魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
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2部 P・T事件
3章 時空管理局登場
時空管理局そんな組織は知らないから話なんて必要なのかな
空間TVみたいのからクロノは上司に報告をしていたが
俺たちのほうを向いて来てくれと言われた
なのはとユーノはいう事を聞いてついて行こうとしていたところ
「お二人さんストップ」
「ふぇ!」
なのはのかわいらしい声が聞こえてきたが無視をして
「なのは学校の先生から知らない人について行ったらいけないって習わなかった?」
「うん、習ったけれど…」
「何で付いて行こうとしてるの?」
「だって・・・えっと」
「僕たちは時空管理局の・・・」
「それ俺達はそんな組織を知らない。ユーノは知っているかもしれないけれど・・・
この世界にはそんな組織は存在していない
そんな得体の知れない場所に来てくれって・・・本気ですか?
拉致、監禁かな
それにあなたは何の権利があって言っているんですか?
警察でも手帳を見せて言うのに、実力行使なら買いますよ」
埒があかないと思ったのだろう
空間モニターから緑色のポニーテールの女性がリンディか
巨大化してる
妖精じゃないんだ
「私は時空管理局提督、戦艦アースラの艦長リンディ・ハラオウンです。」
事情聴取をしたいのだけど。こちらに来てもらえますか?」
「いやです」
「綾ちゃんなんで?」
「上から目線で気に食わない
そっちの事情か知らないけれど、どこの世界にタイマンを乱入って空気読まなさすぎで邪魔されたのが気に入らない。乱入するのならもう少し前に来い」
「それでは任意じゃなく連行という処置をとるがいいか」
クロノは俺たちにそういってきた。
なのはやユーノはすごく心配している顔でこちらを見ている
特にそっちの世界の住人のユーには顔が真っ青に見えるが知らない
「何の権利があって連行になるのか教えていただいていいですか、そこの黒いの
それに先ほども言ったはずだ実力行使なら自分の身を守るために潰すと」
「僕たちは時空を管理・・」
「ストップあなたたちがどんな権利があっても
ここで執行できる権利かどうか聞いてる。
それにここ数日監視してたろ、気づいてないとでも思ったのか
まぁいいさっさと来いよ。盗聴やろう」
「それは・・・」
あるわけはない。
一応ティアを通してそちらの主な情報は仕入れておいた
この地球は管理外世界らしい
言うことは行使することが出来るわきゃ無い
「・・・・そうね。ではどうしたら話し合いの席に座ってくれるかしら」
「別に行ってもいいですよ」
3人はずっこけるそぶりをしていた。
ただ上から目線が気に入らなかっただけだし
「もちろん条件はありますがいいですか?」
「君にそんな」
「うるさい!!!」
俺はなのはを背中に隠してクロノと緑の女性に対してプレッシャーと殺気を放つ
子供にはまだ早いしね
「さっきも言ったはずだ。
貴様たちの組織の権利はここでは意味がない
それでもそちらが実力行使に来るのならつぶす」
「ぐっ」
直接殺気を受けてるクロノは額に汗を沢山かいているみたいだった。
きっとこの暑さにやられたんでしょうね
「わかりました。」
リンディさんはさすがに話が分かる人みたいだ
「無茶な条件じゃないですよ
1つそこにある装置をはずしてもらうこと」
バンっ
「きゃ」
「!」
「本当に時空管理局って言うのは、ストーカーですか?」
「それともここら辺にあるすべての装置を壊しましょうか」
「了解しました。」
「2つ話が終えたら素直に返すこと」
「3つデバイスを持っていくことを認めてもらうことを条件でいきますよ
ひとつでも約束をたがえたのなら」
モニターの向こうにちょうど緑の髪の女性の隣に光の玉を転送させた。
「わ・わかりました。」
やはり役に立つイリュージョン
場所が分からないのに火の玉の呪文はなてるわきゃ無い
幻覚でそちらに見せることは可能でしょ
魔法とはその場その場で適切な魔法を使うことにより
1が10にも100にもなることをからめ手はいつの世も必要ってことだよなぁ
次元航行艦船《アースラ》内部を黒い服の人と、2人の少女と
一匹の動物が歩いていた。
先頭を歩くのは、時空管理局執務官を務めるクロノ=ハラオウン。
その後ろを歩いているのが、
白いバリアジャケットを身に纏った少女――高町なのはである。
隣には、彼女の友人でもあり、魔法の師でもあるユーノ・スクライアがいた。
なのはと俺は艦内が珍しく、辺りをキョロキョロと見回している。
まさしくスターウォーズの世界だよね
魔法者だと思ったらSFの世界だったとは
[ユーノくん、ここがその管理局の人たちの……?]
[うん。時空管理局の次元航行艦船の中だね]
念話で話すなのはの質問にユーノが答え、なのははへぇ~と頷きを返した。
「ああ、いつまでもその格好というのも窮屈だろう?
バリアジャケットとデバイスは解除して平気だよ」
「あ、そっか。それじゃあ……」
思い出したように話すクロノへと答えながら、
なのははバリアジャケットを解除する。
すると、クロノはユーノにも声を掛ける。
「私はこのままでいい」
「君も元の姿に戻ってもいいんじゃないか?」
「あ、そういえばそうですね。ずっとこの姿でいたから忘れてました」
「うん……?」
クロノとユーノが言っていることがわからず、
なのはと俺は首を傾げていると、俺達の目の前で驚くべき光景が広がった。
いつものフェレット姿のユーノの体が光り輝いたと思ったら、
なのはの目の前には"知らない少年"が現れたのだ。
なのはが驚いて声を出せないでいると、
その少年はそんななのはには気付かず、普通に声を掛ける。
「なのはと綾さんにこの姿を見せるのは久しぶりになるのかな……?」
「……え? ……ふぇぇぇぇ!?」
少年の声といつものフェレットの姿がなくなったことから、
その少年がユーノ・スクライアだということに気付いたなのはは、
思わず変な声を上げてしまった。そんななのはを見て、ユーノは首を傾げていた。
「ゆゆ、ユーノくんって、男の子だったのっ!?」
「……あ、あれ? なのは達に初めて会ったときって、この姿じゃなかったっけ?」
「ちち、違う違う! 最初からフェレットだったよ~!」
「……ああっ!? そうだった!」
「だよね! 綾ちゃん!」
「フェレットだったよ私銭湯の時雄って言わなかった?
人型化するとは思ったけれど、変身魔法でフェレットになってたわけね」
俺となのはの言葉に、ユーノは思い出すようにしばらく考えていたが、
合点が言ったのか、慌てながらなのはの言葉に同意を示した。
クロノが割ってはいる形で声を上げる。
空気読めない人クロノ君と名づけようか
「あ~その、ちょっといいか? 君たちの事情はよく知らないが、
艦長を待たせているので、出来れば早めに話を聞きたいんだが?」
「あ、は、はい」
「す、すみません」
なのはとユーノは、ハッとした後、申し訳なさそうに頭を下げた。
なのはは取り乱した姿を見られたことが恥ずかしかったのか、
僅かに頬を赤く染めていた。
「では、こちらへ」
先陣を切る形でクロノが歩き出し、今度はなのはとユーノは黙って着いて行った。
その後ろから俺は歩いてついていった。
「――艦長、来てもらいました」
クロノは目的の部屋へと着くと、一言声を掛け、
扉を開いた。そこには、優しそうに笑みを浮かべた一人の女性が座っていた。
「お疲れ様。まぁ3人とも、どうぞどうぞ。楽にして」
予想していたよりも友好的な対応であったため、なのははホッと胸を撫で下ろし、進められた場所へ座った。
一応俺もなのはの隣に座った
「どうぞ」
「あ、は、はい……」
そこへ、クロノが手馴れた手付きで羊羹とお茶を出してきた。
手馴れた手付きでそれを行っているクロノに、なのはは僅かに苦笑する。
そして、僅かに緊張から開放されたなのはは、あまり気にしていなかった部屋を見渡した。
「まずは自己紹介ね。私がこのアースラの艦長のリンディ・ハラオウンです。」
「えっと、高町なのはって言います」
「ユーノ・スクライアです」
「綾、南條綾」
「高町なのはさんとユーノ・スクライア君と南條綾さんね」
自己紹介から始まり、なのはとユーノはこれまでの経緯をリンディとクロノへと話し始めた。
「そうですか。……あのロストロギア、ジュエル・シードを発掘したのはあなただったんですね」
「……はい。それで、僕が回収しようと……」
リンディの言葉にユーノが申し訳なさそうに顔を伏せる。
「その考えは立派だわ」
「だけど、同時に無謀でもある」
リンディは変わらない笑顔でユーノを賞賛する。
だが、クロノは真剣な表情で腕を組み、厳しい口調でそう言い放った。
ユーノは僅かに悔しさを滲ませる。
「あの、ロストロギアって、何なんですか?」
「遺失世界の遺産。……って言ってもわからないわね」
なのはの質問にリンディは丁寧に答えていく。
説明によると、ロストロギアとは過去に何らかの要因で消失した世界。
もしくは滅んだ古代文明で造られた遺産の総称である、
やはりアーティファクトだったのか
古代遺産のマジックアイテムか
確かに無謀と言われても仕方ない
なのはが考えていると、クロノが口を開く。
「使用法は不明だが、使いようによっては世界どころか、
次元空間さえ滅ぼすほどの力を持つことになる危険な技術……」
「然るべき手続きを持って、然るべき場所に保管されていないといけない代物。
あなたたちが探しているロストロギア、ジュエル・シードは、次元干渉型のエネルギー結晶体。
いくつか集めて特定の方法で起動させれば、
空間内に次元震を引き起こし、最悪の場合、次元断層さえ巻き起こす危険物・・・」
「君とあの黒衣の魔導師
金髪の少女がぶつかったときに起こった振動と爆発。あれが次元震だよ」
やはり見ていたのか
「そんなことが起こらないために、私たち管理局がいるのよ。
過ちは繰り返してはいけないの」
リンディはそう言うと、少しお茶を飲み、なのはとユーノへと静かに告げる。
「これよりロストロギア、ジュエル・シードの回収については、時空管理局全権を持ちます」
「「え……?」」
まぁそりゃそうだ!それがお仕事だし
リンディの言葉になのはとユーノの二人は唖然となる。
そこに畳み掛けるように、クロノが静かに話す。
「君たちは今回のことは忘れて、それぞれの世界に戻って元通りに暮らすといい」
「でも、そんな……」
「次元干渉に関わる事件だ。民間人に介入してもらうレベルの話じゃない」
クロノって本当に頭は固いけれど
すごく優しいやつだと思う
少し言葉はきついけれど、普通ならもっと厳しい口調って思うのだけどなぁ
「まぁ、急に言われても気持ちの整理がつかないでしょう。
今夜一晩ゆっくり考えて二人で話し合って、それからゆっくり話をしましょう?」
なのはの心情を察したのか、リンディが手を合わせながら言う。
何か引っかかるぞ!!
「送っていこう。元の場所でいいね?」
「……はい……」
なのははそう頷くのが精一杯で、クロノに言われるがまま、
気持ちの整理がつかないまま、海鳴へと戻ろうとした。
「ストップだ」
「約束は守っているはずだが・・・」
「あぁ、確かに、ひとつだけ質問していいですか?」
「ええ、もちろん良いですよ」
「なんでそこで次回の話し合いが出てくるんですか?」
「君、言っている意味が良くわからないのだが」
「もう一度勉強してきたら執務官特に誘導尋問のリンディさんおかしいでしょう
ロストロギア管理はあなたたちのお仕事だからそれはいいです。
それで俺たちに関与させないっていうところは、そこには文句はありません
ですがその後の事どんな意味があるんですか?」
「意味なんてないわ」
「ふ~ん子供相手に腹芸はやめてほしいな
俺たちの力がほしいなら言えばいい
それを誘導するなんてどうなんですか?」
「綾ちゃんどういうこと」
「この人はなのはとユーノの次の行動が見えているから、
経験かなそれとも年の功ってところか
まぁいい
今度の交渉に有利な立場を作ろうとしているの」
「それは君の思い過ごしだろう」
「ふ~!ならなぜ今夜1晩ゆっくり考えて二人で話し合って、それからゆっくり話をしましょうなんていう言葉が出た。
そこは君も一瞬不思議に思ったんでしょ」
「それは・・・」
「見ず知らずのそれもわからない状況にあってもなのはは、手を差し伸べる心優しい女の子だ
実際にユーノの状況を知って手を貸した子だ
普通なら怖くて踏み込めないのにそれでも踏み込める勇気とやさしさがあふれる女の子だよ
なのはとユーノはきっと最後まで行う事、フェイトと話をつける事をしたいと思う。
なのははあなた方に協力をしたいということだろうと読んで言っているの
あなた方から言うのと私達から言うのでは関係が変わるしね
まぁ半分は心配もあるかもしれないけれど・・・」
「・・・」
「無言は肯定でいいですね
私はなのはに普通の世界に戻ってほしい気持ちはあるけれど、
なのはの意思を無視するわけにもいかないよ
心優しい女の子をだましうちで行うなんて
なのはが許してもおれがゆすさない
それでいてなのはが来れば俺の力も貸してほしいと考えている
俺やなのははそんなにやすくはない
ユーノはそちらの世界の人間だから割り切るのは無理かもしれないけれ
見ていたんならわかるだろう。来るのならいつでもどうぞ」
「ふぅ、協力してもらえるかしら」
「なのははどうしたい」
「私はジュエルシードもそうですが
フェイトちゃんとのこともあるので協力したいです」
「そちらの仕事を邪魔するのも何なんですから
まぁできるだけはあなたたちの指揮下にいるけれど
命令権は無しでいいですか?」
「それでいいですよ」
「ちょ・・・ちょっと艦長」
「切り札は多いほうがいいし、
こちらも手の内を出したくないですから、それにそこまで読まれたら無駄ですし、
妥協点を見つけた方がいいみたいですしね
でもこちらもひとつだけお願いがあるの
両名とも身柄を一時、時空管理局の預かりとすること。」
「そちらにも仕事上でやむなきごとってありますからね
なのは達はどうする」
「う~ん私はお母さんたちが言いというのなら
綾ちゃんは?」
「私もそうかな」
「わかりました」
「クロノさんよろしくお願いします」
「「よろしくお願いします」」」
「あぁ」
俺達は時空船から降りてお互いの家に帰った。
「お父さん、お母さんお話があるんだけど」
「ん!なに?」
摩訶不思議のことは隠し言える事はいってから
そのために家を空けないといけないこと
それだけでは反対されました。
当たり前である
どこの世界に9歳の女の子をいいよという
親がいるのだろうか
ふつーはいない
でも気持ちがぶれていないこと
隠れてやるよりいいとの事
なるべく危ないことはしないこと
初めて親に土下座をしてお願いしたこと
そしてやっと了解を得たこと
[綾様]
[なにティア]
[どうしてそこまでするのですか?]
[気になるからかなとなのはたちを最後まで見ていたいからかな]
[そうですか?]
[協力してくれるかな]
[デバイスとは主人の思いを一緒に行うことだと思います
私本人としてはもちろんですよ]
[ありがと]
そしてなのはとユーノとの待ち合わせ場所に着いた。
やはり二人のほうが早かったみたいだ
「まった」
「ううん大丈夫」
「なのはよろしくね」
「私こそ」
そうして俺となのはとユーノはアースラでの生活をすることになった。
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