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魔法少女リリカルなのはVivid ーオーブ列伝ー

作者:末武克之
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第5話 クロの家族

 
前書き
宇宙調査員メイツ星人

巨大魚怪獣ゾアムルチ

5話以降はかなりオリジナルの話になります! 

 
ガイは片手にパンを食べながらニュースを見ていた。

「あっ!ガイさんおはようございます」

ヴィヴィオはガイに挨拶した。

「おう、ジョギングは終わったか?」

ガイはそう言ってコーヒーを飲んでいた。

「はい!」

ヴィヴィオは元気よく頷いた。

「さてと、俺は少し散歩に出かける」

「あっ!私も付いていっていいですか?」

「ああ、構わないぜ」

ガイはそう言ってヴィヴィオが服を着替えるのを待っていた。



ーーーーー


ミッド防衛軍ではゲンがパソコンで15年前の資料を調べていた。

「隊長何を調べているんだ?」

聞いて来たのはスバル・ナカジマの姉のチンク・ナカジマが聞いてきた。

「ああ、数十年前に突然現れて消えた円盤のデータを調べているんだ」

ゲンはそう言って円盤の消息を調べていた。

「隊長、ミッドの住民から通報がありました」

スバルは敬礼をして言った。

「通報?」

そうチンクはスバルの言葉を聞いて頭に?マークを浮かべた。

「はい、ミッドから少し離れた場所にある館に住んでるみたいです」

スバルはそうゲンに報告した。

「まさか・・・・」

ゲンは何か心当たりがある顔をしていた。

「隊長?」

スバルはゲンに話し掛けた。

「ああ、すまない考え事をしていた」

そう言ってゲンは片手に書類を持って何処かへ行った。


ーーーーー


時間は巻戻り一人の少女が大きな屋敷に引っ越してきた。

「プチデビルズここが新しい家よ」

そう言ったのはファビア・クロゼルグだった。

元々は黒い森の魔女と彼女の先祖は言われていたが森は魔王獣に破壊されて天涯孤独になってしまった。

「ゲッゲッゲ!」

不気味に笑う使い魔達は荷物を運ぶようにファビアに頼まれた。

ガチャッ

ファビアは屋敷の中に入ると一人の老人が掃除をしていた。

「貴方は?」

ファビアは老人に近づいた。

「やぁ、君もこの屋敷に引っ越してきたのかい?」

そう老人はファビアに聞いた。

「はい・・・・そうだけど」

ファビアに近づいた老人は少しよろけた。

「!!」

ファビアは使い魔を使い老人が倒れるのを防いだ。

「すまないな」

そう言って老人はファビアの頭を優しく撫でた。

「・・・・」

ファビアは撫でられた時思い出していたヴィヴィオのオリジナルのオリヴィエとアインハルトの先祖のクラウス殿下のことを。

そしていつも二人の側でハーモニカの様な楽器を吹いている男性がいた事を。

彼はオリヴィエとクラウスのよき理解者でいつもクロと話をしたりしていた。

「荷物を運ぶの手伝おうか?」

老人はファビアに聞いた。

「いえ、プチデビルズに任せて大丈夫」

そうファビアは言った。



ーーーーー


二人は生活を始めて楽しい日々を過ごしていた。

「おじいさん何をしてるんですか?」

ファビアはおじいさんに聞いた。

「ああ、少し考え事をしていただげだよ」

おじいさんはそう言って松葉杖をつきながら歩き出した。



ーーーーー


ファビアは老人の近くで紅茶を飲んでいた。

老人は空を見ながらファビアの頭を優しく撫でていた。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

すると何処からか笛の音色が聞こえた。

「久しぶりだな、ガイ」

老人はそうクレナイ・ガイに言った。

「あんたも元気そうだな」

ガイはオーブニカを片手に持ちながら言った。

「!!」

ファビアはガイを見て驚いていた。

「よう、久しぶりだなクロ」

「あなたも元気そうねガイ」

ガイはクロを見て懐かしそうな顔をして言った。

クロも同じ事を言った。

「じいさん、あんた早くこの場所から消えた方がいいんじゃないか?」

ガイはそう老人に言った。

「いや、私はまだやるべき事があるから離れれないんだ」

老人は空を見て言った。

「だが早く避難した方がいいぜ」

そう言ってガイは歩き出した。


ーーーーー


時間は戻り現在。

ファビアはストライクアーツに参加したが事件を起こして今は老人と一緒に屋敷で過ごしていた。

「クロ、朝食ができたよ」

そう老人は言った。

「うん、今いく」

クロはヴィヴィオとアインハルトと戦い今の自分が恨むべき二人はいないと気づき今は真っ直ぐ生きようと決めた。


ーーーーー


ガイはラムネを飲みながらファビアの屋敷に向かっていた。

「出ていけ!!異星人!」

40人近くの人々は石を投げていた。

その投げている場所はクロの住む屋敷だった。

「皆さんやめてください!」

ファビアはそう言った。

「その少女も異星人の娘だ!」

団体の一人が石をファビアに向けて投げた。

「やめろ!」

ガイはそう言って男性を取り抑えた。

「クロ!」

老人はクロに近づき傷が無いか見た。

「出ていけ!!異星人!」

そう団体は言った。

ブゥゥゥゥゥン!

真上からミッドウイング1号機が着陸して中からスバルとガムが降りてきた。

「皆さん何かありましたか?」

スバルはデモ隊に聞いた。

「そこの老人は異星人だ!早く処分してくれ!」

デモ隊の若者はそう言った。

「異星人?」

ガムは片手に持っていたスキャナーで老人をスキャンした。

するとあり得ないデータが出た。

それは人間とは違う物質が感知された。

「確かに私は異星人だが この星に15年も住んでいる」

そう言って老人はクロを優しく撫でてデモ隊を見た。

「だが、こいつは怪獣を持っているに違いない!」

そう言って一人の警官が拳銃を老人に向けて発砲した。

パァン!

老人はそれを喰らい肩から緑色の血が出ていた。

「お爺ちゃん!」

クロは老人に近づいた。

「大丈夫だよ、早く逃げなさい」

そう言って老人はゆっくりと倒れた。

「そんな」

クロは涙を流しながら老人の片手を優しく掴んで涙を流していた。

「皆さんは!無抵抗な老人を殺して何も思わないですか!」

ガムはそう片手を強く握り拳にして言った。

「うるせい!異星人を殺したんだ文句はないだろ!」

そう男性は言った。

『アアアアアアオン!』

森の奥から何か獣のような鳴き声が聞こえた。

「何だ?今の?」

そう男性の一人が言った。

「ヤバイな!」

ガイはそう言って森に向かって走り出した。

「スバル隊員!ここから800m離れた場所から巨大な熱源反応を感知しました!」

ガムはそう言ってパソコンをスバルに見せた。

「何が近づいてるの?」

スバルはガムに聞いた。

「まさか!」

すると土煙とともに巨大魚怪獣ゾアムルチが出現した。

『アアアアアアオン』

ゾアムルチはゆっくりと歩きながらデモ隊に向かっていた。

「か、怪獣だ!」

デモ隊はすぐに逃げ出した。

「ガム悪いけど市民の避難をお願い!」

スバルはそう言ってミッドウイングに乗りゾアムルチに攻撃を仕掛けた。


ーーーーー


「いくしかないな!」

ガイはオーブリングを片手に持ちながら二枚のカードを取り出した。

「ウルトラマンさん!」

[ウルトラマン]

『シュワ』

「ティガさん!」

[ウルトラマンティガ!]

『チャッ!』

「光の力、お借りします!」

そう言ってガイはオーブリングを空に向けて掲げた。

[フュージョンアップ!ウルトラマンオーブスペシウムゼペリオン!]

光に包まれたガイはウルトラマンオーブスペシウムゼペリオンに姿を変えた。


ーーーーー


ガムは市民の避難をしていた。

「スパイル砲発射!」

ミッドウイングの先端からビーム砲が発射されゾアムルチに直撃した。

『アアアアアアオン!』

ゾアムルチは口から光線を放った。

スバルはそれを避けた。

「スバル隊員!空から何かが来ます!」

そうガムは言った。

「今度はなに?」

スバルは無線でガムに聞いた。

「これはウルトラマンです!」

ガムはそう言った。

そして空からオーブはゆっくりと着地した。

「俺の名はオーブ。闇を照らして悪を撃つ」

オーブは決め台詞を言ってゾアムルチに攻撃を仕掛けた。

「オッシャア!」

オーブはパンチを打ち込み回し蹴りをゾアムルチのボディに打ち込んだ。

『アアアアアアオン!』

ゾアムルチは口から光線を放とうとした。

「スペリオン光線!」

オーブは両手を十字に組んで必殺光線を放った。

二つの光線はぶつかり凄まじい風圧を起こした。

しかしゾアムルチの光線はオーブの光線を上回っていた。

「っぐ!」

オーブは立ち上がりファイティングポーズを取った。

「うっ!」

老人は目を覚めしふらふらになりながら立ち上がった。

「お爺ちゃん!」

ファビアは老人を見た。

「オーブ!その怪獣はその姿じゃあ倒すことは出来ない!」

老人はそう言った。

「頼む!私が人間達を愛する心を忘れないうちにゾアムルチを倒してくれ!」

老人の体は人の姿から元の姿宇宙調査員メイツ星人に戻っていた。

「俺の新たな姿を見せてやるぜ!」

そうオーブは言ってカラータイマーを光らせた。


ーーーーー


「ギンガさん!」

[ウルトラマンギンガ!]

『ショウラァ!』

「エックスさん!」

[ウルトラマンエックス!]

『イークス!』

「しびれるやつ・・頼みます!」

二つのウルトラマンがひとつになった瞬間ガイはウルトラマンオーブライトニングアタッカーに姿を変えた。


ーーーーー


電光雷轟(でんこうらいごう)、闇を討つ!」

オーブはそう言ってゾアムルチに攻撃を仕掛けた。

「オッシャア!」

オーブのパンチはスペシウムゼペリオンよりもパワーが上回っていた。

「サンダーボール!」

オーブは片手を前に出して黄色い球体を12個出現してそれをゾアムルチに向けて放った。

ゾアムルチはそれを喰らいふらふらになっていた。

「こいつでトドメだ!ザナディウムクロスシュート!」

オーブは左足を後ろに引きずり両手をL字に組んで必殺光線をゾアムルチに向けて放った。

『アアアアアアオン!』

ゾアムルチはそれを喰らい体が爆発した。


ーーーーー


ガイはウルトラマンオーブから人の姿に戻りメイツ星人に向かった。

「貴方はやっぱり異星人だったんですね」

スバルはそう言った。

「ああ、もう十数年前にこのミッドに降り立ち此処の雨を浴びて体が蝕まれた。そして能力も使えずにこの屋敷に住んでいたんだ」

メイツ星人は今までの事を話した。

「あんたは、優しい異星人だ。だからその子の面倒も見てたんだろ?」

ガイは片手に帽子を持ちながら言った。

「ああ」


ーーーーー


そしてメイツ星人はミッドの防衛軍の科学部で働くことになった。

ゲンとメイツ星人は面識がありゲンは心よく受け入れた。

そしてファビアとも一緒に防衛軍の一員になった。



ーーーーー


「闇の力を秘めたカード必ず手に入れてみせる」

闇からジャグラス・ジャグラーはそう言って6枚のカードを見て言った。


続く 
 

 
後書き
ガイ ガイのウルトラヒーロー大研究!

ガイ 今回のヒーローはこの人だ!

ウルトラマンゼアス!

シュワ!

ガイ ゼアスさんはピカリの国のウルトラ戦士きれい好きで汚れるのが大の苦手なんだ


ガイ 今回の怪獣は

ゾアムルチ!

アアアアアアオン

ガイ 巨大魚怪獣ゾアムルチ。ウルトラマンジャックさんが戦ったムルチの強化版で光線の威力はかなり強力なんだ!

ガイ 次回も見てくれよな!

ミッド防衛軍が造り出している巨大な戦艦だが一人の人間がその戦艦を盗もうと企んでいた。

どうしたんだ?何だか様子が変だぞ?

次回 悲しみの破壊王 
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