サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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ハナダシティにて
タケシ:「こっ!これは!」
ヒカリ:「街が!!」
サトシ:「、、、」
3人がハナダシティに到着すると、、、
ゴォオォオォ!(燃え盛る建物)
タケシ「なんでひどい、、、」
ハナダシティ建物は破壊され、
一部では火が上がっていた。
子ども:「ママ〜!!」
ヒカリ:「あそこに子どもが!!」
ヒカリは遠くで泣いている子どもを見つけ、
3人は子どものもとへ駆け寄った。
ヒカリ:「坊や、どうしたの!?」
子ども:「ママと一緒に逃げてたら途中で
ママがいなくなっちゃったぁ!!」
タケシ:「迷子になったのか、、」
話を聞くと、その子は母親と逃げている最中、
人混みにのまれ離れてしまった様子だった。
ヒカリ:「大丈夫!!坊やのママは必ず探して
見せるから!」
サトシ:「でも先ず、
この子を安全な場所に避難させないと」
ヒカリ:「そうね!、、でも、
避難って言っても、安全な場所なんて、、」
タケシ:「、、おかしい、、、」
ヒカリ:「えっ?」
タケシは街の様子で気になる所を見つけた。
サトシ:「どうしたんだ?」
タケシ:「街を見てみろっ、、シルフの姿が
どこにもない、、」
サトシ:「!!」
ヒカリ:「そう言えば!」
3人が改めて街の中を見渡すと、
そこにはシルフの姿はなく、シルフどころか
街の人々が1人も居なかった。
タケシ:「ここに到着する間に、
何かあったのかも知れない」
ヒカリ:「えっ!!」
サトシ:「坊やっ、、みんながどこに行ったか
分かるか?」
子ども:「、、わかんないっ、、、
ポケモンが居なくなったら、大人も
みんな逃げちゃった、、」グスッ
サトシ:「大人も?」
ヒカリ:「どう言う意味かしら、、」
3人が考えていると、、
警察A:「生存者がいたぞ!」
遠くから1人の警察官が向かってきた。
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