サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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トイレにて、、、
ヒカリは急遽トイレに行き
マリナの電話にでた。
ヒカリ:「、、、もしもし?」
マリナ:「あなた今どこに居るの?」
ヒカリ:「どこって、、トイレですけど」
マリナ:「早く店から出てらっしゃい」
ヒカリ:「え?」
マリナの一言をヒカリは疑問に思った。
マリナ:「研究材料を買いにタマムシに
来てみたら、、、あなた何サボッてるの?」
ズゴッ(ヒカリ)
ヒカリ:「サボッてまーせーんー!」
マリナ:「嘘言わないでっ。あなたが
新しく出来た雑貨屋に入って行くとこ
見たんだから」
マリナはヒカリがteraに入って行く所を
見ていたようだ。
マリナ:「荷物が多くて大変なの。
手伝ってちょうだい」
ヒカリ:「えー!」
マリナ:「陽に当たると大変な薬品も
入ってるからなるべく早く出てきてっ。
これはみんなの為よっ。正面の
タマムシデパートにいるから、、それじゃっ」
ヒカリ:「あぁちょっと!」
ツー、ツー、、、
電話はきれてしまった。
ヒカリ:「、、もぉ!人の事何だと
思ってるのかしら!!」(プンプン)
ヒカリは一旦トイレを出た。
店内にて、、、
ヒカリは再びエリカのもとへ戻り、
事情を説明した。
ヒカリ:「ごめんなさいエリカさんっ、
せっかく新商品を見せてもらう事に
なったのに、あたしそろそろ行かないと
ダメになりましたっ」
エリカ:「あら、、」
ヒカリ:「あたしの身内が買い物の荷物を
持てなくなったみたいでして、、、」
エリカ:「それは大変ですわねっ(驚)
早く行ってあげなければ、、」
ヒカリ:「せっかく良くしてもらったのに、
ごめんなさい、、、」
エリカ:「、、、大丈夫ですよ(笑顔)
引き止めたのは私の方ですし、こちらこそ
お忙しい中、申し訳ございません(礼)」
ヒカリ:「いえいえ!、、また来ますから!」
エリカ:「はい(笑顔)いつでも
お待ちしております♪、、不思議と、お客様とは
またお会いする気がしますわ♪」
ヒカリ:「本当ですか!?何か、
お店の店長さんに言われると嬉しいです!
今度、エリカさんのつけている香水
教えて下さい!、、あっ。
あたし、ヒカリって言います!」
エリカ:「えぇ♪、、また居らして下さいねっ、
ヒカリさん(笑顔)」
ヒカリ:「ヒカリでいいですよ!あと、
そんな丁寧な話し方じゃなくて全然いいです!」
エリカ:「お客様を
そんな呼び方で呼べませんわ♪、、それじゃあ、
ヒカリちゃんと呼ばせて頂きます(笑顔)
ヤマブキシティが閉ざされた今、私は
本店ではなくこの店に居りますので♪」
ヒカリ:「わかりました!
またタマムシシティに来たら、
すぐこの店に寄りますから!それじゃあ、
あたしはこの辺で失礼します!」
エリカ:「えぇ♪(笑顔)それじゃあ
ヒカリちゃん、ご機嫌よう♪(笑顔)」
ヒカリはエリカに別れを告げ、店を出た。
エリカ:「、、、”すぐ”に、、ね♪(笑顔)」
エリカは後ろに隠し持っていた
香水らしき瓶を握り、ヒカリを見送った。
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