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『チロの物語』

作者:零那
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『成長』



僕にとって
また寒い冬。
冬は嫌い!
でも子猫達は
元気に育ってる。

あれからは
僕の寝床で一緒に
寝食を共にし
面倒を見てた。

おっぱいは無理。
流那チャンが
ゴハンをくれてた。

そして子猫に
名前を付けた。
ナッツ、シュガー、ココア。
色に合わせた
食べものだった...
僕はチロで
良かった(笑)

流那チャンは子猫に
名前を呼んで
反応を見てる。

『シュガー♪綺麗な
白色やなぁ♪』

『ココア-♪
えぇ色やなぁ♪
チョコよりココアやな』

2匹とも素直に
反応していた。
名前に喜んでた。
気に入ったって。

『ナッツ-♪...ナッツ-♪
反応せんやぁん
キライなんかなぁ...
ん~...ナッツ...
あっ!マロン!!
マロン―っ♪
こっち見てやぁ~』

ナッツと呼ばれて
少し嫌がる子猫...
マロンと呼ばれて
渋々反応をする。

ナッツ改めマロンに決定。

此のマロン、多少
気難しい性格だ。
ヤンチャ盛りになり
近所の猫と
よく喧嘩をする。

シュガーは、綺麗な
白い体が汚れる迄
ずいぶんな探検を
して帰ってくる。

ココアは僕に似て
おとなしい。
派手に遊ぶのは
苦手らしい。
流那チャンに
抱かれてナデナデ
されるのが
1番好きみたいだ。

僕は最近
流那チャンに抱いて
貰ってないなぁ。


 
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