もう一人のカンピオーネ
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昼休み
あれから一週間がたったが男子の友達はできていない、理由は簡単で常に二人が傍にいる為に男子が近寄ってこないのだ、まあ元から友達たくさん作るタイプじゃないのでいいのだが。
これでリーシャが一緒に住んでいて、麗子が隣に住んでいる事がバレたら確実に刺されると思う。
あれから草薙とはうまくやっていて、たまに屋上で草薙ハーレムと一緒に昼飯を食べることがある。
それから正史編纂委員会から甘粕 冬馬と言う連絡役を紹介された。
委員会からは、何か事が起きたら解決の協力をお願いされた。
厄介ごとは好きでは無いのだが、まあしょうがないと諦める事にした。
*****
昼休み
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屋上にて草薙ハーレムと食事している
『そういえば先輩は何の神を倒したんですか?俺はペルシアの軍神ウルスラグナという神を倒して魔王になったんですが先輩はどうなんです?』
「それが実は分からないんだよな気がついたら巻き込まれてて倒せたらしいとしか言えないんだよな、完全に偶然みたいな物なんだよ俺の場合は」
『どこで戦ったんですか』
「ギリシャ、北エーゲのヒオスていう小さな町」
『ギリシャって言うことはギリシャ神話の神ですかね』
「さあ分からん、なにぶん死にかけで必死だったし意識も朦朧としてたしな」
『じゃあ権能とかも分からないんですか』
「ああでも戦闘用というのは、なんとなく分かるぞ」
『俺の権能は10あるんですが使用条件があるのばかりで使いずらいのが多いですね」
「10個もあるのか、いいなそれ一つくれ~」
『いや無理ですから ハハハ』
「だよな~」
その時草薙と俺のスマホが鳴った、馨からだった。
「急にどうしたんだ」
『実はまつろわぬ神らしき現象が目撃されまして調査に向かって欲しいのですが』
「放課後になるけどいいのか?」
『はい結構ですでは詳しいことは放課後に迎えに行きますので、後で話します』
「はいはい、了解」
草薙はまだ話している
『ええそうですか、放課後、はい、はい分かりました』
どうやら終わったようだ。
「誰からだった?」
『甘粕さんからでした、東城先輩は誰からでしたか?」
「馨からだったよ内容は多分同じだと思うけど」
『まつろわぬ神についてですよね「ああ」』
「放課後に迎えに来るそうだ」
『俺の方も放課後に甘粕さんが迎えに来るそうです」
「草薙が行くなら俺いらないじゃね」
『駄目ですよ、東城先輩も呼ばれたんなら行かなきゃ』
「いや、分かってるけど面倒くさい」
やべ昼休みが終わる、いそいで二人と教室に戻った
*****
放課後になった馨が車で迎えに来た、しかもベンツだ注目を浴びまくっている。
急いで乗り込むとゆっくりと発進した。
『どこで話するんだ?」
『正史編纂委員会の東京分室です』
取り敢えず東京分室に移動するようだ。
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