ヨハンだがこんな状況を覆す
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変化と革新の嵐
前書き
漸く、アニメでいうセカンドシーズン終わりそうです。
ソレスタルビーイング。 プトレマイオス2
外には、グラハムと刹那。互いに機体に乗り外にいた。
そもそも、の発端。
アロウズとの戦闘が終わり。
通信には、グラハム・ミハエルが出ており、対象はプトレマイオス2及びガンダムマイスター達。
「救援、感謝するわ。あなたたちのお陰で、非戦闘員が死なずに済んだわ」
「ははっ!まぁ、グラハムが行くってね」
「私は、私が望む事をした迄だ」
「それでもさ、俺らにとっちゃ貴重な増援さ」
そこで、一旦言葉は途切れる。
何故なら、映像が流れ始めたからだ。
それを見終わった各員は、議論を始める。
だが事前に知っていた二人。ミハエルは艦への搭乗を希望した。
そして、グラハムは
「私は、少年との一騎打ちを所望する」
「「!!」」
CBクルーは驚く。アレルヤはグラハムに対し、その行動は今無意味だと主張するが
「無意味ではない。かつて、私は少年、引いてはガンダムを超えようとした。
だが、ヨハンが言っていたのだ。私が少年を超えようとするのと同じく、少年も私を超えようとしていると。
だからこそ、変化と革新をしようとしている、今の少年との勝負によって
少年は私を超えたのか。私は少年を超えたのかを確かめたいのだ。
この行動は、ヨハンから了承を得ている、後は少年。君次第だ…」
刹那とFFに所属するもの以外は、怪訝な顔をするが。刹那は深く考えていた。
(あの男の行っていた、変化と革新。それが俺にあるのなら…
イオリアの求めていた物…、その答えを……)
「わかった」 「「刹那?」」
「ラッセ、機体の制御はこちらでやる」
「おいおい、まじかよ」 「あの男と戦えば、何かが分かる様な気がする」
刹那の言葉に、笑みを浮かべるグラハム。
彼は強さを求めていた。そんな折にヨハン達と出会い、別の強さを見た。
ならば少年の強さの根源は?一度負けた自分。ならば、それを知る、その必要があると、グラハムは考えていたのだ。
「はぁ~、わかったわ。でも私達は、地球に向かわなければならないわ」
「だから、戦闘をしながらでもいいわ。FFと合流して頂戴」
「了解」 「承知した」
ビームサーベルを出し、ダブルオーと対峙する。
「ウィングフラッグ グラハム・エーカー」
「ダブルオーライザー 刹那・F・セイエイ」
ウィングフラッグは粒子の生成速度があがり、光の放出が加速する。
方や、ダブルオーライザーもトランザムの状態に入る。
「いざ、参る!」
「出撃する!」
水色の粒子と紫の粒子は、ぶつかり合いながら地球に展開しているFFの母艦に向け。
ドッグファイトを始めた。
「ウォオオオオオ!!」
「ヌゥウウォオオ!!」
加速する、粒子。まばゆい光弾のごとき塊は、光を撒きながら戦闘をする。
リジェネ。リジェッタ。リボンズには向かうイノベイドである彼、彼女は
その様子を、光学望遠によって見ていた。
リジェネの周りには、王留美とその兄の遺体があった。
もはや、リボンズ。CBとFFにしてみれば邪魔な存在である彼女たちは、リボンズから抹殺指令が下っており
殺された。「私は、新しい世界で自分の人生を…」等とバカな妄言を吐いていたが、生き残ってもそんなものはない。
「遂に、真の覚醒が始まったか。刹那・F・セイエイ…」
リジェネはその場を後にした。
王家の当主と付き人は、宇宙の片隅でひっそりと命を落とし、遺体も抹消された。
―――――――――――――――――
アロウズ艦隊
「独立治安維持部隊アロウズは、全戦力をもってソレスタルビーイング・自由なる炎の殲滅作戦を敢行する。
反政府勢力の最後の砦である彼らを打ち倒し、統一世界を、真の平和を勝ち取るのだ。諸君らの奮起に期待する」
ホーマー・カタギリが連行される前に録画した映像が全艦隊に流れていた。
総大将はアーバ・リント元少佐。
彼はグッドマン准将が戦死したのちに流れ始めた、「尿漏れ」 「根性無し」
等の蔑称を故意に広めた人物である。
リントは内心ほくそ笑んでいた。
艦隊数約50、そして250以上のMS。
(完璧ですよ、あとはじっくり彼らを殲滅するだけ。残念でしたね、あそこがバッドな准尉。ブッフwww)
同類をバカにするリントも小物である。
確かに数では、優っているが反連邦派は軍人気質な者が多い集団である。
質は高く、志も高い人間である。
だがアロウズは人員を湯水のように使う部隊。
質は一定ではないし、性根の腐った者も多い。
さて、そんなアロウズの背後にいるイノベイド首魁たるリボンズは
「ついに審判が下される。純粋種として覚醒した刹那・F・セイエイ、枠を超えた存在であるヨハン・ゾルダーク達か、
僕たちか……そのどちらかが、人類の行く末を決める。それでいい…」
彼の眼中にいるアロウズ等、肉壁のような物である。
そして、リボンズのいるソレスタルビーイング号は、月の傍からは動いていなかった。
何故なら、既にばれているのであれば。隠しても意味はない。なら惜しみなく投入して勝った方がいいのである。
「おう、大将。俺らはどうすんだ?」
呼びかけたサーシェスと背後に複数名の人影。
「君たちは切り札さ。アロウズには精々、彼らを消耗させてもらおうじゃないか」
「あいよ」
―――――――――――――――――――――――
そんな会話がなされている、アロウズの敵たるFFと反連邦軍。
「は~すっげぇな、この機械。お前らいっぱい、いるんだろ?」
兵士たちを代表して、コーラサワーが目の前のタチハロ達と話していた。
「そうだよ~!でも機械と、ただ一概には読んでほしくないな」
「そうそう、僕らはタチハロっていう、人間でいう種族名があるんだよ」
「機械にも愛を~!」
そんなタチハロに兵士たちは笑い合いながら、すまねぇな!と言いながら仲睦まじく過ごしていた。
タチハロの隊長たるヨハン。彼の目の前にはカティ・マネキンがいた。
「まさか、何年か前に言われた通りになるとわな」
「俺は嘘は言わないからな。それでどうして…」
ヨハンとカティの周りは寝室であり、酒が置かれているだけである。
「こうなってるんだ?」
「いや何、リーサが言っていたがヨハンは凄いとな」
それを聞いたヨハンは、恥ずかしさで身もだえていた。
まさか性事情を知られているとわ…。
「それと、激しい戦闘をすると欲求が高まるそうだな」
そう、ヨハンは小さな戦闘なら欲も小さく、理性で大人しくさせる事は可能だが
気持ちが昂る、大きい戦闘を行ったあとが大変なのである。
何となく、この後のセリフに気が付くヨハンだが、居住まいを正し続きを聞く。
「私もそういった欲はある。それに年々欲求が高まってな…。それにヨハンは好ましい存在だ。」
赤く頬が染まり、恥ずかし気にするカティ。
結論を言えば、ヨハンは両方を味わいました。軍では、女性士官も性欲解消のために……。まぁ在ったりする様だが。
二人とも気持ちよくなった事後に通信があり、リーサと話すのだが。女性同士で既に共有財産かする事にしたらしい。
リーサとカティは以外に逞しかった。艶々のカティを見たリーサはちょっと羨まし気だったが…。
後書き
ヨハンはどっかの神話の獣みたいに何日間も…とかはありませんが
適度に発散しないと、きつい事は事実です。
カティも性欲はあるしね。いい男は欲しいよね。
さすがに詳細なエロ描写は無理です。作者技量がないため。
兵士たちとタチハロ…。機動六課のデカイバージョンみたいですな。
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