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ウルトラブライブ

作者:モブブ
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ウルトラマンダイナ
最終章Ⅰ 東京壊滅
  最終章Ⅰ 東京壊滅-7

ファイブキングが街を破壊しているのを窓から見ていた真姫は分身を戻しテレポートで怪獣のもとへ行こうとするが再び校舎に入ってきたディゴンが襲い掛かって来たことにより阻まれてしまう

ダイナ「ダッ!!シュアッ!!」

真姫『二人とも!!こいつらの狙いは私だから早く教室に逃げて‼』

花陽「でも真姫ちゃんが…‼」


真姫の叫びに花陽が何かを言おうとするが

凛「……っ‼」

花陽「えっ?凛ちゃん!?」


凛が花陽の腕を掴みその場から走り出した

凛「真姫ちゃんなら大丈夫だよ‼だって今まで凛達を助けてくれたウルトラマンダイナだもん!!」

表情は笑っているが目には涙が浮かんでいる





ディゴンが下の階から上がってくるのでダイナも下の階に向かいながらディゴンを倒していく


凛達は上の階へ掛け上がっていく






凛「かよちん大丈夫?」

花陽「大丈夫だよ」

にこ「凛!!花陽!!こっちよ‼」

花陽「にこちゃん!?」


凛と花陽が上の階に辿り着くとにこが自分のいる教室に入るよう二人に呼び掛けた



凛「はぁ…はぁ…ありがとうにこちゃん……ふぅ」

花陽「助かりました……あれ?でもこの階って2年生の階じゃ……」

穂乃果「そうだよ、だから私たちもいるよ‼」


花陽の疑問に穂乃果が元気よく応えた


凛「絵里ちゃんも希ちゃんもなんで2年生の教室にいるの?」

絵里「なんでって…ねぇ?」

希「成り行きやね」

海未「成り行きですね」

ことり「成り行きだね」

にこ「つまりご都g」

花陽「どうして私達が上がってくるって分かったんですか?」

にこの言葉を遮り、再び花陽が疑問を投げ掛ける


絵里「それは……」


皆の視線がにこへと集まる

にこ「えっと……」



にこは真姫からテレパシーで凛達が上がってくるのを伝えられていた

しかしそれを説明するには真姫がダイナであることをこの場にいる皆に伝えなければならないと言うことになる

それは本人から言うべきだと思っているにこは説明に困っていた




希「それはウチのカードがそう告げたからや」

ことり「あれ?でもにこちゃんが突然ドアの方に走っていってなかった?」

希「にこっちはウチの占い見とったもんなぁ?」

にこ「そ、そうなのよ。希の占いはよく当たるからね~」



希からの助け船に動揺しながらも話を合わせるにこ




絵里「………そう言えば真姫は?一緒じゃないの?」

にこ・希・凛・花陽「ギクッ」


絵里の突然の質問に四人は一瞬目を見開いた


穂乃果「きっと1年生の教室にいるんだよ‼」

凛「そ、そうにゃ。凛とかよちんはトイレにいってて教室に戻れなかったんだ」

海未「そうだったのですか…」


8人が話していると、同じ教室にいた生徒の1人が呟くように言葉をはいた



生徒「どうして街があんなに壊されてるのにダイナは来てくれないの?」



そう、既にファイブキングによって秋葉原はほぼ壊滅状態となっている


8人も窓の外を見る

無惨な姿となった秋葉原の街が目の前に広がっていた


ファイブキング「グォァゲェェンギュォァギァン!!」


ファイブキングの咆哮と共に無数の光線が彼方此方に飛んでいく



絵里「え、嘘!?」



その光線のひとつが学院の校舎へと向かってきた


希「皆伏せて!!」


希が叫ぶが早いか皆窓から離れるように身を伏せた 
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