あんさんぶるバトル
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無能力者のユニット
前書き
「あんさんぶるスターズ!」を元に、
ファンタジー、BLを書いていこうと
思ってます!!
初心者ですが、温かい眼差しで
見てやってください(笑)
綺麗な海が有名で観光地となっているビーチに、無能力者四人組、Tricksterは来ていた。彼らは膝まで海の水に浸かりながら、砂浜を見ていた。観光するために来たのではない。このビーチ付近の住民から依頼があり、それを解決するために足を運んだのだ。
「あはは!やっぱ観光地になってるだけあって、海の水がキラキラしてるね!!ひゃっほーい!!」
「明星、俺達は遊びに来たわじゃないんだぞ。依頼のことを忘れるな」
「わかってるよ〜ホッケ〜。でもせっかく来たんだから泳いでから帰りたいな〜」
「依頼が無事終わったらな」
「じゃ、さくっと問題解決しちゃおう!!」
依頼で来ているも関係なく、楽しそうに語っているのは明星スバル。お調子者で明るい性格の持ち主。スバルの言葉にまじめに答えているのは氷鷹北斗。まじめな性格でスバルと意見がぶつかることが多い。
Tricksterの受けた依頼は、『浜辺で暴れている巨大イモムシを駆除せよ』という内容だ。公共機関の電車と同じサイズのイモムシ。生身の人間がどうにかできるものではない。
「俺はイモムシ退治としか聞いてねーぞ?俺達みたいな無能力者がなんの準備無しでどうやって退治する気だ?」
衣更真緒。厄介事に巻き込まれやすいが世話焼きのためプラマイゼロ。
討伐系の依頼を受けるほとんどは、能力者や武装している者がいるユニットだ。
Tricksterは『無能力者でもできることはある』をテーマに結成された新ユニットだ。功績も期待もない。それに加えイモムシの情報もまともに知らない状態で現場に来たため、この依頼がクリアできるか疑問を持つ衣更真緒の言うことはごもっともであろう。
「大丈夫だよサリ〜!俺が聞いてくるから!!」
「あ、おい!スバル!!」
スバルに真緒の声は届かず、そのまま巨大イモムシの元へ走っていった。
「わぁさすが明星くん!!はやいね!!」
のんきにスバルを褒めているのは遊木真。優柔不断でおどおどする姿はよくあるが、基本明るい性格の持ち主。
「とりあえず明星の後を追うぞ」
北斗の言葉でメンバーはスバルの後を追った。
後書き
BL展開はまだまだ先の話になりますので、
一般的なファンタジーとして
お読み下さいませませ〜!
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