「学校、変える」
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ちょこっとタイム
第8話 イオーでの出来事1
前書き
<朝>
「おはよう!ベットちゃん」
香奈美は飛び起きて、ベットに独り言を言った。
何かだらしない格好でうろちょろしている。
香奈美はご機嫌だ。
「香奈美~!起きたならさっさと着替えて降りてきなさい。朝ご飯、冷たくなっちゃうから」
分かっている。
今日の朝ご飯はお米だな。
こんなにお米の匂いがするのに冷たくなるなんて・・・。
お母さんは先を読みすぎだ!!!
「っと、到着!当たった。お米だ」
「あら、分かってたのね!」
「もちろんです」
香奈美はお母さんに甘えながら貧乏ゆすりをした。
まったくだ。
寝ぐせも立っている。
パジャマ姿から下着が出てる。
「着替えてないの?あんなに張り切っていたのに」
これから着替えるんだ。
ここからが張り切るときなんだ。
今日はバンバンバンバン買い物をする日!
ってことで~。
お母さんとお買い物は久しぶり!いいやあ違う。
友達と買い物する日!!!!
あ~楽しみ~!
待ち合わせ場所はイオーだって。
もちろんあの3人もついてくる。
真衣と比呂と蓮・・・楽しみにしてるんかな?
<1時間後>
「行ってきま~す」
香奈美は自転車のかごにバックを乗せ、走り出した。
もちろんバックの中身は宇宙食とキッズ携帯と・・・。
財布もある。
財布の中身は5684円。
その中の4500円くらいを使う。
買える物も欲しい物も無かったと思うかも知れないけど!
人気店だ。
イオーといったら・・・4階まである。
1日1000人以上客が来る。
・・・など
な~んて考えていたら、イオーに着いた。
わあ、駐車場が車でいっぱいだ。
自転車置き場にっと・・・。
「あれ?真衣の自転車だ。あ、比呂のも。蓮のもあった」
すると真衣が走ってきた。
「香~奈~美~!!~~~ヾ(^∇^)おはよー♪」
「真衣!おはよー」
「蓮と比呂がね、面白いゲームソフトを買うんだって!」
「え~!!5000円ぐらい使うんじゃない?」
「真衣はそんな高い物買わないもん」
「ウチも~」
高いものを買うなんて~!?
比呂も蓮も頭がおかしいんじゃない!?
「5000円以上使うのはダメっしょ。お母さんに許可もらってんの!?」
「いや、許可もらっていないみたい」
「バカだ~~~~~!!」
「あの2人の、いいや、あの2人だけの・・・!」
「だけの??」
「へそくりらしい!!」
「バカだ~~~~~!!」
まあいいから、買い物進めようよ。
香奈美と真衣は男子に「先に行ってるから」と伝えて行った。
<1時間後>
男子、何買ってんだっけ?
・・・ああ、アレかあ。ゲームソフトか。
<その頃の男子の様子>
「比呂、このゲームソフト、いいんじゃない?」
「でも、高いよ?香奈美たちと大違い・・・」
「ヘイ!!決めた。これにする」
「何それ。ミートピア!?」
「そっちこそ!なんだよなぁ・・・それ」
「ああ、これ?香奈美がオススメしたヤツ」
「うーん、トモダチコレクション・・・か」
「超面白いらしいから、買ってみようかと思ったんだ」
「ルールは?」
「町の住民をドンドン作って・・・ここからは内緒」
「女子もいいもんだな~・・・そういえば女子はどうなっているんだ」
「さあ・・・」
<その頃の女子の様子>
「キャー!これまじでめっちゃ可愛くない?」
「ま、まあ」
「メチャクチャいい物しか売ってないじゃん」
「そ、そうだね、きききききっといいもの以外は売ってないよ。ハハハハハ・・・」
「ねえ、この人形、こわーい」
「そ、そんなこと言っちゃだめだよ」
「なーんで。真衣の本心だよ。それよりもさあ・・・!」
「あ、あー。ウチ、メガネ売っているところ行くから、待ってて。まったくだね。え・へ・へ・・・」
「行ってらしゃあーい!!あ~!このバッグメチャクチャハマる~!!!!!」
真衣はうるさいなあ。
そんなことで。
ウチはもうちょっといいところ行く方だわ。
真衣のことだし。
・・・・・・いいや。
<その頃の男子の様子>
「ミートピア、いいかも!」
「トモコレ、いいかも!」
「・・・好きな人を設定してください・・・!?」
「違う学校にいるんでしょ」
「まあ・・・でも今のところはいい人がいない・・・」
「もしかして・・・、彼女募集中!?なーんちゃってね」
「比呂はどうなんだ?」
「今、自分を作っているんだ。僕の特徴教えて」
「えっと~?」
<顔の特徴>
・丸顔 ・顔が張り切っている感じ ・肌が濃い ・髪の毛はぼさぼさ ・背の高さは低い方
・肥満度は少し太め
「ありがと。次は声」
<声>
・とっても低い声 ・はきはきしている
「次は僕の・・・はい」
「えっと~?」
<表情>
・ストレート
<考え方>
・慎重
・・・・・・・・・・・・・できたよ比呂。
後書き
買い物のつづきはまた後で!
次回もお楽しみに!
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