サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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ヒロシ:「どうした!?」
サトシ達がコジロウの元へ駆けつけると、、
コジロウ:「見ろよこの絵、、」
ヒカリ:「絵?、、、あっ!」
ヒロシ:「これは!」
中はトンネルではなく部屋のような
つくりになっており、四人が見たものは
壁一面に描かれている
ポケモンと思わしき絵だった。
サトシ:「、、、」
ヒカリ:「、、これ、ポケモンかしら?」
絵の中には翼を広げ火を吹くもの、
両手で巨大な岩を砕くもの、
光線のような光を放つもの等が
壁を覆っていた。
サトシ:「、、、」
(サトシの頭の中)
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リザードン:「グォォ!」
ブワッ(かえんほうしゃ)
ギャラドス:「ガァァ」
バシュゥゥ(はかいこうせん)
フシギバナ:「グァァ!」
バシュゥゥ(ソーラービーム)
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絵を見た時、サトシの頭の中では
ポケモン達が文明を攻撃している映像が
流れた。
サトシ:「、、、、、」
ヒロシ:「古代人が遺した2つ目の遺産、、」
ヒカリ:「これが古代絵ね、、」
コジロウ:「、、見ろっ、天井にも
何か描かれているぞ!」
ヒロシ達が天井を見上げるとそこには、
人が天に赤子を掲げ、その掲げている人の
下で人々が祈りを捧げいる絵と、
古代文字が描かれていた。
ヒカリ:「これ、何かしら、、」
ヒロシ:「赤ん坊を掲げる人と、
それを祈る人々、、」
コジロウ:「他の部屋にも
あるんじゃないか!?」
ヒロシ:「行ってみよう!」
ヒカリ:「そうね!」
ダダッ(他の場所に向かうヒロシとコジロウ)
ヒカリ:「、、サトシっ、行こう?」
サトシ:「、、、、、」
ヒカリ:「サトシ?、、」
入り口に出ようとしたヒカリが
天井を見上げるサトシに呼びかけると、、、
サトシ:「、、時を分かつ尊、、、
隠と陽の混ざりし時、解放されし力の果てに
末の世は終焉の運命を迎えん、、」
ヒカリ:「、、、え?」
サトシ:「数多なる精霊を司りし尊、
、、己の意思は、、創世の支配にあり、、」
ヒカリ:「サトシ、、何を言ってるの?」
サトシ:「数多なる精霊に導かれし尊、、、
精霊と、、民の、、調和を、、、謳わん」
ヒカリ:「サトシっ、、、サトシってば!」
スッ(ヒカリの手)
ヒカリがサトシの肩に手を乗せると、、
サトシ:「、、、はっ!!」
サトシは我に返った。
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