| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ポケットモンスター アクア

作者:港龍香
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

亀と蛇の跡
  忠実なるなつき

あ「ちょっとちひろ! なんでそんな面白いこと黙っていたの!」

ち「だってさいが兄ちゃんがすぐに着替えるんだもん!」

あ「なんでさいがもすぐ着替えるの!」

さ「着替えるわ!!」

なんというコントでしょう

まぁでもちひろさん写真撮ってるし見れるには見れるけどねー

ち「まぁ写真あるからいいけどさ・・・」

あ「あとで見せてねー!」

さ「え ちょ まっ!」

あ「ところでそのゲンザがまだ出てきてないけど」

ち「あ そうだねー あのねー」

さ「おい待てよ!」

~強制過去~

ち「ついたー!」

早いねー 何も前触れもなく早いねー

さ「ここがその町・・・だっけか?」

な「簡単に見つかるといいね!」

ち「そうだねー でも最初は聞き込みだねー」

と歩いているとなみかちゃんが転んだ

な「いたた・・・」

ち「なみか姉ちゃん大丈夫ー?」

さ「またドジっ子みたいな・・・」

な「いや・・・なにかにひっかかって・・・」

と足元を見ると何かが出てきたような跡があった

な「もしかして・・・」

ち「これかな!? ルピいってこぉい!」

「るぴるぴ!」

さ「確かに小さい穴だな・・・大きさもルピで精一杯か」

ち「だねー ルピ 何かあったら戻ってくるんだよ!」

「るぴ!」

さ「これが最近つけられたものなら この穴を作った犯人は地上にいるのか?」

ち「さぁ? もしかしたら違うところで穴つくって潜ってるかもしれないよ? しかもこれが出てきた跡とは限らないし」

さ「そうだな・・・・・お前ずっと座り込んだままだが大丈夫か?」

な「あ・・うん 大丈夫」

と立ち上がるなみかさん

ち「しかしナイスタイミングだよね なみか姉ちゃん!」

な「ただの偶然だけどね・・・」

さ「・・・・・・・・・」

な「どうしたの? さいがくん」

さ「うしろ・・・」

と後ろを振り向くと見たことのないポケモンがいた

ち「すごい! これが新種かな!?」

な「かも・・・」

となみかさんが撫ではじめる

さ「お前・・・何も警戒も無く撫でるなよ・・・」

な「はっ!つい!」

と手を引っ込めるとポケモンが寂しいそうな顔をする

ち「なみか姉ちゃんの撫でなでってすごく気持ちいいんだよね! だからその気持ちわかるよポケモン!」

さ「いやポケモンって言ってやるなよ こいつにだって名前はあるだろう?」

ち「あ そっか」

そうだねー 名前あるねー 仕方ないな サービスしてあげようか

そうだな・・・あの様子じゃ・・・なみかさんにっと

な「ポケモン図鑑が・・・ゲンザ ゲンブポケモン 地面 鋼タイプ 6匹の中で防御を誇る 主人と認めた相手にはとことんなつく その行動から『忠実なる鋼鉄』と呼ばれている 正面としっぽはそれぞれに意思を思っており好みも違うらしい・・・だって」


ち「へぇーゲンザっていうのかー! なんかなみか姉ちゃんになついてるね!」

そうだねー なみかさんにべったりだねー

さ「ということはこいつはなみかの手持ちになるってことだな?」

な「流れ的にはそうなってるけど問題はゲンザちゃんが本当になるかどうかd・・・」

となみかさんが振り返るとゲンザがボールに手をおき 入っていった

さ「・・・なる気まんまんだな」

な「うん・・・」

ち「どれだけなみか姉ちゃん大好きなの・・・どこの過保護幼馴染なの・・・」

それはあゆむさんのことですかねぇ・・・それとも自分のことですかねぇ・・・

な「えっと・・・出ておいでゲンザちゃん」

とボールから出すとゲンザはなみかちゃんの近くによる

さ「どれだけなみかのこと気にってんだ・・・ほんt」

と最後まで言えることなく

ゲンザはビームをさいが君に直撃させる

な「えっ・・・」

ち「さいが兄ちゃん!?」

さ「・・・・な・・・なんだよ今の・・・」

そしてさいがくんは立とうとするとまたゲンザはビームを当てようとする

な「なっだ・・・ダメだよ!ゲンちゃん! さいがくんは大切な友達だから攻撃しちゃダメ!」

ゲンザはビームをやめた

ち「うわぁ・・・過保護ポケモンktkr・・・」

さ「日本語で喋れ」

な「とりあえずねっ? ボールの中にはいろっ?」

とボールを取り出し入れようとするが・・・

はいんなかった

ち「『だが断る!』みたいな風に・・・」

さ「これはまた・・・・」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ち「っていう風になってこうなってるのね」

あ「なるほどねー 過保護ポケモンかぁ」

とゲンザに触ろうとして攻撃がくるがあゆむはそれも躱す

あ「なみかは過保護な人やポケモンが集まりやすいんだね!」

さ「それ・・・お前も過保護って認めてないか・・・?」

あ「え? うん ねっちひろ?」

ち「うん!」

さ「お前もかよ!」

あ「ともかくこれであと2匹だね」

さ「・・・あぁそっかお前も新しいポケモン手に入れたんだっけか」

あ「そうヒリュウだよー」

ち「・・・・」

な「どうしたの・・・ちーちゃん・・?」

ち「・・・ううんなんでもないよ!」

と今までと同じ笑顔で答えるが

ち(・・・自分だけ・・・か・・)

あと新しいポケモンは・・・2匹 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧