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『justice//wrong』

作者:零那
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『Normalcy』



君は君を正常だと言い切る。
君は僕を異常だと言い切る。
僕は君が異常だと知ってる。
僕は僕が異常だと解ってる。

敵が沢山居る中で味方を捜すというのは困難極まりない。
現実に満たされたことなど無い。
満たされてしまえば微かな変化に気付かなくなる気がして。

何も信じれない。
それで良いのかもしれないとさえ思う。
光なんて求めない。
浄化なんてされない。

幻滅するだけで良い。
期待するだけ馬鹿を見る。
間抜けなまねはもううんざりだ。
何にも誰にも理解されないまま生かされてく。
そして最期の最期迄苦しみながら死んでくんだろう。

正しい事とされてることが本当に正しいのか。
正常だと言われてることが本当に正常なのか。

それは誰がどんな経緯で決めた?
それは誰がどんな想いで決めた?
それは誰がどんな意図で決めた?


 
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