ドラゴンクエストビルダーズ:アレフガルドを復活させられてます(新リュカ伝)
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第1章:メルキド編
25:第一回 メルキド防衛球技大会(ドンドンドンパフパフ)
前書き
お久しぶりのDQB更新。
ゲームも戻ってきたし、またプレイしちゃってます。
(メルキド)
リュカSIDE
巨大なゴーレムが巨大な岩を持ち、それを俺目掛けて投げてきた。
咄嗟にルビスからもらった袋からメルキドシールドを取り出して、大岩から身を守る。
ドカンと大きな音と共に、強い衝撃を受けるも周囲には粉々になった大岩の欠片が舞い落ちた。
流石メルキドシールドだ……何とか身を守る事が出来たよ。
取り敢えず自分の作り出した物の性能を確認できた所で、メルキドシールドの横から顔を出しゴーレムの動きを確認する。
すると、また大岩を投球する所で、俺は慌てて顔を引っ込めメルキドシールドの影に隠れた。
これまたドカンと大きな音と衝撃を受け、大岩の破片が辺りに散らばる。
何時までも守ってられないので、奴の隙を突こうと、メルキドシールドの横から顔を出すと、3度目の投球モーションに入っていた。
何だこれは!?
今は奴のターンか?
一回の表、チーム巨大ゴーレムの攻撃か!?
俺は奴からスリーアウトを取って、一回の裏にならないと攻撃できないのか?
3度目のドカンという音と衝撃を受けて、スリーアウトを確認する為またしてもメルキドシールドの横から顔を出す。
すると今度は投球モーションに入っておらず、奴の攻撃終了かと思ったのだが、大岩攻撃の効果が全く無く怒り狂った奴は身体を回転させながら突撃してきた!
おいおいマジかよ。
お前の攻撃は何時終わるんですか?
俺はメルキドシールドの影に隠れ、先刻以上の衝撃に堪えながら攻撃チャンスを覗ってると……
突然メルキドシールドへ襲いかかる衝撃が止まった。
一回の裏突入かなと思い、確認の為ゴーレムの様子を確認する。
すると奴は回転攻撃で目を回してフラフラになっていた。
ああそうか……コイツはアホなんだ。
このチャンスを見逃すほど俺はお人好しじゃない。
メルキドシールドの前に出て、フラ付いてるゴーレムの足下に魔法の玉をセットする。
直ぐさまメルキドシールドの後ろに隠れると、魔法の玉が大爆発。
いやいや……魔法の玉、威力ハンパねぇ!
俺……メルキドシールドと共に吹き飛ばされた。
ちょ~痛かったけど、痛がってばかりも居られないので、直ぐさま立ち上がり奴の状況を確認する。
如何やら弱点は頭らしく、足下で爆発した魔法の玉ではノーダメージ。
でも衝撃は伝わったらしく、両手を地面に付け身もだえてる。
今度こそ最大のチャンスだと確信。
なるべく奴の頭の方に魔法の玉をセットして、猛ダッシュでその場を離れる。
ドカンと爆炎をあげ大爆発。
心の中で『お仕置きだべさ~』と叫んでゴーレムの亡骸を確認に戻る。
そしてイケメンは見た。
バラバラになったゴーレムの姿を!
大勝利を確信し、先程受けたダメージを癒やそうとピリンが用意してくれた薬草を取り出す。
メルキドシールドが吹き飛ぶほどの威力だったからね……体中痛いよ。
薬草を痛い所に塗り塗りしながら、一緒に吹き飛んだメルキドシールドを回収すると、背後で嫌な気配が……
心の中で『マジっすか!?』と呟き振り返ると、そこには一時のダメージより回復したゴーレムの姿が。
表情は変わってないけど、あからさまに怒ってるゴーレムは、大きな雄叫びを上げて仲間を呼んだ。
まぁ仲間っても、おおきづちが3匹現れただけ。
ザコは直ぐさま鋼の剣で消滅。
本命たるゴーレムに向き直ると、吃驚するような跳躍で拠点の反対側へ飛んでった。
逃げたのかなとも思ったけど、俺の目の前から居なくなっただけで殺気はビンビン。
どうやら拠点破壊に重きを置くらしく、俺から離れて力を溜めてる。
慌てて俺も拠点の反対側へダッシュ。
何とか奴の投球モーションに間に合わせ、メルキドシールドを展開させる。
先程動揺ドカンという大きな音と衝撃を受け、奴の大岩攻撃をやり過ごす。
これを何度か凌いでれば奴は勝手にブチ切れて回転攻撃に移るはず。
そうしたら俺のターンだ。足下爆破の頭爆破で、ダメージを与えてやる。
そんな事を考え、メルキドシールドを押さえ堪えてると、頭上に大跳躍したゴーレムを見受けた。
ズル~イ……先刻と攻撃パターンが違う。
メルキドシールドをルビスからもらった袋に仕舞い、俺も慌てて拠点を迂回する。
何とか奴の投球に間に合わせると、メルキドシールドを前面に展開。
そして大岩攻撃を防いだ。
そしたら案の定、奴は大跳躍して拠点の反対側へ……
あんなアホに振り回されるのは不愉快極まりないが、対応しない訳にもいかないので慌てて奴の後を追う。
そして投球前にメルキドシールドを展開させて、大岩を防いだ。
そろそろブチ切れるかなと思いメルキドシールドの横から顔を出し確認。
案の定激オコ状態になってたゴーレムを見て、思ったね……
怒ってるのは俺の方だよ!
だからと言って俺も身体をグルグル回転させて攻撃できないし、奴のグルグル攻撃を只管耐える。
メルキドシールドから伝わるグルグル攻撃の衝撃が終わるのを見計らい、魔法の玉を手に反撃を開始する。
フラフラしてる奴の足下に魔法の玉をセットして、メルキドシールドをルビスからもらった袋に仕舞い遠くへ離れる。
大爆発を確認したら、直ぐさまゴーレムに近付いて再度魔法の玉をセット。
そしてダッシュでその場から離れ、大爆発を確認。
今度こそ倒せたのではないかと希望を胸に、ゴーレムの屍を確認しに爆心地に戻る。
だが先程と同じ様に、バラバラになったゴーレムが落ちてるだけ……これはきっと倒せてないね。
復活する事を予期して身構えてると、予想通りの復活劇。
先程動揺怒りの雄叫びを上げ、おおきづちを5匹呼び寄せると大跳躍で拠点の反対側へ……
町を破壊されては堪らないので、ザコを一瞬で片付けると俺も慌てて奴を追う。
何とか追いついてメルキドシールドを展開させると、それを見計らってまたも跳躍。
どうやら知恵を付けたらしく、フェイントをかけてきやがった。
アホのくせに生意気だな。
俺は今度も拠点を回り込み防衛体制を構築しようと励むけど、完全には回り込まず奴が投球ホームに入るまで物陰から様子を覗う。
トイレで気張るかのような体勢に入った事を確認して、俺は奴の前に躍り出る。
そして何時もの様にメルキドシールドを展開させて、後ろで踏ん張り衝撃を待つ。
ドカンという音と衝撃を確認したら、直ぐにメルキドシールドをルビスからもらった袋に仕舞い拠点の影にダッシュする。
ゴーレムがジャンプすればそれに合わせて俺も移動するが、奴がその場で気張りだしたらメルキドシールドを展開させる準備をし待機。
俺の姿が見えないので、その場で力を溜め始めたゴーレム。所詮アホはアホだ。
タイミングを見計らった俺のメルキドシールドに、またもや大岩攻撃は阻まれる。
だが、またもや学んだゴーレムは、今度は四方に跳躍を繰り返し攻撃箇所を絞らせない。
だけどね、アホは何処まで行ってもアホなんだよ。
攻撃体勢に入ってから攻撃までの間が長いから、俺は何時でも防衛に入れるんだ。
じっくりと奴の動きを見計らい、何時もの攻撃態勢に入るのを見極めて、俺も急ぎ動き出す。
そして飛んできた大岩にメルキドシールドを展開させると、遂に3度目のブチ切れ状態にゴーレムは陥った。
今までに無い勢いで身体を回転させて俺を攻撃してくるゴーレム。
それを俺は只管メルキドシールドの影で堪え凌ぐ。
これまでに無いほどの大回転だったので、心の中で『おめでとうございます。何時もより多めに回しております!』と叫んで楽しんだ。
そして衝撃が収まるとメルキドシールドをルビスからもらった袋に仕舞い、フラフラしてるゴーレムの足下へ優雅に向かう。
手早く魔法の玉をセットし、優雅に……とはいかず、慌てて逃げ出す。
大爆発を確認したら急いで近寄り、跪いてるゴーレムの頭の方に魔法の玉を再セット。
そして大急ぎでその場から逃げて爆破を回避。
大爆発を背中で感じた時……強烈な断末魔を聞いた気がした。
もしかして倒せたのかな?
でも気を抜かずゴーレムにしか付いて生死確認。
そしたらなんと……ゴーレムの姿は無く、そこには錆び付いたメダルが1個。
これはゴーレムのドロップアイテムなのかな?
頭の中に“錆びたメダル”と浮かんだ。
倒せたの? 如何なの?
リュカSIDE END
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