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将棋について

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第一章

                  将棋について
 将棋は二人で行う今の言葉で言うとボードゲームになるよ!普通に言われている将棋は本将棋と言うから覚えておいてね。起源はチェスもそうだけれど古代インドにあったチャトランガという遊びがそれだとされているんだ。特徴としては持ち駒というルールがあってこれは他の国のチェス等の将棋に似たゲームにはない独特のルールだよ。最近では国際的にも知られてきているから世界の人達とも遊べたりするよ。本将棋は縦横で九段ずつの合計八十一マスの将棋盤と双方合わせて四十枚の将棋駒を使って行われているものだけれど他の将棋もあるからおいおいお話させてもらうね。
 歴史的には大将棋、中将棋、小将棋とかがあって今の将棋と区別されて古将棋と言われているんだ。福井県ではかつてこの場所を治めていた朝倉氏にちなんで名付けられた朝倉将棋というものもあって大会も開かれているよ。
 将棋は一対一、二人で行われるものでこのことはどうしても変わらないよ。ただ練習で自分で盤を見て駒を置いて考えることは出来るよ。
 将棋盤は縦横九マスずつに区切られていて将棋駒を使うことは話したけれどお互いに向かい合って自分の側から三段目までのマスを自分の、相手も三段目までを自分の陣とするよ。相手の陣は敵陣と呼んでもいいかな。駒に色分けはなくて自分も敵も同じ駒を使うからね、駒は五角形で向きがあって双方の駒はいつも向かい合っているんだ。駒の向いている方向によって駒が自分と相手のどちらのものかがわかるようになっているからね。持ち駒のルールで駒が自分か相手どっちが持っているかは勝負の進展によってどんどん変わっていくからね。駒は一局を通じていつも一つのマスの中にあってこのことは変わらないよ。
 駒の種類の説明だけれどここではちょっとふざけた説明をしてみるね。 
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