ドラゴンクエストⅢ アルスと愉快な仲間達
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第2話 探し物は旅の仲間ですか?
楠木賢吾もといアルスはとても困っている。
王様に会ってアイテムや金を無事もらうことは出来た、だがな!ルイーダの酒場に来たのはいいが今人がいないってどういう事だ!なに?勇者が遅いから俺達でバラモス倒す旅に出る?ふざけるのも大概にしろよ。ゲームだと俺が出さない限りレベル1固定のクソザコナメクジのくせによ!ルイーダもルイーダだ、なんで止めなかったんだよ。あれか?俺が弱そうだからか?俺が死んだような目をしているからか?悪かったなこの目は生まれつきなんだよ!!
「まったくここでも騒がしいやつじゃの」
俺の心の叫びが届いたのかロリ神様が姿を見せた
ってかこの世界に干渉出来るのかよ!?
「まぁ神様じゃしの、他の奴らにわしの姿は見えないし」
神様って便利だな…
「そうであろう?便利じゃろ?ん?お主のできないことをわしは平然とやってのけるからの」
痺れもしないし憧れもしないから
後その顔やめろウザい
「おっと忘れるところじゃた、お主に伝えたいことがあって来たんじゃ」
暇だから煽りに来たと思ったらちゃんと用事あったのね
「神じゃからの、お主はいまオルテガの息子アルスじゃ、ここまではいいな?」
いいなって言ってもその情報はここに来る前から知ってたぞ
「へっ?そうなの?」
一応Ⅲはやった事あるしな
「ふむならアリアハンに1人幼なじみがいることは知ってたか?」
えっ?そんな設定あったけ…
「流石にゲームをそのままパクったら面白くないじゃろ?」
なるほどな、確かに同じじゃクリアしてるゲームをしている気分になるしな
「それに丸々ぱくると上がうるさいし」ボソッ
なんか言ったか?
「頑張るんじゃぞ!わしはこれから別の神との会議あるから失礼するぞ」
あの野郎…いつか紙みたいに薄っぺらい服剥ぎ取ってロリコン共に売ってやるから覚悟しろよ。
とはいえロリ神からいい情報をもらった。俺が勇者なら幼なじみは冒険者に違いない、早速会いに行くか
俺としたことか幼なじみの名前を聞くのを忘れていた。
いやこれは名前を言わなかったロリ神が悪いな、あの野郎…服剥ぎ取って売るじゃ生ぬるいあいつ自身ロリコン共に売りつけてやる
「アルスじゃん、どうしたのこんな所で」
ウホ、いい町娘
ってかなんで俺の名前知ってんだ?
「何言ってるのよ、私の事忘れたの?」
あぁもしかして同じクラスの土井さん?
「土井って誰よ!?チョコよチョコ、忘れたの?アンタとは生まれも育ちも一緒の幼なじみのチョコよ」
無駄な説明口調は初登場人物の特権
「初登場人物?特権?何言ってるのよ」
独り言だから気にしないで、見たところ冒険者より町娘みたいな格好をしているのは俺の気のせいだろうか?
「気のせいも何も見ての通りアンタと違って私は町娘だからね」
なるほど、だからそんな貧相な服着ているわけか
「貧相で悪かったわね!それよりアンタなんでまだこの町にいるの?」
棘がある言い方するなこいつは…仲間が見つからないから町を離れられないんだよ
「それならそうと早く言ってよ」
チョコはそういうとその場を猛ダッシュで離れていった。おいおい落ち着きのない子だな…そう思った瞬間荷物を持って戻ってきた
「この町にいても暇だしアンタに付いていくことにしたわ」
えっ?コンビニ行ってくるような感覚で勇者の仲間になるの?
「私は知っての通り暇が嫌いなのよ。アンタについて行けば少しは楽しめると思って付いていくのよ。別に気になって付いていくんじゃないから」
うわぁ…これは典型的なツンデレですね…俺ツンデレ嫌いなんだよなぁ
「ツンデレ言うな!?」
1人増えるのと1人で冒険では難易度が変わるからな、早速冒険に……
「何言ってんのよ。ルイーダの酒場で私の登録をし終えるのが先でしょ」
えっなにそれは…
「アンタ勇者だから知らないのも同然ね、この町から旅に出る人は必ずルイーダの酒場に登録するのよ。そこで職業を決めたりするのよ」
なるほど、ではぜひ女僧侶になって俺の面倒を……
「ならないわ!?この変態!!」
うわらば!?
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