間に合うか」
俺も呪文の詠唱に入った
「カイザード・アルザード・キ・スク・ハンセ・グロス・シルク 灰塵と化せ冥界の賢者 七つの鍵を持て 開け地獄の門 」
「これで終わりだーサテライトキャノン発射」
『ハーロ・イーン(七鍵守護神)』
D・S最強呪文のひとつハーロ・イーンこれでどうだ
俺とゼロの間に力の力場が発生しており
互角でくすぶっていた。
さすがBASTARDでは科学は
失われた呪文って言う位置づけしてあって厄介だ
アンスラも旧世界の魔法っていう位置づけだし
お互いのエネルギーの放出量が終わったと思った瞬間
奴はランチャーの上に座っていた。
「これで終了です
私の愛馬は凶暴です!!」
てめぇはシャギアかよってアシュトロンが砲台の変化だからヴァサーゴ関係ないだろうが・・・
連続のサテライトは反則じゃないのか・・・
距離はある。
やつを止める呪文ですぐ使える呪文は・・・それじゃやるしかないなぁ
「ブー・レイ・ブー・レイ・ン・デー・ド 地の盟約に従いアバドンの地より来たれ ゲヘナの火よ爆炎となり 全てを焼き付くせ 」
地獄の最下層アバドンとゲヘナの炎を呼び出し、
呪文の詠唱とともに体に地獄の業火を纏いだした
「サテライトランチャー発射」
詠唱の終了が終わった瞬間
傍若無人の暴力の光の渦がこちらに向かってきたが
間に合った
『エグ・ゾーダス(琰魔焦熱地獄)』
「サテライトはすごい威力だが砲身はモロそうだなぁ」
サテライトの光線の中を地獄の炎をまとい
発射口まで突進して行った。
サテライトランチャーをぶち抜いて
それは轟音とともに爆発
「くっ化け物め
その力はこの世界では異端な物
その力を持って何をする綾」
「そんなの知らないよ
使わないなら遣わなくて良い代物だよ
でもいきなり攻撃してくるやつもいるから
それの抑止力だ
それに
かわいいなのはや他のやつにこんな危ない呪文放つわけないでしょ
俺はただの火消しだよ」
俺は呪文が終わり立ち上がろうとするが四股がうまく動かない
よく見ると左片足が飛び散っていた。
そして右肩がえぐれていた。
サテライトキャノンの中を通ったのだからこれぐらいで済んでよかったというべきか
防御フィールドは万全だったのだが、やはり科学との相性はあまりよくないのか
[あやさま~]
「大丈夫だよティア
痛覚は切ってあるから
じゃ無ければショックで死んじゃうって
そうはいっても動くのがキツイ・・・
飛翔の呪文で何とか態勢を立て直しているだけだし」
痛覚切ってあってもここまでだとやはり痛いみたい
涙が出てきた。
多分視覚からそう感じるのかもしれないけれど
DBのピッコロさんや魔神(人)D・Sじゃないのですぐに再生は無理みたいだ
[もうやめてください
二人ともこれ以上やったら死んじゃいます]
「そうは言っても向こうがやめないでしょ」
「貴様の力を野放しにするわけにはいかない
それは危ないものだ」
そういうゼロも装甲はぼろぼろで後どれぐらいの装備があるかわからなかった。
「流石の貴様もうまく動けまい
貴様の主流は魔道師だろう
ならこれはかわせまい」
ビームサーベルでこちらにけさ切りで攻撃してきたので
剣の流れに逆らわずに回転をして避ける
その回転を利用して、そのまま夕姫で切り上げて攻撃をおこなう
「魔神剣 転独楽(まろびごま)」
切った嫌な感触が手のひらに伝わった
ゼロは向こうのほうにぶっ飛んだ。
「・・・まさかその体制からカウンター攻撃なんて」
痛覚を切っているから死ぬ感触は無いが
人を殺すかもしれない恐怖が俺をむしんでいた。
人を殺すかもしれない恐怖心が
生きるか死ぬかの戦いで絶対に感じてはいけない感情
”恐怖”に支配されていった。
「何をほうけてやがる。
やはり貴様は危険人物だ
この世界の転生者はすべていなくなれぇええええええええええ~」
何かが来た
回避しないと・・・・・
呆けている綾を見て勝機と感じ
ビームサーベルを持ちながら突いてきた。
ぐっ、ずぼっ
綾の体がくの字になりながら口から鮮血をぶちまけた。
ゼロの月攻撃を躱せずただ身体を少しずらすことしかできなかった。
心臓の近いところを突かれてそのまま体事押されている。
「うおぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
死んでなるものかぁあああああああああああああああああああああ」
俺は無意識に呪文を発していた。
『クローミング・ロー(聖爆)』
動く右腕を光のドリル状にしてゼロをぶち抜いた
そのままゼロは吹っ飛び立ち上がろうとしていたのだがそのまま動かず倒れこんだ
俺はそれを確認と同時に倒れてしまった。
[あやさま~]
ティアの声が聞こえてきたような気がしたが俺にはもう返事する体力はなかった。
ごめんなのは・・・
意識を無くす瞬間に見たのはあのひまわりのような顔のなのはの顔を思い浮かべた
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