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『キズ痕』

作者:零那
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『他人と自分』



他人を羨む
他人を妬む
其処に
何の意味が
在るのか...
其処に
何が生まれる

誰が基準で普通
なんて決まる
誰が基準で正義
なんて決まる
誰が基準で悪と
決められる

誰かが言ってたよ
『暗い雲の上には
青空が隠れてる』
そう、綺麗な綺麗事

それでもなんだか
希望がもてた
伸ばした手には
握ってくれる手が
在ったんだ、確かに

でも、残酷だけど
美しい正義も在る
其れを僕達は
知ってるから...

だから其の手は
握り返さなかったよ

僕達には暗い雲が
晴れゆく事が
もう二度と無いから
永遠に晴れ間は
ないんだって事を
解ってるから


 
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