未来への架け橋って何ですか?
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生徒会の裏事情2
前書き
俺以外の他のやつにとって考えもつかないテストがはじまる・・。
ガラッ‼突然教室にはいってきた生徒会メンバー。そこでいきなり渡されたテスト。まず、先生じゃないってことにみんな驚いている。
「え~、ではこれから3教科のテストを開始する。各教科60分ずつ。いいな?」
『はい!!』
「よし。ではこれから問題を渡す。渡されたら問題用紙と解答用紙に名前を書け」
そうして3時間の間、テスト問題を解いていくのだった。
「・・・やめ‼」
カタラ。テストが終わった。自分としては良い方だったのかもしれない。しかし、そういってられるのは俺だけ。だった。
「では、榊原はこの後生徒会室に来い。いいな?」
「はい」
「ではついてこい」
俺だけが生徒会室に呼ばれることは度々あったが、今回は何か違う感じだった。
「お前は気づいていたか?」
「何がですか?」
「その様子だとなにも知らないようだな。」
「はい」
「実は、今回のテストはおまえの問題だけが中学の復習だった。他のやつらのテストは高校の予習テストだった」
「!!!」
「だから今回のテストではお前が確実に一番であるのだ」
「・・!!そんなことして良いんですか?」
「しょうがないだろう。学園長が直々に決めていることなのだから」
「そんなことをする必要がどこにあるんですか?」
「それはだな・・・」
(第4章 続)
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