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魔法少女リリカルなのは ~最強のお人好しと黒き羽~

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キャラ設定 逢沢 柚那

【名前】
 逢沢(あいざわ) 柚那(ゆずな)

【性別】
 女性

【年齢(生年月日)】
 9歳。 新暦55年8月23日生まれ。

【出身地】

 ・第54管理内世界『クレアスペアーレ』

 ・中央国/ドゥーブリズ。

【趣味】
 ・家事全般。
 ・勉強。
 ・運動。
 ・読書(最近は少女マンガにハマっている)。

【所属】
 なし。

【略歴】
 クレアスペアーレでは一位、二位を争うほど有名な家系に生まれた次女で逢沢 雪鳴の妹。
 剣を扱えなかった雪鳴と違い、柚那はすぐに剣の扱いに成功できたため、後継者に柚那が候補になると言う話あったが、柚那からそれを断った。
 剣のような近接戦闘に特化した武器以上に、中距離から近距離まで幅広く戦える武器に興味を抱いており、その先にたどり着いたのが円月輪/チャクラムだった。

 
【ストーリーまでの経緯】
 円月輪を使いこなすための修練をしている日々の中、柚那は雪鳴が仲良くしている少年/小伊坂 黒鐘と知り合うことになる。
 多少人見知りがある柚那だったが、雪鳴が連れてきたことや黒鐘の人柄もあってすぐに打ち解け、気づけば『お兄ちゃん』と呼び慕うようになっていた。
 しかし黒鐘が去ってからはその寂しさを紛らわすために修練に時間を費やした。
 気づけばその寂しさは怒りに変わっていき、黒鐘に対して復讐心を抱き、そのために努力していると思うようになる。
 更には雪鳴が激しい修練によって大怪我したこともあり、黒鐘への負の感情は増すばかりだった。
 雪鳴の療養には、家事や勉強ができることもあって付き添いで地球に行く事になる。

【ストーリーでのできごと】
 小伊坂 黒鐘と五年ぶりの再会を果たした。
 それは雪鳴にとってはこの上なく幸せなことだったが、柚那は納得できなかった。
 あまりにも呆気ない再会。
 五年も会わず、連絡も送らなかったにも関わらず、どうして何事もなかったように笑っているのだろうか?
 五年間、雪鳴は寂しさを紛らわすために行った厳しい修練のせいで大怪我をしたというのに―――。
 その怒りをぶつけ、黒鐘を拒絶した。
 翌日、柚那はジュエルシードが生み出した大樹との戦闘で窮地に追い込まれたところを黒鐘に救われたことで、自分の中に存在した黒鐘に対する想いと向き合う。
 黒鐘がいなくなって寂しかったのは、何も雪鳴だけじゃなかったのだ。
 柚那もまた、耐えられないほど寂しかったのだ。
 耐えられないほどに寂しくて、耐えられなかったからこそ、黒鐘に対しての寂しさを怒りに変換することで紛らわせようとしていた。
 雪鳴が修練で紛らわせようとしたように、柚那も柚那なりの逃げ道を作ったことを自覚した時、黒鐘に抱いていた本当の気持ちに気づいた。
 そして雪鳴の口から告げられた、黒鐘に起こった残酷な事件を知り、自分がしたことの愚かさにも気づくことになった。
 それぞれが抱えていたそれぞれの五年間。
 三人は語り合い、本当の意味で仲直りと再会を果たすことができたのだ。
 ――――そして柚那は『憧れ』と素直になれない『好き』を胸に、彼の背中を追いかけていく。


【デバイス】
・風月輪


【戦闘スタイル】
・円月輪/チャクラムと呼ばれる輪っかの形をした投擲武器による中距離と、手に持って演舞のように舞いながら戦う近接戦闘の2パターンが基本の動き。

・稀少能力/疾風の持ち主。 稀少能力と書いてあるが、能力と原理は魔力変換資質と同じである。 稀少能力扱いされているのは、管理局に正式登録されている魔力変換資質が炎熱・電気・凍結の三つのみだからである。

・疾風の能力は幅広く使え、敵に向かって圧縮して放てば空気砲、自身の周囲に竜巻のように生み出せば触れたものを切り裂きつつ自身には一切の攻撃を通さない防御にもできる。



《家族構成》
【父親】
逢沢(あいざわ) 剣征(けんせい)

・武術で有名な家系/逢沢家の現当主・師範。

・剣術のみならばクレアスペアーレで一番強いと言われており、彼から剣術を学びたいと毎年多くの門下生が入門する。

・厳しく、あまり褒めず、あまり認めず、冷たい態度で教える姿は多くの門下生にとって怖くも憧れの存在として見られている。

・かつて管理局でも一時期ながら剣術を教えたことがあり、黒鐘の父とはその時に知り合った。

・黒鐘の父の死を知ったのは、管理局で黒鐘の父と親しかった人が葬儀の招待状を送ったため。

・雪鳴と柚那に黒鐘の両親の死を話さなかったのは、すでに黒鐘が去ってから時間が経過して二人の心に深い傷があったため、これ以上傷口を広げないようにと思ってのことだった。

・実は黒鐘に対して何度か逢沢家の養子にならないかと手紙を送っていたが、返信は一度もなかった。

【母親】
逢沢(あいざわ) 優奈(ゆうな)

・雪鳴と柚那の生みの親。

・魔導師や武術の才能に秀でたわけではなく、剣征と婚約に至ったのは彼女のもつ慈愛心に剣征が惹かれたからである。

・明るく、おっとりとした性格で、剣征とは対照的なその存在に癒される門下生も少なくない。

・ただしちょっとおっとりしすぎて、何もないところで転んだり躓いたりなどドジなところも多い。

・黒鐘が修行も兼ねて泊まっていた頃は、自分の息子のように愛情いっぱいに接したが、雪鳴と柚那に嫉妬されて自重することになる。

・黒鐘の両親の死を知った時は、いち早く黒鐘に会いたいと願ったが黒鐘の方から会うことを拒絶されていた。

・今もなお、雪鳴と柚那、そして黒鐘の無事と幸せを願っている。


【妹】
逢沢(あいざわ) 雪鳴(せつな)

・柚那の姉。

・修練や勉強には真剣に取り組めるが、身の回りの整理整頓や家事全般が下手な雪鳴に呆れつつも、雪鳴の代わりに家事全般を代行している。

・生まれてからずっと一緒にいたこともあり、信頼関係は誰よりも厚い。

・黒鐘の話題になるとたまにヒートアップし、喧嘩に発展する。


 《精神的特徴》

【思想】
 【性格】
・真面目。

・絵に書いたような真面目女子で、クラス委員を務めるほどのしっかりもの。

・ほとんどのことはしっかりしたいため、時間や約束ごとは必ず守る。

・頼みごとをされると断りづらいお人好し。
 

【口癖・口調】
・一人称/アタシ

・他人のことは『アイツ』『あなた』『~さん』『~先輩』で、基本的に誰に対しても呼び捨てで呼ぶことはない。

・雪鳴に対して『お姉ちゃん』。

・黒鐘に対して『お兄ちゃん』だが、恥ずかしさが影響して人前では『黒鐘先輩』。

 
【短所・弱点】
・真面目過ぎてたまに空回りする。

・性に関する知識と関心が低いため、その手の話題や状況になると混乱してしまう。

・甘えられたり、頼られたりすると断れない。
 
 
【(好きな)場所】

・空気が綺麗なところ。

・都会よりは自然が多い所。

・騒がしい所よりは静かな所。


 【夢】
・姉のサポートができる立場になること。

・黒鐘と今以上に仲良くなること(恋人や結婚は恥ずかしすぎて考えられない)。


【好き】
 
・洋菓子より和菓子。

・味は濃いものより薄いもの。

・珈琲よりお茶派。

・小伊坂 黒鐘。

【嫌い】

・辛い食べ物。

・熱い食べ物、飲み物。

・不味い食べ物。

・雨の日の雷。

・孤独。



【好きな言葉(座右の銘)】

『明日は明日の風が吹く』

【学力】

・魔導師であることもあって理数系は得意。

・元々勤勉な性格のため、どの学科も上位の成績を収めている。

・スポーツも問うまでもなく高い。


【小説・雑誌】

 ・勉強の息抜き程度に小説やマンガを読む程度。

 ・好きなジャンルは恋愛もの。

 ・マンガは女の子が主人公の恋愛少女マンガ。

 ・性の描写が多い漫画や小説は好まない。

 ・料理の幅を広げるために料理本を読むこともある。

【交友関係】

 ・親友/小伊坂 黒鐘。

 ・クラス委員をやっているだけに友人は多い。


《肉体的特徴》

【容姿】

 ・雪鳴によく似てクール系のイメージが強いが、雪鳴より表情豊かで積極的が故に人に好かれやすい。

 ・なんでも積極的に取り組む姿や、その綺麗な容姿が相まって女子にも好かれる。


【外見】

 ・紺色のロングポニーに黄色の鋭い目。

【身長】
 ・147cm

【体重】

 ・38kg

【肌】

 ・日焼けしたことがないので白っぽい。

【健康状態】

 ・良好。

【利き手】

 ・両利き。

【視力】

 ・左右共に3.0

【握力(魔力なし)】

 ・右/45

 ・左/50

【服装】

 ・白のワイシャツに黒と青のネクタイと紺色のベスト。

 ・黒のタイツに青のホットパンツ。

【髪型】

 ・紺色のロングポニー。
 
【運動】

 ・ほとんど雪鳴と同じプログラム。

 ・風月輪を使った的当て。

【所持品】

 ・鞄。

 ・定規(三角定規)。

 ・絆創膏、消毒液、湿布、ガーゼ、包帯。

 ・酔い止め薬、胃腸薬、頭痛薬。

 ・メモ帳とボールペン。

 ・印鑑と朱肉。
 
 ・財布(常に5000円が1000円5枚にして入っている)、ポイントカード、クーポン券。

 ・携帯。

《会話サンプル》
【小伊坂 黒鐘の場合】

柚那「黒鐘先輩」

黒鐘「おぉ、柚那。 どうした?」

柚那「これから買い物に行くんですけど、一緒に行きませんか?」

黒鐘「ふむ、買い物デートも悪くないな」

柚那「で、でで、デートじゃないですから!!」

黒鐘「うそうそ、分かってるって! 冗談だってば」

柚那「もぉ黒鐘先輩!!」

黒鐘「はははっ! んじゃ行きますか!」

柚那「はい! ……冗談でも、デートだったら嬉しいな」

黒鐘「ん、何か言ったか?」

柚那「い、いえ! なんでもないです!!」

黒鐘「?」


【逢沢 雪鳴の場合】

雪鳴「柚那、これ」

柚那「本?」

雪鳴「今の柚那に足りないもの」

柚那「……?」

雪鳴「まぁ開いてみて」

柚那「う、うん………………っ!?」

雪鳴「分かった?」

柚那「あ……あわ、あわわわ……っ」

雪鳴「……柚那には刺激が強すぎたかしら?」

柚那「あわわわわわ……っ!?」

黒鐘「柚那、いるか~?」

柚那「っ……きゃあああああ!!」

黒鐘「え、なんでっ!?」

雪鳴「柚那に男性の『性』を教えるのは早すぎたようね」

黒鐘「何してんだよ雪鳴……」


【高町 なのはの場合】

柚那「高町さん」

なのは「柚那ちゃん、どうしたの?」

柚那「高町さん家の喫茶店に行ったのだけど、どうやったらあんなに美味しいケーキができるの?」

なのは「う~ん……私もあまり詳しくないけど、海外に行って研究したりしたって言ってたから、本場の味っぽくもあって、誰にでも馴染むような作りになるようにしてるんじゃないかな?」

柚那「なるほど……やっぱり色んなところに行くことは大事なのね」

なのは「よかったら今度、うちに来て少しお手伝いしてみますか?」

柚那「いいの?」

なのは「うん、お母さん達なら許してくれるはずだから」

柚那「是非っ!!」

なのは「その代わり」

柚那「?」

なのは「私のこと、名前で呼んで?」

柚那「え!?」

なのは「だって知り合って一年も経つんだよ? 私はずっと名前で呼んでるから、柚那ちゃんからも呼んでほし~なぁ~」

柚那「むむむ……(恥ずかしいからできれば避けたい。 けど、高町さんには恩もあるし……)」

なのは「柚那ちゃん……」

柚那「……な、なのは……さん」

なのは「『さん』はいらないんだけどな~」

柚那「~~~っ!! ななな、なのは!! ……さん」

なのは「あれ~?」

柚那「やっぱり呼び捨ては無理ですごめんなさぁああああいい!!!」


【作者との場合】

柚那「あ、初めましてIKAさん」

IKA「……ぐすん」

柚那「ええ!? なんで泣くんですか!?」

IKA「いや、あのね。 こうしてちゃんと挨拶してくれたの君が初めてだから、なんだか嬉しくて」

柚那「えっと……うちの姉と、お兄ちゃんが失礼をしたようで」

IKA「いや、柚那のようなしっかりものがいると分かれば問題なしだ!」

柚那「そうですか……(お姉ちゃんもお兄ちゃんも、IKAさんのこと嫌いなんだな……)」

IKA「そんなわけでこれから柚那ちゃんや、柚那ちゃんをはじめとする多くのキャラが物語を紡いでいくんで頑張ってください!」

柚那「ありがとうございます!」

※実はこの作品で一番好きなオリキャラは柚那ちゃんだったりします。

《設定を踏まえた上での物語での立ち位置》

【味方】
 
 ・小伊坂 黒鐘

 ・高町 なのは。

 ・ユーノ・スクライア。

 ・逢沢 雪鳴。

 ・カグラ・ケイジ。

【敵】
 ・ジュエルシードから生み出されたもの。

【脇役・スピンオフ】まだ登場していないので伏せておきます。 
 

 
後書き
遅ればせながら、これでようやく逢沢姉妹のキャラ設定を投稿できました。

これで一旦、キャラ設定の投稿を終わりにし、本編の方を続けていきたいと思います。

ペースは相変わらずですが、完結までは頑張って活動していくつもりなのでよろしくお願いします。 
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