世界をめぐる、銀白の翼
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第一章 WORLD LINK ~Grand Prologue~
真・恋姫†無双 ~繋がる力、その想い~
「奴」の拳がフードに突き刺さる。
その顔がニヤリと歪む。
しかし
「お主が世界を喰らうものか?」
「なに?」
ドゴン!!
「奴」の胸元にデカイ拳がブチ当たり、その身体を吹っ飛ばした。
あまりの威力に「奴」が片膝をついて、倒れ込む。
「ゲホッ・・・・・・貴様・・・・・観測者か!!」
「奴」が胸を押さえて悪態をつく。
それに合わせてフードを脱ぎさり、卑弥呼が姿を現した。
「いかにも!!我が名は卑弥呼!漢女道亜細亜方面前継承者にして、「赤銅大戦」唯一の生き残り!!もう二度と、我が目の前で世界を消させはせん!!!ゆくぞ、貂蝉!!」
「了解ぃ!!ブゥルアアアアアアアアアアアアアッッッ!!」
卑弥呼と貂蝉が同時に駆け出し、「奴」に向かっていく。
見た目はあまりにも変態な彼等だが、その戦闘力は恋と同等。
力のみならば、それをも凌ぐ。
「チッ、筋肉馬鹿が・・・・」
卑弥呼が殴り掛かり、貂蝉が蹴りを放つ。
その力はあまりにも暴力的であり、まともに受ければ「奴」でもただでは済まない。
「クソッ、やっぱ北郷一刀は・・・・・」
「ご主人様は舜ちゃんと一緒よん」
「貴様の標的が主である以上、ここに置いて行くわけがなかろう!」
そう、一刀がいるのは蒔風のところだ。
もっと正確に言うなら玄武の甲羅の中だ。
卑弥呼はフードを被って身を小さくして囮を演じていたのだ。
「ぬあっ!!」
「どぅあ!!」
貂蝉と卑弥呼のダブルパンチが「奴」を襲い、腕をクロスして受け、「奴」が後退する。
「調子に・・・・・・のるなっ!!」
ゴォウ!!ドォン!!
「ぬがっ!?」
「きゃあ!!」
「奴」が剣を抜き放ち横に薙ぐ。
そこから発せられた斬撃破が卑弥呼と貂蝉を襲い、地面が吹っ飛び、巨体が舞った。
「つ、強い!」
「流石だの・・・・・だが!!」
グラリ、と卑弥呼が立ち上がる。
その目は異様なほどにギラついている。
燃え上がるは、使命
すでに引退した身であろうとも、世界を破壊するその者に、もう二度と負けるわけにはいかない。
「まだ立つか・・・・なあ、安心しろよ!オレは破壊するだけじゃない!その後に再び復活させ、理想世界を創るんだ!誰も蔑ろにされない、そんな世界を!」
「奴」が叫ぶ。自らの理想を。
そこに愛紗たちが到着し、それに叫び返す。
「我々は誰ひとりとして蔑ろにはしない!!」
「そう、私たちはこの国のすべての民の為に戦い、そして一つになった!!」
愛紗や華琳が「奴」に反論する。
自分達は戦った。この国の、弱き民のために。
そしてみんなで勝ち取った平和。
それを蔑ろになんかしたことは一切ない。
だがその真っ直ぐな想いに「奴」が言い返す。
「では・・・・・・貴様らは散って逝った名も無き兵の事を思い起こせるか?一人残らず?いや、貴様らは出来るかもしれない。そういった奴らを思い出せるかもな。だが他の世界でこの物語が語られるとき、その者たちがどのような扱いを受けているのかわかるか!!?どれだけ必死に戦おうとも、記されるのは「○万人」の一人だったり、死んでしまってもただの数値でしかない!!彼等にも家族がいて、悲しむ人がいるのに、戦いの後に描かれるのは貴様ら主要や最主要のハッピーエンドだけ。この物語の脇役がどんなものかわかるか?顔はなく、ただの「蜀軍兵」や「町民」の扱い。しかも彼等が被害を受けても、そんな描写は一行にも満たず、物語を見るものは「そうか」の一言で済ませる!!主要の死には悲しみ、脇役は捨てられる。そんなことがあっていいのか?いいとでも言うのか!!!・・・・オレは赦さねぇ・・・・・・・誰だって蔑ろにしていいわけがねぇ!!オレは・・・・・オレの大切な友人がそんないい加減な扱いを受けるなんて堪えられない!!だから・・・・・・・だから!!」
それは「奴」の・・・・・・・かつてのマイカゼシュンの想い。
確かにそれは素晴らしいことだ。誰一人として脇役はなく、その皆が中心人物。
そんな世界を成そうとするのは確かに皆にとって良いことなのかもしれない。
しかし・・・・・・・・
「だからと言って、貴様のその為すことが許されるわけじゃない!!!!!!!」
蒔風が玄武と共に庭園に降り立ち、玄武の中から一刀も出てきた。
そして「奴」に向かって叫ぶ。
「お前の理想は確かに素晴らしいかもしれない。誰一人として適当に扱われることはないかもしれない!!!」
「だが、お主にわかるのか?消えていくその世界に存在した者たちの叫びが、嘆きが!!!その涙が!!!貴様が手に掛けるのは最主要人物一人かもしれない。だがその結果破壊するのは貴様の言う脇役も、そのすべてを含めた世界なのだぞ!!!!」
更に続く卑弥呼の叫びに「奴」が頭をガクガクと揺らす。
そして、狂ったように叫んだ。
「知るかよオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!ンなこと知るか!!!!!オレは世界を食らう、力を得る!!そしてそれで理想の世界を作るんだ!!!!!誰にも邪魔はさせねえ!!!ハアアアアアアアア!!!」
「奴」から黒い怒気が発せられる。
そのオーラが周囲を一掃し、吹き飛ばした。
木々は吹き飛び、城の一部が瓦解し、地面が円状に抉れる。
その衝撃に皆が吹き飛ばされ、壁に叩きつけられた。
とっさに四獣たちがクッションとなって受け止めたが、先の戦闘による負傷で一気に戦闘不能、剣になって蒔風の懐に戻る。
「グッ・・・・つった~~~~・・・・・・一刀?」
だがそんな中、蒔風に庇われた一刀が蒔風を押しのけて立ち上がる。
仲間を見、蒔風を見、そして「奴」を見据え、その言葉を紡いだ。
「オレがこの世界に来たのは、なんでかはわからない。必然かもしれないし、偶然かもしれない。奇跡かもしれないし、当たり前だったのかもしれない。でも、これだけは言えるんだ」
そして一刀が言い放った。決定的に「奴」の思想を否定する言葉を
「この物語は俺から始まった物語だ!!!!「北郷一刀」の世界なんだ!!!!!確かにあんたの理想は素晴らしいよ。オレだって誰かが死ななきゃならないなんて嫌だし、それがなくなるなら何でもする。でもそれだけはだめなんだ。この物語を誰かに任せるなんてできない。そんな無責任な事できるか!!!!誰かの死も、生も、総てを背負えるとは思っていないさ。でもな、それはすべて俺たちが起こしてきたことだ。その罪だけはオレたちの背負うべき物だ!!!!それを投げ捨てて誰かに任せ、無かったことになんかできるか!!!!!出会えたことも、別れることも、すべて俺たちのだ!!!!それを全部なかったことにして、やり直すなんてことが、許されていいはずがない!!!!!!」
そして一刀が腰の剣を抜き、「奴」に向かってその切っ先を突き出す。
眼前の敵を見、自軍に号令を下す王のように。
その姿はまさに王。
まさしく彼は、多くの物の上に立ち、皆を率いる王(しゅじんこう)だった。
「この世界で出会って、紡がれ、ときには切れても、こうして皆といられるこの絆。それが俺の力だ!!!出会える力が、俺の力だ!!!!繋がる絆が、想いが!!!!俺のすべてだ!!!!!この世界は消させない。絶対に消させない。その俺たちの軌跡を、消させることなんかさせてたまるか!!!!!!」
その言葉と共に一刀の剣がほんのり光り出す。
そしてその傍らに蒔風が立ち、一刀の顔を見る。
一刀もその顔を見、頷く。
「その世界に存在する、人の想い。それは絶対に消させない。過去の翼人がどうだったかは知らないが、俺はそれを守りたい!!!行くぞ、一刀!!!」
「ああ・・・・・って俺も?」
「あんだけ言ったんだ。やってやるのが筋ってもんだ!!!! 大丈夫。お前にも力はある」
蒔風が右手を前に出し、手のひらを上に向ける。
【KOIHIME†MUSOU Shin・KOIHIME†MUSOU!! ALL SERIES COMPLETE!!!】-WORLD LINK- ~WEPON~!!!
いつもとは違うWORLD LINK
同一の最主要の物語を渡った時に発動するそれは、一刀に新たな力を与える「鍵」を出現させた。
そう、「鍵」
その小さな鍵が、蒔風の手の平に光を発しながら浮いていた。
「一刀、どうする。これを、とるか?」
「取るとどうなるんだ?」
「お前は外史や正史を越えてしまう存在になる」
「・・・・・・どういうこと?」
「今までと変わらん。今までだって、お前は正史外史を飛び越えたんだからな。ただ単に力が手に入る。それだけだ」
「なんだよそれ・・・・・全く・・・・使うさ。あの野郎を倒せるなら」
「よく言った!!!!!」
蒔風が「鍵」を一刀の胸に叩きつける。
その瞬間に「鍵」は消え、一刀の胸の奥でカチリ、と音がした。
だがその光は消えず、一刀の胸で輝き続ける!!!!!
「う、おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」
「な・・・・・・・まさか・・・・・・・・それは!!!!!!」
「その通り!!!!そもそも、前回でその兆候は表れていた!!!!!覚えているか?その時のWORLD LINKを!!!!!」
蒔風の言う通り、前回のWORLD LINK時、一刀は全員の武器を使用した。本物とは別の、コピーというべき物を出現させて。
蒔風のように言うならば、まさにそれは「力を借りた」
しかも魔術などの技術でではなく、仲間のその想いによって。
そんなことができるのは、世界においてただ一種の者だけに許された特権!!!!!
「一刀もたった今言ってたはずだ。「繋がる絆が、想いが俺のすべてだ!!!」とな!!!!!」
ドンッ!!!!!!
光が収まり、一刀のたった一カ所に変化が起こる。
その場所は、背中。
一刀のその背に、青い蒼い、「蒼青(そうせい)の翼」が大きく羽ばたく!!!!!
「言ってやれ、一刀。お前の力、その想いを!!!!!」
「・・・・・・・オレの想いは・・・・翼の力は!!!!!」
ザァッ!!!!!!!
一刀の背後に全武将の武器が出現する。
もちろん、愛紗や華琳達の武器は本人の手の中にある。
つまり一刀は、力を借りることに特化した翼人、絆の最終形態!!!!
「俺の力は、皆と繋がる想い、絆だ!!!!!!」
一刀が右に青龍偃月刀、左に蛇矛を握り、構える。
それに合わせて蒔風も十五天帝を組み上げて並び立つ。
「「さあ、見せ場だ!!!!行くぞ!!!!!」」
ドォウ!!!!!
一刀と蒔風が同時に「奴」に攻め込む。
「奴」が魔導八天でそれを受けていくが、いかんせん相手が翼人二人では相手として不利すぎる。
しかも一刀は次々と武器を変え、突く裂く斬る潰すと一気に攻め、その攻撃のランダム性に「奴」の剣が徐々に鈍っていく。
「チィっ!!!!!」
ドンッ!!!!!
「奴」が上空に飛翔し、飛びあがる。
その後を蒔風と一刀もその背の翼で飛びあがり追って行く。
「奴」の波動砲が真っ直ぐに伸び、それがレーザーのように蒔風と一刀に伸びる。
それを二人はかわすが、「奴」がそれを伸ばしたまま振り、蒔風と一刀の狙い続ける。
蒔風もかわしながら絶光砲を放つが、いかんせん筋の太い「砲」では絶光の貫通力が生かしきれず、波動砲に撃ち消されてしまう。
だが、これだけで終わるつもりなどない。
一刀が次々と矢を放ち、槍を投擲していく。
そのあまりの数に「奴」がついに砲撃をやめ、魔導八天でそれを打ち払っていく。
「雷!!!旺!!!!!!」
その間に「奴」の上空に回り込んだ蒔風が両手を組んで、雷旺を溜めこむ。
そしてその手を少しだけ開き、「奴」に突き出してそれを放つ!!!!!
「砲!!!!!!!」
ドバッ!!ババッ!!!!バババババン!!!
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!
最強の威力を誇る雷旺砲が「奴」を飲み込み、その体を焦がしていく。
そして砲撃が止んで現れたのは、全身から煙を出して魔導八天を盾のように構えた「奴」だ。
「効いてない!?」
「だったら!!!!!心象的世界破壊(イマジナリティワールドエンド)!!!!!」
ズンッ!!!!
蒔風が固有結界を発動させる。
瞬間、空が赤銅に燃え、一刀と「奴」をも世界に取り込む。
「剣を振れ!!!」
その声に応じて、一刀が振るう。
ザギッ!!!!
「ご、ぼあ!?ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアああああああああ!!!!!!」
その瞬間、「奴」の身体内部から無数の刃が飛び出し、その身を引き裂く。
さらに蒔風が両手をパァン!!と鳴らした。
するとその飛び出してきた刃が発光し、高熱を放って「奴」を焼く。
「ギイイイイイイイイイイイイイイイイいああああああああああああああああ!!!!!!」
と、そこで固有結界が切れる。
一刀と言う存在を入れたために、25秒しか持たなかったのだ。
「だが十分!!!」
「蒔風!!こっちは行けるぞ!!!!」
「グッ・・・・・ア・・・・・・・」
そんな状況でも、「奴」は立っている。
だが意識はあれど身体が動かぬと言った状況だ。
その「奴」の身体がぐらりと傾き、腕がダラリと下がる。
「!!!!!!」
「今だ一刀!!!!!!剣をその手に!!!」
蒔風の声に応じて、一刀が自分の剣を腰から引き抜く。
【KOIHIME†MUSOU Shin・KOIHIME†MUSOU!! ALL SERIES COMPLETE!!!】-WORLD LINK- ~FINAL ATTACK~!!!
ドゴウ!!!!!
そして一刀の剣が輝きだす。
その細身の一本の剣が絶大な輝きを発し、それを一刀が天に向かって真っ直ぐにかざし、そしてそれを両手で顔の横に持って来て真っ直ぐ突き出すように構えた。
「天を奔る星の如く、光り輝き流れゆけ!!!!!!」
その剣の名は、「流星剣」
流星に乗ってやってきたと言われた一刀の伝承を元に付けられたその名の通り、その一撃は流星のそれに匹敵する。
ただ一本の、彼自身の真実の一振り!!!!!
「流星剣!!!!!!!!」
ズシャッ!!!!!
ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!
剣から発せられた一筋の光が「奴」を貫き、その体を一瞬で消滅させる。
そしてその光は天に向かってどこまでも伸び、流星のように消えていった。
「はあ、はあ、はあ・・・・・・・・・・」
「よくやった、一刀。最初にしては上出来だ」
「サンキュ・・・・・あーーーー疲れる・・・・おっとっと!!!」
「アブなッ!!!」
慣れない飛行に身体を崩した一刀を蒔風が支える。
そうしてゆっくりと地上に戻っていく。
「お?結界、解けてきたな」
「なあ、結界解けたらオレたち元の街に戻るんだろ?」
「そうだな。こっちの破壊された場所は向こうに反映されないから大丈夫だよ?」
「いや、この姿が街の皆に見られたら・・・・・」
「それよか早く地上に着くさ」
「よかった・・・・・この力の使い方なんだけどさ」
「ん?お前の思い通りに使えるよ。大丈夫だ。でも賢者タイプだから、多分炎とかは難しいかな?あ、でもそう言った力をもった人が仲間にいればできるな」
「いや、そうじゃなくてだな。これだと蒔風はオレの師匠になるのか?」
「師匠?それなんか違うなぁ・・・・・・」
「じゃあ兄貴?兄弟子?でも弟子じゃないだろ」
「なんとでも呼べぇ」
そんな会話のうちに地上に着く。
真っ先に桃香が一刀に飛びつき、更に何人もの子が一刀にのしかかっていく。
そして口々に翼の事や、あの光の事を蒔風に聞いてきた。
卑弥呼と貂蝉は驚いていた。
まあそれはそうだ。翼人がこんな近くにいたのだから。
そして結界が完全に解け、遠くの方の街に人の気配が戻る。
戦いは終わった。
新たな翼人の誕生と共に
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「これで終いだな。しっかりと鍛錬しとけよ? 」
「わかったよ。うっさいなぁもう」
そして別れの時だ。
蒔風は一刀に翼人の事や、力の使い方などをしっかりと教え込み、その説明を他の武将にもしておいた。
一刀の力はまだまだであり、これからの鍛錬が必要なことが分かってから、愛紗や華琳などが意気揚々と訓練メニューを組んでいた。
「怖いなぁ・・・・・・」
「臆するなよ。今のお前ならあいつらと同等以上に打ちあえるし、力だって上がってるはずだからな」
「すげえ・・・・・」
「じゃあ、そういう事で・・・・・・・・・・・」
「待ってくだされ!!!!!」
そこに星が駆けこんでくる。
その姿を蒔風がうへえとした顔をして眺めていた。
「なんだ?ついては来させないよ?」
蒔風の言葉に、星が首を振る。
「違うぞ?私はあなたに追いつくと決めた。だから、ここではついていかない。これはあなたの方から来てくれたのです。今度は私の方から向かって見せる!!!」
「その心意気は立派だけどな・・・・・はぁ・・・・・・・」
「それより・・・・・・皆!!!!!」
星の掛け声に、城壁の上から全員が姿を表し、一斉に礼をとった。
その光景は圧巻と言わしめるに値する物。
そして無言だからこそ、全員の意思が伝わってきた。
「ふ、ありがとうな!!!!!みんな!!!!!!!」
蒔風が手を振ってその場を去る。
[Gate Open---Shin・KOIHIME†MUSOU]
そうして蒔風が世界をでる。
次の世界へと旅立って行った。
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暴走するリニアモーターカー
前と後ろから二人ずつ、部隊の新人がその列車を攻略していく。
「行くわよ!!!」
「うん!!!!」
そのうち前から攻める二人組。
ゆく先阻むは無数の機械、ガジェット共。
その現場に降り立つ蒔風。
翼人、三度(みたび)魔法少女の世界へと入る。
to be continued
後書き
アリス「真恋姫終了!!蒔風含め五人目の翼人!!!」
そうですね。
この五人は最初から決めてました。
レッドはいないですけど。
ア「開翼戦隊!!ヨクジンジャー!!!!!」
やめて・・・・・・今度書こうかな
ア「おう!?」
【真・恋姫†無双】
構成:"no Name"50%
"フォルス"30%
"LOND"20%
最主要人物:北郷一刀
-WORLD LINK- ~WEPON~:一刀翼人覚醒の「鍵」
-WORLD LINK- ~FINAL ATTACK~:一刀の剣「流星剣」の覚醒
ア「覚醒ばっかですね」
《蒼青の翼人》
所有者:北郷一刀
翼色:蒼青
想い:絆
タイプ:賢者
一刀君は絆を結んだ者、つまり仲間になった人の「力」を借りられます。
ア「でもそれって蒔風もできるんじゃないですか?」
翼人なら基本できます。
でも彼の場合は重ね掛けができるんですよ。
蒔風の場合は愛紗の青龍偃月刀を使ったら使ってる間は他の力は借りられませんし、自分の力も使えません。
一刀は青龍偃月刀を出し、更に蛇矛を出すことも可能です。
ア「じゃあもし一刀が世界をめぐっていたら・・・・・」
そうですね・・・・・・
クロックアップ!!スタートアップ。トライアル!!!
みたいなこともできます。
ア「何そのチート」
ですよね(笑)
でもそうはいかない。使いこなすには一刀の技量も必要なんです。
そこが彼はまだ未熟ですから、これからが楽しみですね。
ア「他の翼人もできるんですか?」
蒔風が「願い」によって力を借りるように、クラウドも観鈴も理樹もできます。
でも異世界を回ってない時点で、正直力を借りる必要はないんですよ。
もしティファがクラウドを助けたいと思います。
でも、同じ世界にいるのだから普通に駆けつけてしまえばいいじゃないですか。
ア「だからできないのか。納得」
そして次回は!!!!
ア「ついに来た!!!」
番外編だ!!!!!!!!!
ア「そっちかアアアアアアアアアアアアアアアアアアああああ!!!!!!!!!!!」
ハイそっちです。
しかも少ない。剣とWと真恋姫だけっぽいし。
ア「すくな!!!」
ではまた次回
蒔風
「巡る世界も、だんだん・・・・・終わりが見えてきたかもな」
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