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実験的小説01「白き閃光の、破壊」

作者:03-Moonlight
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01「壊セ壊セ」

 
前書き
所詮息抜き? 

 
壊せ。

誰かを傷つけるものであるなら。
私は誰かを傷つけていた。
なら、今度は傷つけてくるものを殺すだけ。

とある海域で私はのんびりしていたが、流れ着いたものを見ると
それは化け物、深海棲艦の残骸。

近くの海域を見たら次々と深海棲艦が出てくるところを目視した。

付近に艦娘もいる。助けよう…
そう考え、私はOverd Boost(オーバードブースト)で接近した。


「まだ湧くのです!?そろそろ相手も来なさそうなのに!」
ある艦娘が叫ぶ。
そうか…そこの巣から湧くのか…
私は接近している間にスキャンし、その情報をあの艦娘たちに転送した。



side 響
私は響。今日は姉妹と一緒に出撃して、いつものように帰るつもりだった。
だけど、何故か移動してきた深海棲艦の巣で攻撃に晒され、私たちは混乱していた。

「…っ!」
ふと駆逐艦の魚雷が目前まで見えた。そうか…と思ってた。
誰かが私を抱いて、気づいたら私を抱いた人は深海棲艦の巣を破壊し始めていた。

私の姉妹も、その人を見て呆然していた。見た感じ艦娘ではある…だけど、あれは、おかしい。

side out

さて、彼女を助け終えた。
今度は、殺す時だ。

私は両手にあるBFF製のライフルおよびアサルトライフルを握りしめ、一気に接近する。

いつも通りの敵の戦い方。この程度で私を殺せると思ってるのだろう…
敵の戦い方を一瞬で引き裂くように、両手のライフルだけでいとも簡単に突撃してきた駆逐艦を一気に破壊していった。

今度は軽巡や重巡、果てには戦艦まで一斉に押し寄せてきた。
「面白い…さあ、壊しましょウ」
いつもの分裂ミサイルではなく、片方の背中に搭載されているデュアルハイレーザーキャノンを展開、戦艦を正確無比に貫いていく。
戦艦ばかりに向けて攻撃しているようにみえつつ、もう片方にいつも搭載されている分裂ミサイルで軽巡から無慈悲に沈めていく。


そのまま、何も変化はなく同じようにわいたものを潰し続け、


「つまらない…。」
何も出てこなかった。終わったらしい。


「そろそろ、整備しないと。」
私はそのまま、基地へ向かって戻った。
彼女達は帰れるだろう。私にはその後は関係ない。
壊すものはすべて壊した。

残すもののない、白い悪魔。

それが、私。




side 響





でも、あの白い艦娘は誰だろう?って思ってる。
見たこともない速度、見たこともない火力、見たこともない装備…
すべてがデータにもなくて、混乱していた。
ただ、強いとだけ、そして全てを焼き尽くすような力を持っていたんだ。 
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