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転入生1

作者:占い師
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転入生

 
前書き
転入生はとても冷静。
僕は勉強についていけなくなった。 

 
僕は五年生。新しい友達もできている。
なのに、五年生になってからまだ一か月半。

出来立てほやほやの友達と過ごすことができるのは少ないのに、ある日事件が!!!

「おっはよー」

あいさつしてくれたのは五年生で一番最初に友達になった「千之助」。「千ちゃん」って、呼んでいるんだ。とても趣味があっていたので、「あの二人組」とも呼ばれている。

「転入生はいつ来ると思う?」
え、いつ来るの?教えて教えてー!
こんな切りのいいところで先生が「すわれー」と言ってきた。千ちゃんは慌てて席に戻ってしまった。今、いいところだったのにー!?ムッカつく。

「日直でてこーい!」
あ、先生怒った。短気だなあ。日直は、ええっとお・・・。羽手実ポコだ。相変わらずのキラキラネームでびっくりしていた。
「これから朝の会を始めます。起立。注目、礼!!」
短気先生おはよーさーん。僕は心の中で言った。
「着席」
ガタガタガタガタ。椅子をしまう音、うるさーい。こうゆう音、僕、そんなに好きじゃない。
「名札は取り付けましたか、あ」
ポコが取り付け忘れていたそうだ。みんなはクスクス笑っていたが、僕にとってはただダサいだけだ。ポコは視線をずらし、話し続けた。
「健康観察、保健係さんお願いします」
あ、僕だ。はーい。・・・ガタ。ひ~!!
と、隣がお休みの人はいますか。
「いませーーーーーん」
なんだ。こんな質問、聞かなければよかった。じゃ、じゃあ・・・
具合の悪い人はいますか。
「いませーーーーーん」
え~~~!これで聞くこと終わりだ。終わりです。
「スピーチ。昨日、私の父の誕生日だったので、パーティーを開きました。宇迦峰さんと牧玲さんと、阿三瀬さんと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
ポコの話長ーい!!!
「先生の話、松井先生お願いします」
「はい。えー、休み時間は、必ず外で遊ぶことと、三時間目のテスト中に転入生が来るということです。
名前は綾瀬月影さんで一組に入ります。女の子で結構ピュアらしいので、皆さん仲良くしてやってください。えー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
なんだってー!!!転入生は三時間目に。しかも、今日くるってーーーーー!?

せ、千ちゃん・・・?


 
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