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月に寄りそう乙女の作法希望の子

作者:ゼロs
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遊星の不安4

「あとは雇い主との口裏さえ合わせば、一緒に授業を受けられます。残るは血の繋がった兄の覚悟ひとつ」
「そんな無茶苦茶な思いまでして、それでもスタンレーの創る学校へ入りたいと思いますか?」
「うん、思うよ?」
遊星は即答でこたえた。
「即答ですか……妹、少し驚きました。もっとあなたが嫌がって、それを妹が応援する形を想像していたのですが」
りそないいつつも心から驚いている。
「だって子どもの頃、それも一番純粋な頃に憧れちゃた夢だから」
自分に才能が無いこともわかってる。だけどジャンの学校で、彼の使用した教材、カリキュラムで勉強できることを教えたら、胸がわくわくして止まらないんだ。
「わかった。女性ものの下着を穿いた時点で大抵のことは諦めたし、もう何だってするよ」
遊星は決意よりも固いまるで覚悟だ。
「いい投げやりっぷりです。不条理を受け入れても憧れを優先するその姿勢、妹、嫌いじゃないです」
りそながいい放つ。
「で、具体的に誰の付き人になるって?もしかしてりそなのメイドとして潜入するとか?」
遊星はりそなに聞く。
「妹、まだ入学できる年齢じゃないです。私の一つ上に、スタンレーの学校へ入学することが確定している生徒がいまして、ちょうどメイドを探しているんです」
「ふうん。僕の知っているひと?」
遊星は聞く。
「はい知っていますたぶん週に1回会っています銀牙家の分家の」
りそなは言った。
「銀牙もしかしてカイト君の従姉妹の?」
遊星はあわあわしている。
「どうしますか?カイトさん頼めば即彼女強制的に無理矢理でも連れてきて貰いますけど」
りそなは遊星に言った。
「りそな一つ聞いてもいいかな?」
「はいなんですか?」
「彼女てもしかして恵さん?」
遊星聞いたがりそなは頷いた。
即遊星は思い出した昨日恵が来て一緒に服の授業したこと思い出した。
途端扉が良くあいた。
黒髪に三本のアホ毛に青い瞳。
白いワンピース着た少女。
彼女の名前は銀河《ぎんが》恵《めぐみ》
歳は遊星と同い年で上の兄が止めた服飾の授業をみづから行っている。
彼女的には遊星は服飾の才能あると思っている。
彼女はテンションいつもMAXに高いウザイぐらいだ。
恵の姿みた瞬間遊星はソファーの後ろに行って隠れた。
りそなは恵の耐用しようと思った。
「恵様今日はなんようですか?」
りそなは怯える感じで恵に話しかけた。
「にゃハローりそっち遊っちはどこにいるの?今日は遊っちに話あるけどしらないかな?」
恵はたいていの人に《っち》てつけるなぜかはカイト、ドラグーン、りそなにも理解出来ない。
恵はキョロキョロしながら遊星探すがりそなは遊星見つからないようにする。
「恵様兄になんようですか?」
りそなは恵に聞くが
恵は恵で話聞いてなかった。
「そういえば昨日十六夜っち売上に4年振りに勝ったなんと2百万円の差で勝ったやっぱり私のワンピース最強だ」
サクラメントの売上なかでは恵は1億4千万350百円だが
十六夜の普段なら普通に450億の売上で恵に負けるはずがなかったが今回は部下に全面的任したからだ。
それでも十六夜は今回の売上の件は認めている。
「またですか」
りそなはそんなどうでもいい話を約3時間聞かされた。
遊星はもう隠れるの止めて覚悟して出た瞬間今自分は女装していること忘れている事思い出して表情真っ青になるがもう手遅れだ。
「ニャハロー遊っちその女装超にかわいいよ♪」
恵さらにテンション高まろうする時りそなが話題をふった。
「恵様兄に何のようですか?」
りそないいタイミングで話ふった為さらにテンション高まることはなかった。
「そうだそうだ僕は遊っちに頼みがあるけどいいかな?」
「頼み?」
「うんなんとあの銀牙家当主からフィリア通わないか言われたらまあ断らなかったけど僕が通うクラスは特別クラスだからまあメイド探さなくちゃいけないけど僕一度もメイド雇った事ないからまあ女性でも女装でもどうでもいいからなんとなく遊っちしようと決めたからフィリア来る気ある?」
何と恵からすっごい相談された今さっきまでりそなと相談してたことほとんどだった。 
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