インフィニット・ストラトス―7の名を持つ戦士―
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第1話 転生してハーレムはキツい
前書き
主人公の名前は思い付きです。
一人の青年が交通事故で死んでしまった。
ーーーーーーーー
青年は目を覚ますと一人の女性が立っていた。
「誰だ?あんた?」
青年はそう女性に聞いた。
「私は神です」
そう女性は青年に言った。
「って事は俺は死んだのか?」
青年はそう言って片手を上に向けた。
「はい、ですが貴方は前世での人生はあまりよくない人生だったので貴方の好きな世界に転生してあげます」
そう神は青年に言った。
「マジか!」
青年はそう言ってどうするか考えていた。
「ソードアートオンラインの世界もいいよな!でもストライク・ザ・ブラッドも捨てがたい!」
そう青年は自分の好きな作品を選んでいた。
「なら、この世界はどうですか?」
神は1枚の映像を青年に見せた。
それは機械の服を着て戦う少女の映像だった。
「なら、その世界で!神様が選んでくれたんだ!悪くないかもな」
そう言って青年は片手を拳にした。
「なら、貴方の戦う愛機をイメージしてくれませんか?」
神はそう言って1枚のカードを見せた。
「何も描かれてないっすね?」
青年はそう言った。
「なら、描いてもらいましょうか?」
神はそう言って青年の右手に触れてイメージを写し出した。
「あれ?この絵何かに似てるな?」
青年がイメージした絵は赤いボディに額に緑色の宝石が嵌め込まれていた。
そして頭にS字の様なブーメランが装備されていた。
「ウルトラセブンですね」
神はそう青年に言った。
「セブンか、確かに俺の憧れの戦士だ!」
青年はそう言ってセブンの姿を少し改良した。
「これが出来るのは明日になります。ですが貴方はインフィニット・ストラトスの世界に行く準備は出来ています、貴方の姿はどうしますか?」
神は青年に聞いた。
「なら、姿は暁古城で!名前は俺が決める!そうだな・・・彰星ムサシだ!!」
青年はそう神に言った。
「なら、ムサシ貴方は楽しい学園生活を過ごしなさいね」
そう言って神はムサシの体に触れた。
ーーーーーーーー
ムサシは目を開けると知らない場所に立っていた。
「ここがインフィニット・ストラトスの世界か・・・」
そう言ってムサシは歩き出した。
「あっ!おーい!」
いきなり後ろから声を掛けてきたのはムサシと同じ服を着た青年だった。
「お前は?」
ムサシはそう青年に聞いた。
「俺は織斑一夏よろしく」
一夏はそうムサシに片手を差し出した。
「ああ、俺は彰星ムサシだ」
ムサシはそう言って握手した。
「とりあえずクラスに行くか?」
一夏はそうムサシに聞いた。
「そうだな」
ムサシはそう言って歩き出した。
ーーーーーーーー
クラスに着いてムサシはクラスの視線を浴びて困っていた。
「やれやれだ」
ムサシはそう言って空を見ていた。
「織斑くん!織斑くん!」
眼鏡をした女性が一夏を呼んでいた。
「あっ!はい!」
一夏は眼鏡をした女性の方を向いた。
「自己紹介をしてくれないかな?ダメかな?」
そう教師は一夏に聞いた。
「あっ!はい!えっと織斑一夏です!」
そのあと十数秒程沈黙した。
「ふぅー!以上です!」
そう言った瞬間クラスの大半がずっこけていた。
ムサシは呆れながら空を見ていた。
「よし、え~っと彰星ムサシです!好きなことはイラストを描くこと。好きな作品はソードアート・オンラインとストライク・ザ・ブラッドです!よろしく」
ムサシはそう言って笑顔で辺りを見た。
「き、きゃああああああああ!イケメンで本が好きでしかも絵を描くのが好きなんてかなりヤバくない?」
かなり騒ぎだした瞬間ムサシは耳を塞いだ。
「静にせんか!」
そう大声で言ったのは凛々しい姿の女性が立っていた。
「あっ!千冬姉!」
ばこっ!
一夏は姉の千冬に殴られた。
ちなみに他の全員は何も喋らず黙っていた。
ーーーーーーーー
ムサシは一夏と一緒に学食に向かっていた。
「それにしても箒も居たなんてな」
一夏はそう幼馴染みの篠ノ之箒に聞いた。
「ふん、お前も変わっていなかったな」
箒はそう一夏に言った。
「なぁ、一夏は篠ノ之と幼馴染みなのか?」
ムサシはそう一夏に聞いた。
「ああ、小学生の時に転校したけどな」
一夏はそうムサシに言った。
「へぇー」
ムサシはそう納得した。
ーーーーーーーー
ムサシは片手にカバンを持ちながら学生寮に帰宅していた。
「あっ!ムサシ~ん!」
後ろから声を掛けてきたのはのほほんと呼ばれている女子生徒だった。
「よう、どうした?」
ムサシは片手にカバンを持ちながら聞いた。
「ムサシ~んも寮なの?」
のほほんはムサシに聞いた。
「ああ、まぁな」
そう言ってムサシは歩き出した。
ーーー次の日ーーー
ムサシは一夏と朝飯を食べていた。
「よう、のほほんさんおはよう」
一夏はそうのほほんに挨拶をした。
「おはよう~」
そうのほほんは眠そうな顔をして言った。
ーーー教室ーーー
「それでは今からクラスの代表候補生を決めたいと思います!」
そう山田先生は言った。
「なら私は織斑くんを推薦します!」
女子の一人がそう一夏を推薦した。
「なら私は秋星くんを推薦します!」
そう女子の大半が一夏とムサシを推薦した。
「おい!待てよ!俺は代表候補生に興味はないぜ!」
ムサシはそう全員に言った。
「なぜ皆さんは私を推薦しないんですの!」
後ろの席で立ち上がったのは金髪のロールヘアーの様な女子だった。
「何だ?あんたがやりたいならあんたがやればいいんじゃねえか?」
ムサシはそう女子生徒に言った。
「何ですのその初めからやる気のない態度は!私にとってはこの日本と呼ばれる古くさい国に来たことさえ耐え難い苦痛で!」
女子生徒はそう言った。
「んだとコラ!」
ムサシは女子の言葉に怒りを見せた。
「イギリス出身みたいだがイギリスだって日本の作品をパクったりしてんだろうが!しかも不味い料理で何年覇者だよ!」
ムサシの言葉に大半の生徒がシーンとなった。
「イギリスにだって美味しいものはあります!貴方私の祖国を侮辱しますの!」
そう女子生徒はムサシに言った。
「決闘でもするか?相手になるぜ!」
ムサシはそう女子生徒を睨んだ。
「ええ、受けて立ちますわ!」
女子生徒はどこからか手袋をムサシに投げた。
「俺の母国の戦士の力見せてやるよ!」
ムサシはそう言った。
ーーー自室ーーー
「ムサシ!」
一夏はムサシの部屋に入ってきた。
「よう?どうした?」
ムサシは片手にウルトラセブンの人形を持ちながら聞いた。
「お前ISはどうするんだ?」
一夏はムサシに聞いた。
「んっ?今日中に来るって織斑先生から聞いてるぜ」
そうムサシは一夏に言った。
「そうなのか」
一夏はムサシの持っているセブンの人形が気になっていた。
「ムサシ、その人形ってウルトラセブンか?」
一夏はムサシに聞いた。
「ああ、俺が正義の味方に憧れた戦士の人形だ」
そうムサシはセブンの人形を持って言った。
「へぇ~」
コンコン
いきなりドアがノックされた。
「あっ、はい」
ムサシはドアを開けた。
「秋星くん夜分遅くにごめんなさい。これが君のISです」
山田先生が渡したのは赤いサングラスの様な物だった。
それは間違いなくモロボシ・ダンがセブンに変身する時に使用するウルトラアイだった。
「ようやくできたか。」
そう言ってムサシは真剣な顔で1週間後の試合を待った。
続く
後書き
怪獣が出ないがムサシが戦う!
一夏のISは次の話で出ますよ!多分
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