ポケットモンスター アクア
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虎の影
ちひろの過去
あ「六匹・・・」
あゆむくんはそう呟いた
ち「どこにいるか解らないって・・・それじゃあ 探しようがないじゃん!」
ブ「うん そうだよね 鮮国地方のどこかにはいるよ」
な「それはそうだよ・・・」
うん ナイスツッコミ
ブ「まぁでも 君たちなら出来るはずだよ フィアブイズの体が入ってる君たちならね」
さ「? どうゆうことだ?」
ブ「きっとポケモンとしての勘でわかると思うんだ 強いポケモンだーだとかで」
さ「いや そっちじゃなくて」
ブ「?」
ち「フィアブイズの体が入ってるってどうゆうこと?」
あぁ なんだそっちか
この子達はその時はいなかったしね
~説明中~
さ「フィアブイズの体が・・・」
うん ようやく二人にも伝えられた・・・
ち「で その勘とやらで見つけろと」
ブ「うん まぁ何か解ったら知らせるさ それじゃよろしく」
と僕は指をパチンと鳴らす
そして四人を山の入口までかえさせた
~入口~
ち「あーーーー!!」
とちひろさんが大声を出す
さ「どうしたんだよ」
ち「ブルク捕まえるの忘れてた・・・」
あぁ そのこと まぁ 僕も忘れてたしね
あ「残念だね ちひろー でもサービスしてくれたみたいだよ」
あゆむくんは早いね 見つけるの
そう 僕を捕まえるのは不可能だから サービス
図鑑に僕の情報を入れておいたんだ
そして新しいポケモンの情報も入れておいた
図鑑の機能は充実しているからね 僕が少しいじれば簡単に出来る
こんなこと出来なくて 本のポケモンにはなれない
ち「くぅー! 悔しい! ゼッタイ捕まえてやるんだから!」
あら これは少し失敗だったかな まぁでもいっか
すると ちひろはみんなとは違う道を行こうとする
さ「お前・・・どこに行くんだ?」
ち「え?・・・あ・・うん 少し用事 そろそろ・・・だしね・・・」
とちひろはレックウザに乗ってどこかに行ってしまった
さ「?」
あ「あー 言っちゃったねー さいがとしては少し不満かな?」
さ「なんのことだ」
あ「いやぁ そのままの意味だよ さいが」
とあゆむは悪戯に笑い
あ「さいが ちひろのこと好きでしょ?」
さ「!?」
と急に顔が赤くなる
どうやらそのようだね
さ「な・・何言ってるんだよ!?」
あ「いやぁ バレバレだよ 僕の前ではね なみかは気がづかなかっただろ?」
な「う・・・うん」
マリン後半からまさかとは思ったけど・・・
さ「いつから気づいてたんだ・・・?」
あ「うーん・・・アリッソシティの時に少し思ったんだよねー 気がづいたって言ったらそこかな?」
さ「・・・・また 早い段階に・・・」
あ「あはは・・・・ ちひろ どこに向かうか大体解るけど行く?」
さ「行くって・・・ 俺ら邪魔だったら意味ないだろ・・・」
あ「うーん・・・多分邪魔というより 見せたくない姿だから消えたんだよね」
な「ちーちゃんが?」
あ「うん・・・・ 僕もそこに行く理由も詳しくないから 細かく説明出来ないけど・・・」
さ「珍しいな・・・ で? ちひろはどこにいったんだ?」
な「さいがくん・・・・積極的だね・・・バレると・・・」
さ「・・・・うるせぇ・・・」
と少しだけ頬が赤くなっていた
まぁ 僕はどこに行ったか 理由も解ってるけど
あ「ヨンニョンタワーだよ」
ヨンニョンタワーは ブリッザシティの近くにあり いわゆる墓地
他地方で例えれば シオンタワーとかだね
さすが 兄 そんなところはお見通しか
な「なんでちーちゃんがそんな所に?」
あ「そこが僕もよく知らないだけど・・・ちひろが旅をしていた頃に大切にしていたポケモンが死んじゃったからだって・・・」
そう あながち間違いではない
まぁ・・・少し・・だけど
~ヨンニョンタワー~
ち「っと ついたー!」
そのころちひろは ヨンニョンタワーについていた
ち「久しぶり・・・かな まぁ実際は一年ぶりなんだけど・・・」
とちひろはなにやら騒いでいるのを見つける
ち「? 何があったんだろう・・・?」
とちひろは近づき話しかけた
ち「ねぇ 何があったの?」
「聞いてくれよ! 俺の彼女が急におかしくなってさ! この塔の中いちまったんだ! 引き止めたけど止まらなくてよ! 中に行こうにもゴーストポケモンとかが邪魔して入れないんだ!」
とその話を聞き 周りにも聞いていった
「ちひろか!」
ち「周りに聞いていったけど 何が起こってるの!?」
「儂にも詳しくはわからん・・・が・・・悪霊がいるようじゃ」
ち「悪・・・霊・・・?」
「うむ 大量の憎しみが伝わっっておる・・・! きっと連れて行かれた人は操られているんじゃろう・・・・ そうとう人間を憎んでいるみたいじゃ」
ち「憎しみ・・・」
とちひろは何かを決意したように言った
ち「私が 状況見てくる! レック ライ ラナ! ここで他の人たちを止めること! その悪霊 何階にいますか!?」
「うむむ・・・すぐには解らんな・・・ただこの邪気じゃと・・・一階 二階 三階ではなさそうじゃ・・・少し調べてみる 解ったら バネブー飛ばしてやるぞい」
ち「うん解った!」
とちひろは走り出した
ち「ムウとルカ ラルはここで野生ポケモンの抑えてて ワッコ ユッキー ・・・・ルピは私と一緒に現場に向かう!」
と全てのポケモンが頷いた
ちひろが階段を上がっているときに ユッキーは話しかけた
(この騒ぎ・・・ 犯人が解ったの?)
ち「解んないよ・・・まだ推測なんだもん・・・ でもあのポケモンとは思いたくない・・・だって・・・・あの子はルピの・・・・」
と五階まで駆け上がると 人がいた
ち「誰・・・?」
「よう ヒノウシティの駅ぶりだな」
そう そこにはα団がいた
ち「捕まったんじゃないの?」
「はっ あんなゆるい牢屋 簡単に抜け出せるから脱獄してやった したらα団は解散しちまったしよぉ! 踏んだり蹴ったりだ 今な俺ら 残党が集まってα団再建させようとしてんだ それで良いネタねぇか探してたら この騒ぎだから 駆けつけて見たんだよ」
ち「・・・・お前が犯人ではないのか・・・」
「俺が犯人だと思ったのかー? 残念だったな どうやら犯人はお前のよーく知ってるポケモンだぜぇ お前が殺した ポケモンだよ」
ち「!!!!!」
ちひろは無言だった
(これ以上は止めて!)
「俺は本当のこといったまでだぜー? 自業自得なんだよ」
(でも!)
ち「ユッキー 良いよ大丈夫」
と一歩一歩近づく
「な・・・なんだよ」
ち「邪魔」
と一瞬でα団を気絶させた
ち「・・・・・」
(ちひろちゃん・・・・)
ち「行こう 止めなきゃ行けない この・・・・事件を」
~その頃~
さ「ここか?」
あ「うん ここ」
な「あれ・・・? 何か騒がしいけど・・・」
とさいがさんたちもヨンニョンタワーにつきました
さ「なんだ?」
「む・・・? お前らはここに何しにきた?」
あ「探し人がいて」
「もしかしてそれはちひろか?」
な「え!なんで分かったんですか!?」
「ふむ あいつとは少しばかし知り合いだからな なんとなく解る あいつの仲間と言うものだ お前らが知りたいのはちひろがどこにいるのかだろう? この先にいるが・・・」
とみんなは入口を見ると レック ライ ラナが必死に止めていた
「この通りじゃ あやつ 周りを巻きこませず 被害者を出さずに止めようとしているんじゃ・・・」
さ「一体・・・・」
さいがさんは
さ「一体 何が起こったんですか?」
と言った
~その頃~
ちひろのもとにバネブーがいた
ち「なるほど・・・十階・・・・か」
(ちひろちゃん その階は・・・)
ち「あのα団が言ってたことが本当みたいだね・・・止めなきゃ・・・」
足を動かし 目的地に向かうちひろ
ち「なんとしても・・・ピオの行動は・・・止めなきゃ行けない・・・・」
~そして~
あ「ねぇ レック ライ ラナ 僕たち三人をその先に行かせてくれないかい?」
しかし三匹とめ顔を横に振る
さ「頑固・・・だなぁ・・・・」
あ「・・・・あ!」
と指をさし 三匹ともそれに注目すると
あ「さっ! 今のうち!」
と開いた隙間から侵入した
「おーい! ちひろの知り合い達よー!」
な「なんですかー?」
「ちひろが向かったのは十階じゃー! ちひろを止めてやってくれー!」
あ「解りました!」
とさいが達は奧に進む
さ「一体 何をしようとしているんだ?」
あ「さぁね でも ちひろは人を助けるために自分を犠牲にしようとしている・・・」
な「それは止めなきゃね!」
さ「・・・・あぁ!」
~十階~
ち「つい・・・・た!」
とちひろは周りを見渡した
ち「・・・・いた!」
とちひろはぼやけた物体のほうに歩いていった
ぼやけた物体はだんだんと近づくちひろに遠ざかっていった
ちひろが歩く道の周りには 倒れた人が沢山いた
ち「ピオ・・・私だよ・・・? ちひろだよ・・・?」
とどんどん近づく
ピオと呼ばれた物体は 後ろに下がれなくなったと思うと 威嚇しはじめた
ち「忘れ・・・ちゃったの・・・?」
とちひろが物体とあと数センチの間合いのところで
さ「ちひろ!」
ち「さいが兄ちゃん!? なみか姉ちゃんにお兄ちゃんも・・・・」
さいがさん達がやってきた
ち「どうして・・・レック達が止めてたのに・・・」
あ「注意をそらして突破してもらったよ」
な「ちーちゃんもなんでこんなとろに・・・」
とちひろは物体に背を向け 両手を広げた
ち「さいが兄ちゃん なみか姉ちゃん お兄ちゃん 来てそうそうだけど・・・帰って」
さ「な・・・なんでだよ・・・?」
ち「お願い 帰って! これ以上被害者を増やしたくないの! この子だけは・・・・ピオだけは・・・!」
と言った瞬間 ちひろは倒れた
あ「ちひろ!」
と前から倒れ背中が見えた その背中には大きな×の文字があった
な「×・・・もしかしてシザークロスかクロスポイズン?」
さいがはっと気づき ちひろの後ろにいた物体を見たが その物体はどこにもいなかった
あ「ポケモンセンターに運ぼう! ここならブリッザシティが近い!」
そうして 四人はヨンミョンタワーを後にした
~ポケモンセンター~
ちひろは治療してもらっていた
な「・・・・」
あ「・・・・」
さ「・・・・」
三人とも沈黙だった
なみかさんは何か言いたそうだが
それを言えずに黙っていた
ジョーイさんが治療室から出てきたとき
一斉にジョーイさんの所へ行った
あ「ジョーイさん! ち・・・ちひろは!?」
「回復は順調に進んでいます この調子なら明後日には退院出来ますよ」
さ「よ・・・良かった・・・」
とそのとき スコルピとユキメノコが傍に来ていた
な「ルピにユッキー・・・? なんでここに・・・?」
(あ・・・あのね 今回のことちひろちゃんを責めないで欲しいの ちひろちゃんも悪気があって あんなこと言ったわけじゃなくてね・・・?)
さ「それじゃあ・・・なんで・・・」
(それは・・・・)
とユッキーは喋るのを一回止め
(私の口からは・・・言いづらいわ・・・)
とルピが前にでて 壁にミサイル針を打った
「ピオ ボク ハハ」
と書かれていた
「ピオ チヒロ カバイ シンダ トウ ネムッテル」
そうして ルピはちひろのところに行った
さ「もしかして・・・・ちひろが受けたのは・・・」
「えぇ クロスポイズンですよ」
と沈黙が続く
あ「ちひろは・・・僕たちがピオに傷つけられると思って 帰ってっていったんだな・・・」
さ「でも・・・でも・・・」
さいがくんの言いたいことは
でも 俺はちひろの力になりたかったんだ
あ「さいがの言いたいことは解るよ 僕たちに出来ること ちひろの手助けになればと思って行ったんだ僕たちは」
な「でも・・・・ちーちゃんに怪我をしてしまった・・・・」
三人はその罪悪感で一杯だった
言ってしまおう
行っても行かなくてもちひろの運命は変えられなかった
ただ攻撃が 前からやられるか 後ろからやられるかの違いなんだよ
でもさいがくん達が来たことで処置が早く ちひろを助け出すことが出来た
だから行って正解
だけど僕はこのことを三人には教えられない
さて どうやって復活するかな
あ「・・・・ねぇ ある可能性を今考えてるんだ」
さ「なんだよ・・・」
あ「あのピオってポケモン かなり怒ってたよね?」
な「うん・・・」
あ「だから仲良かったちひろのこと 何も考えられなくなって 大切な人ではなく 敵だと判断してたら?」
さ「それってもしかしたら 俺たちが行っても行かなくてもちひろは攻撃されてたってことか?」
あ「そうゆうこと でもこれは一つの可能性だ 断言は出来ない」
な「でも可能性が出てきただけでも嬉しいね!」
となみかはちひろの所に行った
さ「・・・・」
あ「どうだい? 少しは気分が晴れた?」
さ「別に・・・」
と二人もちひろのところにいったのだ
~夜~
ちひろは夢を見ていた
ち「・・・・・ピオ・・・・お願い・・・これ以上は・・・・」
とそこで目が覚めた
ち「ここは・・・」
と周りを見渡す
ベットの近くにはユキメノコとスコルピ
そして ソファにはあゆむとなみかが寝ていた
ち「ブリッザシティのポケモンセンター・・・かな よっと」
とベットから飛び降り 服を着替えた
窓から外に出ようとしたとき ちひろは振り返りこう言った
ち「必ず・・・戻ってくるから」
とちひろは外にでた
~外~
さ「おい」
ヨンミョンタワーの近くでちひろは呼び止められた
さ「あんな痛い目にあって まだ行くのか?」
ち「私なんかが怪我しても良いんだよ 他の人が怪我さえしてくれなければ・・・」
さ「っ! お前はそれでもいいかもしれないが こっちは良くないんだよ!」
ち「仕方ないの!」
とちひろは大声で怒鳴った
ち「仕方ないことなんだよ・・・だって・・・ピオを殺したのは・・・私なんだから・・・・」
さ「それって・・・ルピは・・・ピオはお前をかばって死んだって・・・」
ち「違う・・・私が未熟だから・・・私が未熟だったからピオは死んだんだ・・・・」
そしてちひろは語りだした
思い出したくもない 思い出を
~過去~
お兄ちゃんより先に私は旅に出ていた
そのとき一緒にいたのはユッキーとワッコとラル
三匹と一緒に私は 旅をしていた
ある道を進んでいたときに 育て屋さんがあった
道の途中で 人だかりもない 寂しい育て屋さんだった
その育て屋さんの近くには森があったの
そう その森にピオ・・・ドラピオンの ピオがいた
それが私とピオの出会い
私は時々育て屋さんに行っては ピオの所に行った
ピオは凄く優しくてね
育て屋さんにいたポケモン達と遊んだりしてたの
ピオは野生のポケモンだったし 元人のポケモンでもない
でもピオは優しかった
育て屋さんの人も ピオにはとっても優しくしていたんだ
そして ピオはいつの間にか 卵を持っていた
いつから持っていたのかは解らないけど ピオは卵を大切にしていた
それからは あまり顔を出さなくなったけど
私達には解ってた
ピオは卵を孵そうと頑張ってるんだって
そしてある日
育て屋さんに荒くれ者が来た
「おうおう こんな変なところに育てやだぁ!? ふざけてんじゃねーよ!」
と預かってるポケモンを傷つけたり物を壊したりしていった
ピオはその空気を読み取って 森から出てきたんだ
「おぉ? 親分 あのポケモン強そうですぜ!」
「でかしたぁ! あのポケモン捕まえるぞぉ!」
そうしてピオの捕獲は始まった
荒くれ者が ポケモンをだし ピオを傷つけた
ボールを投げても ピオには全く当たらなかった
ピオは捕まる訳にはいかなかったんだ 卵のためにも
私がついたとき ピオはもうボロボロだった
ち「止めてっ!」
「ガキが邪魔すんじゃねーよ!」
と私を攻撃しようとしたとき ユッキー ワッコ ラルが出てきた
ち「邪魔すんななのはこっちのセリフだ」
「はぁ!? 行けっ!」
と言った瞬間 相手のポケモンは全滅だった
ち「あんたみたいな小物があたしに勝てるわけねぇだろ?」
「っち・・・・ガキが! おいずらかるぞ!」
と荒くれ者が去っていった
そのあと私はすぐにピオの手当をした
ち「大丈夫? 痛くないよ」
と私は話しかけながら 治療した
治療し終わったあと ピオはついてきてという合図を出して奥に行った
私も後を追った
そこはピオの巣 ピオの家だった
藁の上には卵があったのだ
ち「これが卵・・・」
と私が見ていると 卵が割れてきたのだ
そうして・・・
スコルピ・・・そうルピが生まれた
そして しばらくの間 ルピを含めて私達はそだて屋さんにいた
でも私は強くなるため 旅を続けるため
そだて屋さんを遠く離れなきゃ行けなくなった
「寂しくなるのぉ・・・」
お祖父さんはそう言った
そしてピオとの別れ
ち「じゃあね ドラピオン」
と言って私はその場を離れようとした
でも・・・・・
ち「・・・ドラピオン・・・・?」
ピオは私の道をふさいだ
ち「・・・・もしかして・・・」
とピオは頷いて
「どうやらドラピオンも一緒に旅をしたようじゃのう・・・」
お祖母さんがそう言った
私は嬉しかった
短い間でも仲良くなったポケモンと一緒に旅に出れるから
そして私はドラピオンをピオと名付けた
でもスコルピだけはボールで捕まえず そのままにしてルピと名付けた
ルピはピオがいるからついてくる だからボールには入れなかった
そして 数ヶ月後 悲劇が怒った
ある道路でα団がトレーナーのポケモンを無理やり奪おうとしていた
私はそれを止めた
α団と戦っているときα団に加勢が入った
そのせいで私達は苦戦した
そして
「そのドラピオンつえぇーなぁ お前なんかにもったいねーよ くれよそのドラピオン」
ち「誰があんたら悪党に渡すか!ピオは私の大切なパートナーなんだ!」
「はっ聞き分けねーのな なら」
と相手は銃を構えた
「お前が死ねばそのポケモンは俺のものでいいよなぁ?」
そしてα団員は引き金を引いた
私は死んじゃうのかと思い 目をギュっとつむった
でも目を開けたら見慣れた後ろ姿があった
ピオが盾になって 銃弾を受けたのだ
ち「っ!! ピオ!!」
「っち こっちが死んだか」
ち「お前らっっ!」
怒りに任せα団を倒したあと
ピオを急いでポケモンセンターに連れていった
でもピオは・・・・
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
さ「亡くなった・・・」
ち「そう・・・それで私はヨンニョンタワーにピオの墓を作ったの・・・私が・・・私が未熟なせいで ピオは死んでしまった だから私がピオに攻撃されなきゃいけないの・・・・」
とちひろはヨンニョンタワーに走っていった
~十階~
ち「・・・・いた・・・・」
とちひろはまたドラピオンを見つけていた
ち「久しぶりだね ピオ」
ドラピオンは後ろに下がりながら 威嚇していた
ち「ピオを死なせてしまったのは私・・・ だからねピオ ほかの人を攻撃しないで 私が・・・私が悪いんだもん・・・だから・・・・」
そう言うと スコルピが出てきた
「ルピルピ」
ち「・・・・ルピ?」
とドラピオンに話しかけ そうすると ドラピオンはちひろに近づいてきた
そうすると 何かを言いたそうにしていた
ドラピオンは少し考え 床に攻撃をして 文字を書いた
ち「ピオ・・・・?」
そしてドラピオンは光に包まれた
ち「ピオ・・・・! ごめんね! 死なせちゃって・・・! そして・・・・」
とちひろは一言 ドラピオンに伝えた
それは彫られた文字と同じ言葉
『ありがとう』
と
~ポケモンセンター~
な「もー!ちーちゃんすんごい心配したんだからー!」
ち「ごめんってばなみか姉ちゃん」
ものすごくナチュラルにちひろは戻ってきた
さ「・・・・」
あ「いやぁ さいが惜しかったねー」
さ「聞こえてたのか?」
あ「まぁ最後の方だけどねー」
と二人は話していた
ち「さーて! ブルクに頼まれたポケモン探し! 頑張ろー!」
そのちひろの笑顔は 何の迷いもない笑顔だったのだ
~とある部屋~
そこに パソコンがあった
そこには
『せんごく☆ジムリーダー四天王チャット☆』
ま た や る の か
~チャット内容~
Steel(メタルさん):・・・・きた・・・・
sky(ヒウさん):やほー リーグ戦終わったわねー
Flame(フレナさん):ですねー 少し寂しいです・・・
Rock(ストさん):がはは でも今回のリーグ戦も盛り上がったな!
Electricity(ミントさん):ですねー 私も燃えました!
ーGhostさんがログインしましたー
Esper(シャクさん):ん? 見ない名前だね 誰だろう?
Ghost(ちひろ):やっほー みんな元気ー!?
Snow(ザードさん):お ま え か ww
Water(ウミさん):ちょっとチャンピオンなんでここ分かったのよ!
Ghost:んー? なんか裏情報網気になって 鮮国ジムリーダー 四天王でググったら出てきたよー
Snow:検索よけしたほうがいいようだな・・・・
sky:いやもう遅いでしょコレ
Ghost:そうだよー! 私に知らされたら全員に知らされるとしれー!
Flame:・・・そういえば Ground(ラウさん)とかInsect(セクトさん)Plant(ツリーさん)Grepple(ダンキさん)は?
Grepple:俺ならいる
Flame:失礼しました
sky:Groundならジムいじるーとか言って 欠席よ
Electricity:InsectさんとPlant姉さんは仕事があるそうです
Ghost:ほぉー みんな面白い名前使うねー
Rock:おぉ! Ghostは一瞬で分かったのか! 俺は一週間ぐらいかかったぞ!
Ghost:まぁRockさんとかGreppleさんは機械とか疎遠だしね・・・
Grepple:あぁ・・・・
Ghost:まぁ私はどんなものでも すぐわかるけど!
Snow:いやその前になにで投稿してるんだよ
~次回に続く~
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