ブレイブソード×ブレイズソウル 〜 傷だらけの魔王〜
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第一部
十章
天月とアリサ
少女と天月が時計塔から飛び降りた
天月「カッカッカッ、楽しみじゃな主よ」
アリサ「そうだね、天月ちゃんって言うかアリサでいいよ」
小悪魔のように笑う少女がアリサである
アリサ「待っててね魔剣使い、私が貴方の命を奪いにいくから」
アリサは地面に着地したと同時に凄い速度でロルリアンレット世界図書館だった場所に向かって行く
その頃、シュウはというと・・・まだ気絶?というより疲れて寝ていた
シュウ「Zzz‥ᐝ」
秋水「涎を垂らすな、あーもう、スカートがびちゃびちゃになっちゃうじゃない」
シュウは「もう、食べれない」とか意味のわからない寝言を言っているのを見て秋水はクスッと笑った
秋水「ちょっと可愛いかったんだけど」
秋水はシュウのほっぺをツンツンとつつく
秋水(や、柔らかい!?)と秋水は思ったようだ
その時だった
ドゴォォォンと音をたて瓦礫が吹き飛んだ
???「カッカッカッ、お主もやる事が無茶苦茶じゃな」
???「それが私の良いところだもん」
煙の中から天月とアリサが現れた
秋水「アンタ達、誰?」
秋水は尻尾の毛を逆立たせるがアリサは何食わぬ顔で秋水に近ずく
アリサ「ねぇねぇ、貴女のマスターの命ちょうだい」
アリサが言った瞬間の事だった秋水の背中に寒気がはしった
秋水「な、なんでアンタそんな所にいるの」
秋水の背後で大鎌を持ったアリサがニシシと笑っていた
アリサ「ニシシ、貴女鈍いのね・・・まぁいいや、とりあえず死んじゃえ」
アリサが秋水の首に当てていた大鎌を秋水の首を刈り取るかのように振り抜く
秋水「くっ、危なかった」
しかし、秋水はアリサの攻撃をかわした
秋水は、シュウを尻尾で掴み距離をとった
アリサ「へー、やるじゃーん・・・だけどこんなのはどうかな、天月ちゃんアレやって」
天月「カッカッカッ、良かろう」
アリサの背後で空間が歪んだ、そしてそこから出てきたものは秋水の良く知るものだった
秋水「な、なんで」
秋水は驚きを隠せなかった何故なら
アリサ「貴女は見覚えあるはよね、この太刀を・・・」
秋水が目にした物それは━━━━━
続く
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