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サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜

作者:ドリ男
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ヒカリ:「本当の戦いが、、、」




カツラ:「ふむ、、、。日程は
サントアンヌ号が出航する7月の下旬。
あと約2ヶ月じゃ、、、。
皆、それまでに色々と準備しなくてはのっ。
ポケモンを解放した時が宣戦布告じゃ」






ヒロシ:「、、サトシもそれでいいか?」




シルフとのぶつかり合いを知った
サトシは、、、






サトシ:「、、、あぁ!俺はいつでも
大丈夫だ!今度こそ、ポケモン達を
守ってみせる!」




ヒロシ:「ヒカリちゃんは?」





ヒカリ:「あたしだって!
前回凍結させられた仮を返してやるんだから!」




ヒロシ:「マリナさんも、大丈夫ですか?」




マリナ:「いいわよ。あたしは何だって」




前回のポケモン強奪作戦を境に、
皆は心に勇気を託していた。



ヒロシ:「良し!」




サトシ:「ヒロシ!早速準備に
取り掛かかろうぜ!、、、って言っても、
何からやればいいんだ?」




ヒロシ:「俺達が今やるのは
偽造パスポートの作成とポケモンを
解放する通路の確保」




カツラ:「通路の確保は時間がかかるのう」




サトシ:「通路はどこにするんだ?」





ヒロシ:「そうだね、、、。先ず、
ポケモン達が逃げる為の通路の確保だけど、
ヤマブキシティの施設から繋ぐルートは
トキワの森。あそこならポケモンが
一斉に出ても大丈夫な程の広さがある」




ヒカリ:「トキワの森かぁ、、。
水ポケモンはどうするの?」



ヒロシ:「水ポケモンは(あらかじ)
ボールに閉まっておこう。逃走する時間帯は
シルフの警備が緩くなる夜間。
警備員達を一掃(いっそう)した後、
孵化施設の元職員達に協力してもらって
一斉に逃げるんだ」



ヒカリ:「わかったわ」






ヒロシ:「ただ問題は、どうやって
穴を掘るか。、、、俺達が持っている
ポケモンで''あなをほる”を覚えている
ポケモンはサトシのカラカラだけ、、。
カラカラだけじゃ、ポケモン達が
一斉に逃げられるような穴を掘るには
ちょっと荷が重い、、、」



ヒカリ:「うーん、、、どうしよう、、」




ヒロシが問題にぶつかっていると、、、





サトシ:「、、いるじゃないか!
穴掘りの達人が!二人も!」




ヒロシ:「えっ?」



ヒカリ:「そんな人居たっけ?」





サトシ:「あぁ!」






サトシが挙げた穴掘りの達人とは、、、























コジロウ(電話):「地下通路を掘るマシン?」






サトシ(電話):「あぁ!ポケモン達が
大移動出来るくらいの広さの地下通路だ!」





コジロウ:「地下通路なんか
作ってどうすんだ?」



サトシが言っていた穴掘りの達人とは、
コジロウと、ムサシの事だった。
そして、サトシはコジロウに電話で
説明をした。






コジロウ:「なるほどっ。ついに
シルフとやり合うってか、、、」




サトシ:「あぁっ、、このまま
シルフに好き勝手な事されたら、
カントー地方が大変な事になるかも
知れないんだ」




コジロウ:「昨夜言ってた
カントー新時代計画か、、、よし!
作ってみるか!」




サトシ:「本当か!?」




コジロウ:「あぁ!穴掘りマシンなら
任せろ!昔お前らをハメる為に何回
穴を掘った事か、、、」




サトシ:「ははっ、、、そうだなっ」





コジロウ:「ちょっと時間が
かかるかも知れないが、
完成したら持って行くぞっ」





サトシ:「あぁ!宜しく頼むっ!」




サトシはコジロウに穴掘りマシンの
開発を頼んだ。





サトシ:「よし!これで大丈夫だ!」




ヒロシ:「じゃあ通路は大丈夫だね。
あとは偽造パスポートか、、」




カツラ:「ならわしが作ろう。
偽造パスポートが出来るまで君たちは
それぞれの準備をするんじゃ」





こうしてサトシ達は2ヶ月後の
戦いに備え準備する事となった。














 
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